冬至、群像新年号を少し
(加藤茶風に)
カボチャ、食ったか?
ゆず湯、入ったか?
冬至です。東京はそこそこ寒いです。
うちは今年、ゆず大豊作。いや、うちでとったんじゃなくて、いただきものにゆずがいっぱいあったんです。みなさん、ありがとー!
ちょっと何か書こうと思ったんですが、メールやら何やらで、なんだか時間がなくなってしまいました。眠い…
そうそう、「群像」新年号のエッセイに、中沢新一がまたおもしろいことを書いてます。
東京タワーの醸し出す空間が死者の空間であること、そしてここが昔から墓地、古墳であったことを遡る。縄文時代は江戸湾がフィヨルド状の複雑な地形であったこと。その半島というか、ミサキだった場に東京タワーが建っていること。さらに、東京の主要な電波塔は、こうした半島の突端あたりに存在すること。
こうした場は「サッ」という、ものごとの境界を表す言葉から「ミサキ」と名付けられ、重要な聖地だったという。こうした霊的感受性と、電波のアンテナという相関を、否定してしまうには惜しいものと思っているという。
これだけだと説得力はあまりないのだが、着想はおもしろいですね。今後展開するようなので、ちょっと注目。
もうひとつ。祝!庄野潤三、新連載(結構好き)。
タイトルは「星に願いを」。
今度は少し文章の密度が濃いでしょうか。
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