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2004.02.15

2004/02のコミックビーム

コミックビームを出しているエンターブレインが角川グループに買収されたことを書いた

んで、今月発売のコミックビームは創刊100号だった。スピリッツ本誌より注目のIKKI編集らがお祝いのコメントを寄せている。そして、巻末にO村(編集長)の言葉が出ていた。買収にはびっくりしたけど、みんな落ち着いてる、もっとすごい事件があったんでベスト10にも入らないくらいだ、長期的には影響があるだろうけど、3〜4年くらいの短期的なスパンなら大きな影響はないだろう、角川さんも出版人だし、といった趣旨のコメントが出ていた。
まぁあれだ。とりあえず100号出たし、めでたい、ということだな。今後もがむばっていただきたいです。

「エマ」は今後の展開がいよいよ明確になって、むしろ「どう料理するよ」という状況。ヴィクトリアン・コミックというジャンルができつつある今(ん?)、この作品の行方は大きいぞ。
福島聡「少年少女」、いよいよ次号で完結とか。確かにそろそろそういう時期かもしれない。
ところで、やはり注目は志村貴子「放浪息子」。こういう感じ、あった、あった。と思ったりする。今月の修学旅行なども。

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コメント

こんにちは。
私も角川とエンターブレイン両方のマンガ雑誌を講読しているので、買収は気になってます。
実際のところ、角川のマンガ部門の業績はあまり良くないと思いますから、私はむしろこれを機にエンターブレインのマンガ雑誌編集のやり方を勉強してくれればいいなあと勝手に期待しています。
ビームも角川の販売網に乗せてもう少し手に入り易くなれば言うことないです。

投稿: 鳥子 | 2004.02.17 00:22

こんちは。つーか、おばんです。(あんた誰や>自分) ひさしぶりですね。
コメント、ありがとう。同感ですわ。

角川で一番に思い浮かぶのが「ガンダム・エース」だったりします。安彦さんの絵はうれしいし、トニーたけざきのギャグもいいんだけど。
再生産じゃなくて、新しいもんを読みたい。つー向きには、今の角川の路線はいまいちだろうし。ケロロ軍曹もおもしろいけど、もう一つ何かほしいですよね。

でも、もしも角川がほしがってるのがファミ通系メディアだけだった、なんてぇのは目も当てられんわけで、そういうのはよしてくれよ、と思ってるわけです。はい。
アフタヌーンとも青林工藝社とも違う路線の雑誌として、いい感じにビームはやってきてるわけで、がんばってほしいよなぁ。

投稿: kenken | 2004.02.17 00:50

角川はメディアミックスの一環としてゲーム系雑誌が欲しかったというのは本当っぽいですよねー。
ところで、最近の面白いマンガ雑誌というとIKKIは外せないかもしれません。他誌で育った作家を引き抜くやり方は抵抗ありますけど、この人を連れてくるか!というマニアな作家選択に、編集部のマンガ好きっぷりを感じます。

投稿: 鳥子 | 2004.02.18 00:00

IKKI、実はていねいに連載をチェックしていないっす。ただ、ラインナップを見ると「よくそろえるなぁ」と思う、鳥子さんのいうように。他誌で出て来た人を引っ張って来たかな、とは思うけど。
でも、ここの編集部はきっと、いまはこうやりながら、自分たちと一緒に育つ才能を出そうとしてるように思える。そう思わせる雑誌って、あんまり多くないし。だから、ビームに「100号おめでとう」と寄せたんだと思うわけっす。

投稿: kenken | 2004.02.21 23:13

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