« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »

2004.12.31

祈り

静かな夜。
胸に静かな光が灯る。
あちこちで灯る。
地に満ちるたくさんの灯。
それぞれの胸に静けさを。
それぞれの胸に暖かさを。

多くの笑顔が地にあふれますように。
Love and peace.

P.S. トラックバックをいただきました、慶川 流風蓮 ( よしかわ るふれ )さんへのお返しです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アフタヌーン2004年9月号~2005年2月号

さて、2004年もあとわずか。
やっとアフタヌーンだ。
7月25日発売の9月号から、12月25日発売の翌年2月号まで、半年分を一気に。

今年後半の話題はなんといっても、単行本2冊一挙刊行が話題になった岩明均「ヒストリエ」だろう。
これだけはまとまっていなくても10/2510/2611/28と3回、扱っている。
9月号までを単行本2冊に収録。10~11月号は休載とし、12月号から連載を再開。奴隷として買い手のついたエウメヌス。邸を出て行くときの12月号の慟哭は、港でエウメヌスを見送るカロン(エウメヌスが邸の子として育てられた頃の付き人、奴隷にされてからは同室)の、1月号の涙でさらに衝撃が広がる。こういう心理を描かせると、岩明氏は天下一品だねぇ。
2月号からは船の中。非常にあやしい買い手と、妙にチンチクリンの服を着ている売られた先の奴隷達。妙な気配を嗅ぎ取っているエウメネスを待ち構えていたのは、奴隷達の反乱だった…あとはもう、本誌を読んでちょーだい。武力騒ぎは起きないのに、ざっくりとした冷たい描写。またも岩明節。
この息の長い連載の開花をきちんと待ったアフタヌーンは、ぜひ連載を最後まで、責任を持ってまっとうしていただきたい。
というわけで、やっと、はじとみさんのトラックバックにお返しいたします。

***

さて、連載の最中になんとなくテンションのアップダウンがあるものだが、不思議に話のつなぎの回さえもゆるみに見えないひぐちアサ「おおきく振りかぶって」
おもしろい、ほんとにおもしろい。スポーツが苦手な私(スポーツマンガは読むけど)がいうんだから、まちがいない。(なんだそりゃ?)

続きを読む "アフタヌーン2004年9月号~2005年2月号"

| | コメント (4) | トラックバック (1)

また雪だー

朝、暗かったせいか、少し起きるのが遅くなった。前日の太陽光線の強さ、空の青さから一転、どんよりしている。
やがて雪になってきた。見る見るうちに大雪になった。
夕方、買い物に出ると、4〜5cmは積もっていたんじゃないか。歩いているうちに雨になり、道がグチャグチャだ。
食料の買い出しを済ませて荷を家に置き、身軽になってから本屋に行こうと思っていた。が、ひどく歩きにくい。食料を家に置くと、外出する気力は失せていた。

それにしても寒い。明日の朝は凍っているだろう。
皆様、気をつけて、よい元旦を迎えましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

20世紀後半を奏でた人々の逝去・2

10/25に同じタイトルのエントリーを書いたけど。

12/30、スーザン・ソンタグ氏の逝去記事あり(アサヒ・コムの記事)。
9月にエドワード・サイード氏も逝去された。(ちなみに、12/8発売の新潮新年号には、サイード氏と大江氏の特別原稿あり。)
ちょっと違う視点を当てる論客、しかも広く様々な分野に、という方がいきなり二人、世を去った。これは後々ボディブローのようにきいてくるんじゃないのか。

原卓也氏(ロシア文学研究)、白井浩司氏(フランス文学研究)の訃報もあった。
12/26には石垣りん氏(詩人)も逝去された(アサヒ・コムの記事)。

半藤一利氏の「昭和史」が注目された年でもあったな。
「戦争が遺したもの 鶴見俊輔に戦後世代が聞く」(鶴見俊輔・上野千鶴子・小熊英二、新揚社新曜社)をかみしめつつ読む。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.29

電脳系の出来事2004年

本でインパクトのあった1冊は12月23日に挙げた。
電脳系はといえば、インパクトのあるニュースが多かったかもしれない。

iPodの大ヒット。HDDレコーダの普及。PCだけじゃなく、家電のためのハードディスクの需要が大幅に増えたこと。
その一方で、PC関係のニュースが減り始め、Intelが不調に陥ったこと。
サービス指向アーキテクチャを推進しているIBMが、PC事業を中国のLenovoに売却したこと。
Sun MicrosystemsとMicrosoftが和解したこと。
MicrosoftがWindows XP SP2で難産(?)になった上、リリース後もセキュリティ問題を指摘され続けていること(Longhornで根本的に解決するんだとMSが話しているのは承知だが)。
年末にNitendo DSとPSPが激突したこと(もっともターゲットは全然別だから、好きな人は両方買うだろうけど。大人買いの基本ですな。オレは買わないよ、ゲームのコアなファンじゃないもん)。
携帯電話の周波数帯域ブン捕り合戦が勃発したこと。

