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2004.07.24

青山ブックセンター閉店関連の続報

青山ブックセンター閉店にからんで、再びトラックバックいただいてます。ありがとうございます。

ART LAB OVAさんの記事

「お金は、きちんと考えて、使うべきところに使わなければ、お金で買えないような大事なものをなくしてしまうこともある。

そんな簡単な社会のしくみを大好きだったお店を失ったときに気付くものだったりする。」


このあたり、続報を読んでいるといろんなことを思ったりします。後で触れますが、毎日新聞の報道では、書店の経営はそんなにひどい状況ではなかったように書かれていますし。

また、Living Your Styleさんも2つめの記事。ABCが閉店に至った理由を分析されています。
もう一つ考えられる事は「個性的な品揃えの店舗は、現在の書籍流通の仕組みの中ではリスクが大きくなる」。もともと本はどこで買っても同じになるような商売(再販制)をとっていますから、積極的に品揃えを差別化しようとすると、取次から来る配本以外の仕入れをするわけです。注文中心にするところまではいかなかったと思いますが、通常の本屋よりリスクが大きくなる面は否めないと思います。
それが本当にABCの経営を圧迫していたかは、わかりません。ただ、もしそうなら、今後はあまり期待できないということになってしまいます…

というわけで、続報を。(以下、ですます調をやめて、いつもの調子に戻します。)

***

新文化のWebニュースフラッシュ(7/23)、及びYahooのエンターテイメントニュース(共同通信発、7/23)によると、新宿ルミネ1・2のABC跡地には、ブックファースト(以下Book 1st)が入るとのこと。
そうっすか、あおい書店かBook 1stのどっちかだろうとふんでいたら、やはりそうなった。
Book 1stは渋谷にも大きな店舗がある。京都の駸々堂書店の後もここ。ルミネで洋服を見て回った後で寄るなら、むしろ便利と思う人が増えるかもしれないね。

毎日新聞には以下のような報道が。

破産申し立ての青山ブックセンターに支援の輪(7/23、東京版夕刊)

ABCの経営母体が、他の事業で失敗して、結果的にABCもなくなったということらしい。ABC自体は健全経営だったという。これが本当なら、通常の本屋よりリスクが高くなりそうな独自の品揃え自体は、否定されるものではなかったらしい。本当なら素直にうれしい。
(すると、取次に金を払っていなかったのは、書店の収入が他に消えていたということか?)

編集者や作家の署名活動も始まっているという。もう事業自体を完全にたたむ方向のようだし、復活までは一筋縄ではいかないだろうが、六本木と青山だけでもどうにかならんもんかな。

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