« ココログのメンテ、一区切りか | トップページ | 夏至に台風 »

2004.06.20

小学校6年の頃

ここんとこ、よく晴れる。ほんとに梅雨なのか? 雨が苦手な私はうれしいけど。
さわやかな風が吹く日と、ねっとり湿気た風が吹く日が交互にやってきたりするもんで、身体が毛穴を広げるべきかどうか、戸惑っている。

***

 ・佐世保女児死亡事件(アサヒ・コム)
 ・佐世保・小6死亡(YOMIURI ON-LINE)

痛ましい。死亡した女子のご冥福を祈るとともに、被害者のご親族の平安を祈念する。また、加害者となった女子の反省と真の意味での回復も。
この事件が起きて、世間の反応がネットから子どもを救うには?という論調になってみたり、それはいきすぎだという人々が出たり。

気になるのは、年齢が小学校6年ということ。この頃のことを思い出しても、私はあまりいい思い出が出てこない。周囲の人々にたずねてみるが、そういうケースは意外に多く、自分だけじゃないんだと思った。
本格的な思春期を前にして、多くの子が自分の中で動き出したパワーの前に突き動かされたり、たじろいだりしていた。ちょっとしたことでひどく傷ついたり、突出してきた言葉や腕力をとにかく誰か身近にぶつけてみたり。
私がとりあげてきた(2/153/164/205/20)志村貴子のマンガ「放浪息子」は、こういう側面を切り取って描かれている。

それでも、これまで学校の中で女子が同級生を刺してしまうような事件に発展しなかったのは、どうしてなんだろうか。単に映画やネットの刺激が大きかった大きくなったからか。私が子どもの頃だって、級友勢力同士の誹謗中傷合戦などひどく醜いことはたくさんあったし、中学生になればカッターやかみそりを出す子だっていたぞ。
思うに、大人たちのほうに、出来事に対する耐性が弱まっているんじゃなかろうか。イラク人質事件、小泉首相2度目の訪問についてコメントした拉致家族の会などへの、極端な世間の反応を見ると、大人が感情的になって右往左往し、子どもがその空気を吸っているから安定しないようにさえ思えてしまう。
じゃぁどうすりゃいいかといえば、一朝一夕にやれることはないんであるが、少なくとも大人と呼べる年齢に達している人々は、今後の世の中のためにも、バタバタと延髄反射的情念反応を繰り返すのは思いとどまったほうがいい。
とはいえ、いまは政治家が、論理より情動操作に適した言説を多用する世の中なんだよなぁ。こういう時代はきっと、一呼吸おいて、深く息を吐いて・吸って、腹を落ち着けてから、頭を使うほうがいいのかもしれない。

|

« ココログのメンテ、一区切りか | トップページ | 夏至に台風 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16751/800908

この記事へのトラックバック一覧です: 小学校6年の頃:

« ココログのメンテ、一区切りか | トップページ | 夏至に台風 »