しかし、個人的に一番強く感じたことは。
アキバの表通りの変貌だ。
ヤマギワソフト館が火事になり、ショックが大きかったこともある。閉まっていたゲームやPC系店舗に、カフェなどが入ったこともある。また、でっかいビルが建設中で、ヨドバシカメラが将来出店するということもある。
変わってゲームソフトやアダルトDVDの店が目立つようになってきた。
ドンキホーテがいつの間にかとけ込んでいる。
秋葉原電気街の最後の聖域だったPCパーツが、前のように売れなくなってきた。
アキバならではというのは、じつはエロゲーだったり、コスプレ喫茶だったりする。
もはやコスプレでのチラシ配りは当たり前だしね。

末広町寄り、モスバーガーの真ん前のビルに、萌え系イラストの看板があって、
それは、これ(アキバBlog記事)だった。
この手のことにはたいがいびっくりしないでもあんまりおどろかないオレも、ちょっと引いた。

その昔ウケた、高橋留美子の「めぞん一刻」で、響子さんと五代君の進展のない話。
こりゃーもうー、ほんとに遠い過去なんだろな。

アキバはとっくに電気街・電脳の街ではなくなりつつあるのだが、それが目抜き通りに溢れ出した年、として歴史には刻まれるであろう。
(なんかナウシカの「腐海が溢れる」みたいな表現だな。)

それにね、開発の現場でも、基礎的な技術は誰かエライ人が作ってくれるんで、先人には敬意を払いつつも、うまいツールを利用して小金を稼ぎたい、という欲求のほうが強くなっているみたいだ。

来年は、1990年代半ばから続いた路線からの変化が、もっとはっきり見える年になるのかどうか。
ま、今年の一番の話題は、コンピュータそのものよりも、その周りの使われ方にスポットが当たりまくった年、ということで。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

驚きの連続

クリスマスは月がまん丸できれいだななどと思っていたら。

26日はスマトラ沖の大地震(ソースはアサヒ・コム、以下同様)。
とてつもない津波。
地震波が地球を3周した(ソース)とか、ほとんど津波に流されてしまったカール・ニコバル島(ソース)とか、南極でも津波が観測された(ソース)とか。
亡くなられた方々には謹んでご冥福を祈念します。また生き残られた方々には援助が迅速に届きますように。
ていうか、ODAの予算をこっちに回すべきじゃないのか、日本は。

28日は新潟中越でまた余震(ソース)。
上越新幹線がやっと再開した直後。

29日は関東で初雪(ソース)。
朝、みぞれまじりで「前日の予報、あたったな」などと思っていた。
しばらくして外が白っぽいのでびっくり。
牡丹雪が降り積もっていく。
道理で全然気温が上がらないわけだ。
銀行がガラガラだった。

さすがに夕刻は雨まじりになり、やがて止んだ。
そして、夜は氷漬け。
やっぱり部屋の温度が上がっていかない。

ここ数日、睡眠が浅いせいか、昼間も眠い。
身体が地球の震えを感じ取ってるんだろうか、などと思ったりする。(んなおおげさな。)

こんなことを心配している場合じゃないんだが、ジャワコーヒーを扱っている人々は別の意味で大騒ぎなんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.12.25

葛根湯は効きますか?

寒いというより「ちべたい」クリスマスの東京。
もうすぐ満月、空に高々とあがってる。
歩いてると、鼻が冷たくなってくる。

猫、発見。お腹の肉、タプタプ。
焼き肉屋の前に林立する自転車にもぐりこんだ。
と、タイヤのにおいを、一本ずつ丁寧に嗅いでいく。
時々前のタイヤに戻って、嗅ぎ比べてる。
猫って、自動車や自転車のにおいを嗅ぐの、好きだよね。

***

昨夜、風邪っぽかったんで、自家製葛根湯。
吉野葛に砂糖を加え、水で少し馴染ませてから、熱湯で溶く。
そして、おろし生姜を混ぜる。
そんだけ。
ほんとの初期段階なら、効きます。翌日にはなんとかなってました。

どうも、市販の葛根湯は効かない。
頭が痛くて気持ち悪いまま、翌日はひどくなってしまう。
カコナールでも、カネボウその他の葛根湯でも同じ。
だけど、自分の家で葛湯を飲んで、効果を実感できた。
なんで、市販の葛根湯は効かないんだろう。葛以外に入ってるものが、私の身体に合わないんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.23

アフターダークのトラックバックへ・2

D氏よりトラックバックをいただきました。記事が遅くなりました。

まさにターゲットとなる年齢の方から送られた読後感、楽しく読みました。

***

やはり村上春樹氏の作品は、ひとつ読むと次から次へと読もうとさせる何かがありますね。

また、彼の作品は音楽が重要な位置を占めていますね。
言葉と、重層構造の物語と、音楽と、登場人物の名や響きと、そんないくつもの要素が響き合いながら、小説世界が広がっていく。

作品を次から次へと読みながら、決してリアルタイムに追いかけているわけではない音楽や響きに対して、今の大学生がどういう印象を持つものか。(私も村上氏より下の世代ではありますが、デビューをはっきり覚えているほどのオジサンではありますから。)
また気が向いてきたら、触れてみてくださるとうれしいですね。

と、コメントのような記事になりました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年のベストワン?

