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2004.12.23

アフターダークのトラックバックへ・2

D氏よりトラックバックをいただきました。記事が遅くなりました。

まさにターゲットとなる年齢の方から送られた読後感、楽しく読みました。

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やはり村上春樹氏の作品は、ひとつ読むと次から次へと読もうとさせる何かがありますね。

また、彼の作品は音楽が重要な位置を占めていますね。
言葉と、重層構造の物語と、音楽と、登場人物の名や響きと、そんないくつもの要素が響き合いながら、小説世界が広がっていく。

作品を次から次へと読みながら、決してリアルタイムに追いかけているわけではない音楽や響きに対して、今の大学生がどういう印象を持つものか。(私も村上氏より下の世代ではありますが、デビューをはっきり覚えているほどのオジサンではありますから。)
また気が向いてきたら、触れてみてくださるとうれしいですね。

と、コメントのような記事になりました。

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コメント

トラックバックへの記事ありがとうございます。音楽ですか…今までには無い着眼点でした。自分は音楽にうといというか音楽的センスがまったくないので。その代わりというか、村上の小説を読んでいてビジュアル的な面をよく考えます。いくつか映画の授業を取ったこともあり、映像には興味があるので自分ならこのシーンはこう撮りたいとか…アフターダークが特にそうでしたね。昨日ピンボール読んだのですがこれって感想書きづらい…今から近所のブックオフに村上の本を探しに行って、また近々村上ネタを更新したいと思います。

投稿: D氏 | 2004.12.23 16:58

ヴィジュアルな面、確かにアフターダークはすごく意識して書かれてますね。
感想が書きにくいのは、きっと読みでのあるものなんだと思っています。多くの人々から突っ込まれつつ読まれていくというのもそうですね。
またの記事を楽しみにしてます。

投稿: kenken | 2004.12.25 23:04

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