« 驚きの連続 | トップページ | 20世紀後半を奏でた人々の逝去・2 »

2004.12.29

電脳系の出来事2004年

本でインパクトのあった1冊は12月23日に挙げた。
電脳系はといえば、インパクトのあるニュースが多かったかもしれない。

iPodの大ヒット。HDDレコーダの普及。PCだけじゃなく、家電のためのハードディスクの需要が大幅に増えたこと。
その一方で、PC関係のニュースが減り始め、Intelが不調に陥ったこと。
サービス指向アーキテクチャを推進しているIBMが、PC事業を中国のLenovoに売却したこと。
Sun MicrosystemsとMicrosoftが和解したこと。
MicrosoftがWindows XP SP2で難産(?)になった上、リリース後もセキュリティ問題を指摘され続けていること(Longhornで根本的に解決するんだとMSが話しているのは承知だが)。
年末にNitendo DSとPSPが激突したこと(もっともターゲットは全然別だから、好きな人は両方買うだろうけど。大人買いの基本ですな。オレは買わないよ、ゲームのコアなファンじゃないもん)。
携帯電話の周波数帯域ブン捕り合戦が勃発したこと。

しかし、個人的に一番強く感じたことは。
アキバの表通りの変貌だ。
ヤマギワソフト館が火事になり、ショックが大きかったこともある。閉まっていたゲームやPC系店舗に、カフェなどが入ったこともある。また、でっかいビルが建設中で、ヨドバシカメラが将来出店するということもある。
変わってゲームソフトやアダルトDVDの店が目立つようになってきた。
ドンキホーテがいつの間にかとけ込んでいる。
秋葉原電気街の最後の聖域だったPCパーツが、前のように売れなくなってきた。
アキバならではというのは、じつはエロゲーだったり、コスプレ喫茶だったりする。
もはやコスプレでのチラシ配りは当たり前だしね。

末広町寄り、モスバーガーの真ん前のビルに、萌え系イラストの看板があって、
それは、これ(アキバBlog記事)だった。
この手のことにはたいがいびっくりしないでもあんまりおどろかないオレも、ちょっと引いた。

その昔ウケた、高橋留美子の「めぞん一刻」で、響子さんと五代君の進展のない話。
こりゃーもうー、ほんとに遠い過去なんだろな。

アキバはとっくに電気街・電脳の街ではなくなりつつあるのだが、それが目抜き通りに溢れ出した年、として歴史には刻まれるであろう。
(なんかナウシカの「腐海が溢れる」みたいな表現だな。)

それにね、開発の現場でも、基礎的な技術は誰かエライ人が作ってくれるんで、先人には敬意を払いつつも、うまいツールを利用して小金を稼ぎたい、という欲求のほうが強くなっているみたいだ。

来年は、1990年代半ばから続いた路線からの変化が、もっとはっきり見える年になるのかどうか。
ま、今年の一番の話題は、コンピュータそのものよりも、その周りの使われ方にスポットが当たりまくった年、ということで。

|

« 驚きの連続 | トップページ | 20世紀後半を奏でた人々の逝去・2 »

コメント

Kenkenさん、こんばんは。
今年もよろしくお願いいたします。

>それは、これ(アキバBlog記事)だった。
>この手のことにはたいがいびっくりしないでもあんまりおどろかないオレも、ちょっと引いた。

私も「これ」には(かなり・爆)引きました。
正直、「これ」を当前のものと思わない感性を、自分は一応持っていたことに、安心(?)を感じたと言いますか。。

私、実は最近まで、アキバ系アキバ系ってよく聞く割に何のことだかよく分からず、どんなものだろうと思っていたのですが、最近ネットなどでの情報で大体どんな感じなのかは、分かってきました。

秋葉原という街が、特異な文化(文化という言葉が正しいかどうか分かりませんが)を持つ場所となっているのは、秋葉原に興味のない私でも感じるところであります。

個人的には興味もないし、今後も関わることはないでしょうが…(偉そうな意見ですみません、お恥ずかしい限りです~)。

投稿: coply | 2005.01.05 01:56

coplyさん、コメントありがとうございます。
それまでの、電脳以外のアキバ系というと、2次元の女の子が好きだったり、コスプレが好きだったり、妹萌え(この場合、現実の妹ではなく脳内妹)だったり、脳内女性をフィギュア化したりとかで、あそこに踏み込むとは思っていなかったんで、私はちょっとひいた、というところですが…
アキバ系への予備知識や文脈が頭にないと、一気に氷点下まで下がって、宇宙の彼方に引く、かもしれんですね。

ただ、フィクションかどうかは別にして「電車男」のような話も出てくる世の中ですから。いろんなケースの、ほんのひとこまなので、あんまり大きくとらえなくてもだいじょうぶかと。

投稿: kenken | 2005.01.06 01:14

kenkenさん、
再度コメント付けて、すみませんです…(滝汗)。

>いろんなケースの、ほんのひとこまなので、あんまり大きくとらえなくてもだいじょうぶかと

そうですね。その通りですね。

実は上のコメントした後に、とても恥ずかしくなりました。無知のくせに、コメントを背伸びしてつなげようとしたからだと思います。

…それこそ、kenkenさん、みなさんに引かれたらどうしようかと(笑)。kenkenさんの優しさ溢れる対応に頭下がります。どうも失礼しました。

投稿: coply | 2005.01.08 00:58

間があいてしまいましたね、すみませんでした>coplyさん
そんなに気にしなくてもだいじょうぶと思いますよ。
おきらくに、おきらくに。(^o^)

投稿: kenken | 2005.01.10 00:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16751/2411709

この記事へのトラックバック一覧です: 電脳系の出来事2004年:

« 驚きの連続 | トップページ | 20世紀後半を奏でた人々の逝去・2 »