こうして本だのマンガだのの話題に触れていると、2004年のベストワンみたいなもの、あるいは十大ニュースみたいなことにも触れてみようかという考えが、一瞬かすめていった
が、やめた。
そんなことを書きたいわけじゃない。それに、たとえば音楽でどの曲を聴きたいかが気分で異なるように、読む本だって読みたいときとそうでないときがあるものだし。

ただ、今年気になってならない小説、というのはある。
笙野頼子「金毘羅」。
ベストワンとかいうものと違う。けど、すごく気になる。
小説というものの自由を、こんなに感じさせてくれたものはなかった。
こんなに打たれたのは、水村美苗「本格小説」以来。

小川洋子のようなバカ売れはないかもしれない。読んで気分が良くなる、といったものでもない。
だけど、小説を読む際に、単に話を読んで教訓や情報を得るだけでなく、人間や社会を無意識のうちに規定する深い層までとらえようと思う人には、注目に値する本。
というわけで、未読ならぜひどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

猫、とけてます

朝晩は冷え込む。さすが冬至。
だけど、日中は気温が上がる。午前11時を過ぎると特に。

そんな時、猫は日向に出る。近所の猫だまりも同様。
身づくろい・毛づくろいをする。
ほっとすると日に向かう。向日性と呼びたくなるくらい、太陽に向かう。
そして、熱を帯びてとろける。

テロ〜〜ン。
まるでお餅。

***

夜、打ち合わせの帰り。ちょっと食事でも、となったのだが、どこもかしこもいっぱい。考えてみれば、休日前の夜で、あとはクリスマスと大掃除のような状況だから、実質は納会みたいなもの、どこでも一斉に人々が繰り出していた。
まっとうな食い物にありつけるはずが、結局ファミレスしかあいていなかった。

その夕食難民の最中、猫を数匹発見。
建物の影から影へ。
車の影から影へ。
ピューッと走っていく。

人間ならコートの襟を立てて、一目散に目的地へ向かうようで、ほんとに寒そう。
とりあえず、いい飯といい寝床にあたりますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

色をいじってみました

先日よりBlogのトップを画像にしましたが。
本日は見ての通り、クリスマス色。
期間限定(のつもり)。
たまにはこういうのもいいかと。

[付記] 12/26 am0時過ぎ、暖色系に戻しました。

***

それはいいんだけど、近所のマクドナルドがヘン。
音楽をクリスマス向けにしたのか、バッハのオルガン音楽を外に向けて流している。その近くにはゲーセンが大音量。
あー、頭がクラクラ、どっちかにしてくれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.22

冬至、群像新年号を少し

(加藤茶風に)
カボチャ、食ったか?
ゆず湯、入ったか?

冬至です。東京はそこそこ寒いです。
うちは今年、ゆず大豊作。いや、うちでとったんじゃなくて、いただきものにゆずがいっぱいあったんです。みなさん、ありがとー!

ちょっと何か書こうと思ったんですが、メールやら何やらで、なんだか時間がなくなってしまいました。眠い…

そうそう、「群像」新年号のエッセイに、中沢新一がまたおもしろいことを書いてます。
東京タワーの醸し出す空間が死者の空間であること、そしてここが昔から墓地、古墳であったことを遡る。縄文時代は江戸湾がフィヨルド状の複雑な地形であったこと。その半島というか、ミサキだった場に東京タワーが建っていること。さらに、東京の主要な電波塔は、こうした半島の突端あたりに存在すること。
こうした場は「サッ」という、ものごとの境界を表す言葉から「ミサキ」と名付けられ、重要な聖地だったという。こうした霊的感受性と、電波のアンテナという相関を、否定してしまうには惜しいものと思っているという。
これだけだと説得力はあまりないのだが、着想はおもしろいですね。今後展開するようなので、ちょっと注目。

もうひとつ。祝!庄野潤三、新連載(結構好き)。
タイトルは「星に願いを」。
今度は少し文章の密度が濃いでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.20

グーグーだって猫である・2

出たのは2002年の12月。第1巻はすぐに買ったのに、第2巻はなんとなく買いそびれていたら本屋であまり見かけなくなった。そのまま買うのを忘れていて、今年も押し詰まってからやっと買った。
そろそろ新しい巻が出てもおかしくない頃だから、思い出してよかった、と。
(何やってんだか>自分)

