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2004.08.19

AppleがiPodで読書提唱?

もう秋か?」なんて書いたら、途端に関東だけ晴れて、酷暑である。四国はたいへんなようである、もう被害が広がらないといいんだけど。それより、朝日新聞の夕刊。東京の打ち水作戦より、四国の状況のほうが、記事の優先順位が上じゃないのか?

それはさておき。アップルコンピューターは、メールおよびWebで「Apple eNews」を刊行している。まぁ販促用ではあるが、OSや標準アプリのアップデート、セキュリティ・アップデートの情報なども入っているので、知っておいて損はない。
Apple eNews August 17, 2004では、ご存知ですか?New iPodならではの便利な機能に、おやと思った。

電話がかかってきた時、停止ボタンを探して押すより、イヤフォンをジャックから抜けば再生が止まる方が直感的だし、新しいiPodはそうなってるよ、というくだりじゃない。
その先の、テキスト表示機能があるから、青空文庫から落とした小説を読みながら、音楽も聴けますよ、というところ。

これが出てきたのは、CNET Japanのブログで有名な梅田氏の記事や、有名無名の様々なブログや日記で「いいテキストビューアがあればなぁ」なんて話があるからだろうか。テキストファイル表示機能は以前のiPodからあったものだし、いま注目するのは世間であれこれいわれているからではないかと思ってしまう。
でもね、iPodの小さな画面じゃぁなぁ、縦書き表示もできないし(8/7の記事参照のこと)。

そうはいっても、携帯電話で読書をする層がいるということを考えれば、iPodの画面で読書をするのもありかもしれん。青空文庫は著作権が切れた、あるいは著者が掲載を許可したテキストが集められている(つまり古典は結構手に入る)。逆に、現在の人気作はない。断っておきますが、青空文庫のテキスト群を読むだけでも相当におもしろいです。ただ、読み手を限定しそうだな、と。
あ、電車男などを読むにはいいのかもしれんな。
話がそれた。AppleがiTunes Book Storeとか開いて、著作権管理機能付きテキストなんてものを販売し出したら、どうなるだろうか。そもそもApple自身が読書データの販売に興味を示さなければ、実現もしないわけなんだがね、やったら意外に興味を持つ会社もあるかもしれんね。

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