前半は作者自身の闘病記。後半は、保護したために増えていく自宅のネコたちの話。
大島弓子氏も、読んで育った人もみんな、おばさん・おじさんになっていくんだなぁ。オレもおじさんだし。
回復されて何よりだった。これが老いることなんだ、みたいなことばが一言も出てこないところがすてき。

ホームレスのおじさんが身近においていた皮膚病の猫を、通院させるといって引き離した。タマと名付けたその猫を暮らしに入れていく過程がすばらしいな。

今年は暑かったから、夏だったのか初秋だったのか、すでに記憶が曖昧な、とある日。
所用のために日比谷公園を突っ切っていた。ホームレスのおじさんが、段ボールを敷いて寛いでいる。脇には木漏れ日の中、洗濯したシャツがハンガーにひるがえっている。
その下に、猫がいた。まだ成猫になりきる前、やんちゃはしなくなってくるくらいの猫。すぐそばには餌皿代わりの小さなカンが用意されている。
瞑目して風をうける姿が哲学者のようなおじさん。その下で猫は、のびのび毛づくろい身づくろいをしてる。
猫は人の近くにいることで安心と食事を確保する。人は猫がネズミをとってくれる上、時々目にする姿を憎からず思う。実は犬より古いペットかもしれない。そんな説をそのまま視覚化したような光景。
大島氏が「公園に向かって一礼した」というコマから、明るい緑の中で時が止まったようなこの光景を思い出した。

第1巻に続いて、楽しく哀しい。いや「哀しい」が少し多めかな。

***

ところで、Amazonの検索結果には、レビューのところに「内容(「MARC」データベースより)」として、以下が掲載されていた。

グーグーをはじめとした猫たちとの生活を通して描かれる、喜怒哀楽や死生観。灌漑深く、心温まり、癒される。『本の旅人』等に掲載されたものを収録。

「灌漑深く」…
もちろん「感慨深く」。
Amazonの担当者が手入力していないとなれば、これがMARCに登録されているわけか…。
いや、人のことはいえませんな、気をつけよう…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.19

スパ王

えぇ、日清の、インスタントのスパゲッティの、スパ王です。
生まれて初めて食いました。
たまたま買ってみたんです、MEN'S スパ王とかいうなめた名前のヤツを。近所で安かったんです、出来心で買っちゃったんです。
時間がなかったんです、すぐに昼食をとって出かけなきゃいけなかったし。
湯で麺をほぐして、調味料や調理油をかければすぐ食えるみたいだったし。

蓋をあけて、なんだこりゃと思いました。
ビニールにくるまれた麺は、こりゃパスタじゃなさそうだぞと。
なんでこんなにいろいろ袋があるんだと。
開けちゃったし、お湯も沸いているし、時間もないし。

麺とかやくを出して、お湯をかけました。サラミとキャベツの乾涸びたのが、戻っていく。
それはいいけど、なんか油っぽい。
気を取り直して、麺をほぐしました。

湯を切って、調理油をかけます。
急にペペロンチーノの匂い。
ついで、なんかにんにくっぽいフレーバーの妙な粉末調味料。
えぇ、これを直接ぐりぐり混ぜるのか? 希釈しないのか? だいじょうぶか、この食い物?
最後、ふりかけの袋をあけて、麺の上にまき散らしました。
カチンカチンのにんにくチップ。妙に強いにおい。
これで出来上がりだそうです、説明書によれば。

クンクン。モグモグ。

なんだこりゃー!
これが人間の食いもんだというのかー!!
これのどこがパスタっちゅーんじゃ、責任者、出てこーい!!!

むぎゅむぎゅして、中華麺でもパスタでもない食感。
人間がそれっぽく感じるように、オリーヴオイルと唐辛子とニンニクの特徴だけを、妙にエッジを立たせたにおい。
暴力のように舌を打つ、粉末調味料。
たとえていうなら。
トランペットやヴァイオリンに似せたサンプラーの音色、とでも申しましょうか。害はないが、中身もない。ただひたすら空虚。

それでも2分後、容器は空っぽでした。
まことに人間は食欲に打ち勝てないものでございます。
しかし。胃が、どう消化してよいのか、戸惑っております。
あぁ…2度目はないでしょう…
お湯をかけるだけのカップヌードルのほうが、どんなに気が利いていることか。
こんなエサが売れているのでしょうか。だとすれば世も末です…売れていないから安くなったのだと思いたいです。

***

それにしても。
その日の夜は、いただきものの生ラーメンの賞味期限だったのです。
すいません、忘れていたんです、ここんとこ忙しかったし、宴会や忘年会も多かったし。んでも、捨てるわけにもいかないし。

なんだかおいしいとんこつ醤油ラーメンだというのですが。
これがまた、ダシが過剰にきいてて、しかもしょっぱい。
妙においしいというか、過激においしいというか、これはなんかエライもんが入ってるぞというか。
グルタミン酸で身体が重くならないといいんですが。
最近流行りのラーメンもそうですが、なんでこう過剰な味がいいんでしょう。

ていうか、なんで1日2回、こういう食事なんでしょう。
ていうか、なんで売ってる食品の多くがこんな味なんでしょうね。
しばらくこういうのはいいです…
でも、スパ王、あと1個ある。
捨てることはできん。どうしよう…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

赤ちゃんに見つめられる日

とある晴れた日。
少し離れた地下鉄に向かって歩いていた。静かでお屋敷のある住宅街はとても静か。冬なのにうらうらと照って、暖かい。あ〜気持ちいい、公園のベンチにでも行きたい!…いやいや、そんなわけにはいきません。
突然、鞄から音と振動。自販機の脇で立ち止まり、携帯電話を取り出す。仕事の連絡だった。
話していると、ベビーカーを押す親子が向かってくる。ベビーカーには赤ちゃん、そしてお母さんの脇に男の子が一人。
電話を切って、一歩自販機から離れると、男の子が大きな声で「えっとねぇ、ぼく、オレンジジュースだよ。いいでしょ?」とはしゃぎながら近づいてくる。
電話をしまった私がふと目を上げると、ベビーカーに座る子と目があった。

おやおや、こっちを見てる。
ニコリと返す。
特に笑うでもなく、緊張するでもなく、見ている。
通り過ぎても、ベビーカーから身を乗り出して後ろを向く。
母親は、上の子にジュースを買ってやろうと、財布を持って自販機に向かう。

まだこっちを見てる。
もう一度ニコリ。
手を振って、バイバイと心の中でいう。
あぁ、と口をあけている。
あらら。いかないで、なの? それともなにか?
しかたない、もう一度、今度は口を動かして、バイバイ。

少し進み出してから振り返った。
赤ちゃんは前を向いていた。

そんなこんなで、この日は3人の赤ちゃんがすれ違うたびに、私を見ていた。
大人は誰一人として目を向けない(ふつー、そうか)。社会の窓も開いていない、身なりにおかしなところもない(いや、赤ちゃんはそんなところは見ない)。

君たち、何が見えたんだい?
そんなにおもしろいもの、めずらしいものでも見えたのかい?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.12.18

コミックビーム'04年8月号〜'05年1月号

久々にマンガのはなし。8月号(7月12日発売)から翌新年号(12月11日発売)まで、書きそびれたまんま引っ張ってきた。
まぁ下半期の総集篇ってことで。

続きを読む "コミックビーム'04年8月号〜'05年1月号"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.15

オレンジを追う三日月

夕刻から風が冷たくなってきた。ほんのりとした夕焼け。色が淡い。少し湿ってるのか。
その夕焼けを追うように、西の空に三日月。少し黄色っぽい。

1時間ほど経てもう一度西を見上げた。群青の空に、三日月がオレンジ色でそわそわしている。さっきの淡い夕焼けに染まり直して、追いかけていく。
冬の夕刻は速い。
なんだか師走だ。もうすぐ冬至だ。

連日、誰かと会って話をしている。
それでも今日は、久々にゆっくりと会食。こんなにゆったりした味わいは、ほんとうに久しくなかった。
ゆったりしつつも、来年への意欲。そうそう、こういうときこそ、前向きな気持ちになっていくんだ。
あともう少しがんばって、新鮮な気持ちで新年、節分、春節を迎えたいな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.14

IBMがPC事業を売ったのは

またまた、今頃になって少し前の記事に触れるけど。
IBMがPC事業を中国のLenovoに売却すると報じられたのは12/3。そして、正式発表されたのは12/8(CNET Japanの記事)。
当面(5年間)はThinkブランドを使えるそうだ。

IBMが売却したのは、単に低価格競争に突入しないという以上の意思を感じる。ハードディスク事業を日立との合弁会社として売却した頃には、結論が出ていたのかもしれない。

続きを読む "IBMがPC事業を売ったのは"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NISの動作って…

前項に絡むんだけど。
NAV(Norton Anti-Virus)/NIS(Norton InternetSecurity)も、ウィルスバスターも、ウィルス防御ツールとして広く使われている。
特に、NISは簡易ファイヤーウォールの機能が売りになっている。

広告ブロックはよくできているけど、びっくりもする。

続きを読む "NISの動作って…"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

12/12の本館情報

Studio KenKen本館の更新情報です。

京都ページ旅日記篇に、2003年夏の旅というページがあります。
ここには祇園祭の神輿洗と、圓通寺の庭園の写真集を掲載しています。
そのサムネイルが見えないというお知らせをいただいて、調べてみました。

結局、Norton InternetSecurity(以下NIS)の広告ブロックが原因でした。NISの広告ブロックは、広告のバナーやリンクをHTML文書から取り除いてから、WebブラウザにHTML文書を渡しています。この時に、キーワードが広告だと認識されるもの(ディレクトリ名やサイト名がadなどを含む)を遮断する、画像サイズが広告バナーによくあるサイズなら遮断する、そしてWebブラウザに渡す、といった具合です。
写真集のサムネイルの画像が、こうした広告バナーと同じサイズということで、画像とリンクの両方が削除されていたことが、圓通寺等のサムネイルが一部のみ表示される原因でした。
(NISのログを見ると、サイズによる遮断が行われていることを確認した。)

この場合、画像サイズを変更するしかありません。サムネイルの画像を大きくしました。
なお、内容に変更はありません。

お知らせくださった方に、深く感謝するものです。改めてお礼申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.09

今頃になって文学フリマの雑感をば

11月14日に参加したイベントの感想を今頃というのもヘンだけど、やっとあの頃の気分が沈殿してきたので。
(既に11月14日の記事でファーストインプレッションには触れている。)

続きを読む "今頃になって文学フリマの雑感をば"

| | コメント (0) | トラックバック (2)

石丸元章「地下生活者たち」

次の月(2005年新年号)の文芸誌が出てきているけど、まだ全然読んでないんで、いまのうちに再び。

先日少し触れた、石丸元章「地下生活者たち」
この作品について、正直に言えばそれほどの衝撃はなかったと書いた。
なんでかな〜、と思っていた。

これだけを読む限りだと、いまひとつ「そうそう!」とワクワクしてこないんだ。
たとえば高橋源一郎の「さよならギャングたち」「さようなら、ギャングたち」や「ゴーストバスターズ」は、先行する作品達への愛、それはマンガだったり詩歌だったりブンガクだったりいろいろだけど、好きなものを取り上げているというワクワクがあった。そして、そこから離れなければならない哀しみもあった。
けれど、この作品にはそれがない。もちろん、そんなことはハナから狙ってないことは承知の上でだが、どうにも座りが悪いように思えてならない。
それが心からおもしろいとは言えない何かに、つながっていそうだ。

うーん…正月休みにでも「extasis(エクスタシス)」を読んでみてから、また考えよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.07

文芸誌の11月号〜12月号

忙しさをぬってチミチミ読んだ小説から。

群像11月号、大道珠貴「傷口にはウォッカ」、読み応えあり。
これはなんというか、醜女小説とでもいえばいいのだろうか。そんなの、読み心地はあまりよくないと感じる人がいるかもしれない。主人公は弟に特別な感情を抱いており、それを持て余しつつ、普段はまるで余生のような暮らしだ。ぱっと目を引く人が出てくるわけじゃない。セックスにまつわる話も、気持ちいいものはなく、興奮を誘うものもない。ぶっきらぼう。
でも、大道氏の小説らしく、人間関係の生々しさがある。子供(甥や姪)とのやりとりが、子に媚びず、また子も「わたし」に媚びてこない。中学以来の女友達である万葉との距離感も、少女時代の独特の力関係が鮮やかに立ち現れてくる。子供時代、あるいは少年少女時代の、力関係を満足させるような人間関係は、いい思い出になりにくい。淡々とぶっきらぼうに描くことで、それがちゃんと読物になる。だから大人になって、万葉の子供との交流なども通じて、力以外の何かがにじみ出している様子も見えてくる。
何より、存在感があるのかないのかよくわからない父。この人の暮らしぶりがあって、主人公の「わたし」があるのだなと妙に納得してしまう。
ちなみに、傷口にウォッカをかける比喩が文中に出てくる。それがこの作品イメージの核になっている。そして、セクシュアルなこと、人の関わりを上手にこなそうとはしない主人公の生き方に、響いている。というか、セクシュアルなことは究極の人間関係だし、それが自己実現するようにうまくいっちゃうなんて、悪い意味でのオハナシ。じゃぁ現実って、ナンなのか。大道氏の小説はそこをきちんと書く。
とにかく要約したくない小説。

その群像は12月号でも阿部和重「グランド・フィナーレ」という力作がある。
神町を舞台にしたこの作品は要約すれば、東京で教育用映画を撮っていた男が娘から引き離されたのは自業自得だったが、それを償う機会がこの神町で与えられる、ということになってしまう。
だけど、「ニッポニア・ニッポン」でトキ・センターを襲った男の家人が、この町から出て行かなければならない、というところがミソ。あの悲しい話を読み、引きこもりの男が成したことへの関わりを思うと、作家はあえて償いという陳腐なテーマを取り上げて、責任ということ、今の日本をどうするのか、ということを視野に据えていることがわかる。
後半の座りがちょっとよくないような気もしているが、神町を舞台にした大長編「シンセミア」をまだ読んでいないので、なんともいえない面もある。
とにかくこれも読み応えじゅうぶん。

群像12月号は岡崎祥久「ナラズモノの唄」も読ませるし、文學界12月号は福永信「座長と道化の登場」もちぐはぐな会話が妙にドキドキする。

だけど、もっと妙なのは文學界12月号に掲載された石丸元章「地下生活者たち」だろうな。
この一見フザケた、しかし小気味のいい文は、21世紀の高橋源一郎とでもいうのか? 随所に有名な作品の名が横溢する。おもしろいんだけど、正直にいえば「さよならギャングたち」「さようなら、ギャングたち」ほどの衝撃はなかった。
でも、今、これをやる意義はあると思うな。
そういえば、新潮の10月号に載った石丸氏の「extasis(エクスタシス)」、読んでいなかった。時間を見つけて読んでみようか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.06

12/05の本館情報

Studio KenKen本館の更新情報です。

本のご紹介・お申し込みページにて、「ちぃこの庭」および「オモイのタネ」の立ち読みデータを追加しました。ほんの一部ですけど、よろしければご覧ください。

(「ちぃこの庭」は、他の方に依頼してInDesignでレイアウトをしていただきました。そこから作ったPDFは、どうもMac OS X標準のプレビューだと正しく丸ゴシックフォントで表示されないようです、もちろん読むことは出来ますけど。AdobeのAcrobat Readerだと正しく表示されます。念のために補足しておきます。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JEdit X、使い始めた

少し前からJEdit Xを使い出した。
デフォルトがRTF形式になった(Rich Text FormatはMicrosoftが作った規格、Mac OS X付属のテキストエディットが標準形式として採用)。私はテキストエディタとして使いたいので、デフォルトをTEXT形式にする。
Cocoaアプリになったのは悪くない。画面もあっさりしていて、使いやすい。

けれど、フォントの選択に関しては、JEdit 4以前のほうが自然だったように思う。どうもCocoaのフォントパネルよりも、メニューから選べるほうが自然に感じるのだ。
ここだけが、ちょっと違和感あり。
Carbonアプリのほうが好きな人は、乗り換えない人もいるかもしれないね。
慣れるんだろうか? 全体的にはいい感じだと思っているし、もうちょっと使い込んでみることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なんで台風?

日曜日の明け方、あれ、明らかに台風だったよね。
風雨の音で、眠りから引き離された。でも、寝床につくのが遅かったので、目が開かない。けれど、意識は灯っている。
龍が身体をぶつけているんじゃないかと思わせる轟音。
つるべ落としのように、何度も畳み掛けてくる。
それが止んで雨の音だけになったと思っていると。
でっかい固まりがぶつかったような音とともに、家が響く。
(ほんとーにぶるぶると振動する。)

いまのところに住んで10年になるけど、台風の暴風雨圏通過だって、あんな雨風にあたったことはない。

どうか家がつぶれませんように、と願っているうちに、眠っていた。
目が覚めると、真っ青。ベランダがめちゃくちゃになっていた。
太陽のエネルギーが容赦なく肌を刺す。
9月か10月並みの陽気。光も秋の色。
フェーン現象だ。台風が続いた頃に台風一過にならず、今頃になって経験するとは。

あちこちで猫が虫干ししていた。
猫だまりの猫も同様。しかも、近所のお兄さんから餌をもらってご満悦だった。

でも、帰り道の夕焼けがあっさりと消えると、気温が下がっていった。まぁ12月の空気とは思えないけどね。
肩凝りの身には、暖かいのはラクなんだけど、気持ち悪いくらいあったかいつーのもなぁ。

ここんとこ、水分や塩分のバランスが崩れまくっているようなので、仕事の区切りがいいところで久々にまともな食事を作った。
オリーブオイルで玉ねぎと鶏肉を軽く炒めて、水を加える。人参や大根などの根菜類、セロリやしめじなどをコトコト。洋風スープ。粉末コンソメの類いは一切追加しない。オリーブオイルと塩、あとは具がダシになる。
外で買うおにぎりもなかなかおいしく食えなかったのに、自分で作ったものはちゃんと食えた。
明日の分もあるので、少し安心。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.05

12/04の本館情報

Studio KenKen本館の更新情報です。

本のご紹介・お申し込みページにて、告知を更新しました。
12/7頃に新しい振込用の口座が出来そうと予告していましたが、予定より早く開設通知が来たので、その通知です。送金手数料が70円と安くなりました。
また、これに伴い、お申し込みページの内容も更新しました(大きな変更はなく、郵便振替口座を使うことなどです)。

よろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.04

読物雑誌「エソラ」

「エソラ」本日創刊(講談社)。帰りに本屋で買う。
この名前、きっと「絵空」なんだろうな。

小説現代の特別編集ということで、一応エンターテイメント系という位置づけだろう。
内容は、小説と漫画。文字通りの読物雑誌。463ページまであるよ。分厚いんで、書店でもすぐわかるはず。
ラインナップは以下のごとし。

小説:
  伊坂幸太郎「魔王」(300枚)
  吉田修一「台北迷路」
  氷川透「あす死んだ人」
  渡部球「俺たちの宝島」

漫画:
  五十嵐大介「ガルーダ」
  真鍋昌平「呪縛霊」
  杉村藤太「青春なんてララーラーララララーラ」
  加藤伸吉「ワイルドさん」
  安彦麻理絵「私の愛しい脂肪について」

買ってきたばっかで、まだほとんど読んでない。
だけど、伊坂幸太郎や吉田修一のファンだけじゃなくて、五十嵐大介のファンもおさえておくべきでしょうな。「魔女」に連なるテイストの短編です。

講談社は「ファウスト」に元気がある。「エソラ」はもっと年齢層が高く、小説も漫画も読むという層に向けた雑誌と見受けた。

漫画の「アフタヌーン」といい、うっとうしいくらいてんこ盛りの雑誌を作らせると天下一品の講談社。いろいろ試みるのは歓迎です。(ちゃんと読むのはこれからだけど。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.03

冬になると見えるもの

冬になると見えるもの。
停車中のスクーターのクッションで日向をむさぼる猫。

ぱっと冬になった後でまた暖かさが戻ったけど、猫だまりではスクーターやバイクのクッションで、目をつむっている。
スクーターのクッションと足座、それぞれに猫がいて「猫が鈴なりに成っている」(前にも書いたけど)。

ラブリー。
だけど、あの子達は夜の寒さを超えなきゃならない。昼間はあぁしてゆっくり暖をとっている。太陽のある時にこそ、ゆっくりしないと。
だから、近寄らない。いまは身体を伸ばしておきな、と通り過ぎる。

***

昨日、iPodのことを書いた。
町中でのヘッドフォンは苦手で、ほとんどやらない。けれど先週、iPod Photoに触ってみて、意外に悪くないと思った。iPodシリーズでは初めての経験。

音楽とテキストを持ち歩ける。それに写真が加わった。大量の写真をサクサクめくっていける。カラーディスプレイも、サイズを考えれば意外に見やすい。結構よく出来ているのだ。

うーん、でもやっぱり買わなかった。
自分がほしいものは、ドキュメントリーダーをベースにしているものなのかもしれない…それってどんなマシンなのか。少なくともPDAではないのだが。
もやもやが晴れないまま、店頭のiPod Photoにさよならした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.02

ぱっと師走に

12月1日。起きたらえらく寒い。昨日と空気が違う。
お昼は暖かくなったけれど、夜には空気が澄んできた。
まだ真冬の透明感はないけれど、最近では一番群青が深い。新月に向かっていく月もくっきり浮かび上がる。

ぱっと師走になった。聖夜が明けるともう正月飾りになってるみたいに。

***

[ひとりごと・その1]

ここ数ヶ月、練習時間が激減している笙。お稽古で吹いてみると、手の形が以前より不安定。
吹けるには吹ける。だけど、するりと動くはずの指がぎこちない。つーか、そういう時って、掌の汗が出やすいんですわ。そんなこんなで余分なことを考えなくちゃいけないから、息の制御も甘くなる。
二進一退という感じ。
またあんまり考えないで吹けるところまでもっていかないと。

でも昔、打楽器、リコーダーやフルートをやった時にも、私は最後まで楽器のホールドで悩んでいて、それが解決する頃にやっと晴れ晴れと前進できたんだよな。
出す音はまったく違うけど、きっと今度も同じだ。いまが一番肝心。

***

[ひとりごと・その2]

渋谷でふと見ると、東急文化会館の建物が取り壊されていた。
あそこの三省堂は、一時期よく見ていたなぁ。その脇の喫茶店にも時々寄った。
コミックステーションができた時も、重宝すると思ったもんだ。
もちろん、映画館も。

閉館しても、建物が残っている間は、なんとなくまだ余韻が漂っているような雰囲気があった。
昔から足を運んでいた建物がまたひとつ、ほんとうになくなったんだなぁ。

今日は忙しくて寄れなかったけど、あそこの裏手の山下書店界隈にもまた、行ってみよう。

***

[ひとりごと・その3]

渋谷で不思議なのは、なぜかカフェでの会話が耳に入って来ることだ。
いつもとは限らない。でも、なんだか聞きたいと思っていなくても、聞こえてしまうことが多い。
声がでかい人が多いからなのか、店の造りの傾向なのか、よくわからん。
びっくりするような会話が聞こえると、打ち合わせ途中の移動で仕事のことを考えていても、手が止まってしまったりする。

たのむ! 仕事のことを考えてるんだ!

と思って周囲を見回した途端。

ひとりでいる人は、みんなMDかCDかiPodで、耳栓してる。

…売れるわけだぜ、iPod。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.01

11/29の本館情報

Studio KenKen本館の更新情報です。

本のご紹介・お申し込みページにて、第3回文学フリマに出品した冊子
 「ちぃこの庭」
 「オモイのタネ」
の2冊を追加しました。
まだ立ち読みページがついていないのですが、近日中にアップロード予定です。

あと、現在振込用の新しい口座を準備中です。手数料が安くなるので、お申し込みをされる場合は、もう少々お待ちいただけると、おトクです。12/7頃には開設されると思います。
よろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »