« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »

2005.01.29

目の奥が重い

タイトルの通り。
目の奥が重い。
春前に特有の、寝不足と花粉症が重なった時の症状。
仕事はもちろんやる。ディスプレイも紙もしっかり読む。
さらに目が重い…

この季節、それなりに乗り切ってきたけど、いまからこれかい、という感じ。
あと、私の場合、スギ花粉だけじゃないんだよな。秋にもなるしさ…
まぁいったん寝るしかないな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょっとだけ気が重い

とある日、とあるチェーン系カフェ。
混雑の中、なんとか席を見つけた。少し離れた席に、高校生のカップル。彼女は制服、彼氏は私服(いい感じにこなれたジーンズ)。
席をとろうと歩いた時に、ちらりと見えた問題集は日本史か。黙々とノートに答えを書いている。
彼女は問題集に専念し、彼氏はケータイを出したり引っ込めたり、時々机に突っ伏したりしていた。やがてケータイをポケットに突っ込んだ。

小声の会話が始まり、ちょっと彼氏がからかったのか、彼女が腕を動かし始めた。何かをとって、それを取り返そうとする、手がひょいと逃げて、彼女がちょっとムキになって。
まぁよくある光景だ。
動くたびに、彼女のつけたパルファムが周囲に漂う。「あたし、お菓子より甘いの」と彼氏に宣言するような香り。

続きを読む "ちょっとだけ気が重い"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.28

双調調子

今年も、双調をさらう頃合いになってきた。
双調は春。東。青。
奈良の若草山の緑。
ゆるやかで、爽やか。まさに春の音。
(鼻をかみつつさらうってところが、ちょっと爽やかでないけど。)

ことに双調調子。
奈良時代の前より、こんな音が存在していたことを思う。
人が調子という楽曲や音楽を感じるのではなく、音楽を感じるための種子が調子という形になった。
調子が鳴り響くと、場がその振動により、調う(ととのう)。人が、その響きの醸すイメージを受け取る準備が、自然に出来上がる。
本当に「調子」なのだなぁ、と思う。
多くの人が受け取れるような、豊かな世の中になったのだなぁ、とも思う。

この曲に息を吹き込むたびに「よい春になりますように」といつも思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今月の「ヒストリエ」

25日発売のアフタヌーンといえば「ヒストリエ」。
今月も怖い。というか、展開が急。

それはそれとして、これも隔月連載にして、ゆっくりと長めに読むのもいいかな、などと勝手に思ってみた。で、同居人に話した。
「穴があいた月、何が載るの? それに匹敵する何かが載らないと、雑誌にならないんじゃない?」
そうなのだ。「蟲師」と「もっけ」が隔月連載なのは、ファンタジックな話だがまったくテイストが違う形なので、可能。
それと同様の展開が可能なマンガ…

ハッ!
山下和美「不思議な少年」とか、大物のライフワーク以外、ないじゃん!

やっぱり、コツコツ毎月読めるのがしあわせです、はい。

P.S.
「リンガ・フランカ」単行本は、全1巻で2/23に発売とのこと。なにはともあれ、祝発売決定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.26

これってやっぱり花粉?

先週の始め頃、シジュウカラの番いが枝を渡っていったのを見た。20日頃には梅が咲き始めているのも見た。木蓮のつぼみもふくよか。

そうして25日。朝、起き抜けのくしゃみ2連発。
そういえば、昨夜寝る直前にもあったな。

今日、なんとなく鼻をかむ回数が多いと思っていたら、どうも鼻の粘膜が重い。毛細血管が決壊寸前(かみすぎると鼻血だな、こりゃ)。
これはやっぱり花粉でしょう。
まだ目にきてないけど、油断は禁物だな。

夜、東京は雨が降って来た。あわてて生乾きの洗濯物を屋内に取り込む。明日も雨っぽいのか。
昨夜の月は冬の色だったけど、今日の湿り気と寒さはもう3月みたいだ。

ところで、2月にやるイベントをひとつ、準備中。そのうち、ここでも触れます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.01.25

ビックカメラがソフマップに出資

とりあえず、PCWatchの記事(1/24)より。

うーむ…すげぇニュースだ…
有楽町は、ビックカメラとソフマップが近接する。新宿西口も。
両者ともApple製品に対して、ヨドバシより力を入れている(特にソフマップはかなり肩入れしている)。
どーなって、どー分担するんだ?

というより、ヨドバシのアキバ進出に対して、ソフマップにてこ入れする形で、ビックも進出ということか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.23

Mac OS Xネイティヴ化

Apple Store, Nagoya Sakaeのグランドオープンがあったそうで。ガラス階段が自慢だそうで。
PCWatchの記事(1/22)によれば、iPod Shuffleの売り場は…キャプションにあるように、ほんとにバーゲン会場みたいだ!(もちろん値引きはないわけだが。)

ところで、そんなこととは関係ない話題。
Virtual PC 7を導入して、ついに長らく使用してきたSoftWindowsを消去した。
DreamWeaverも少し前に、Mac OS 9用のDW 4から、DW MX 2004に変更。

これでAdobe Acrobat 7.0がほんとに速ければ、導入すると思う。
すると、私の環境はほぼすべてMac OS Xネイティヴになる。(特殊な用途のソフトが1本残ってはいるけど、これは仕事用ではないし。)
Pantherが普及して、もうTigerが見えてくる今頃になって、である。

早々とEGWordやらLightWayTextやらJEditやらで不便のない環境になっていた。
それに、大手ソフトハウスのアプリケーションは、どうもいまひとつバージョンアップ意欲をそそらないものが多かった。
そんなこんなでずいぶん長いこと、古いバージョンで引っ張ってきたソフトが残っていたけど、さすがにClassic環境が立ち上がるのは鬱陶しいし、各アプリケーションもこなれてきた。
同時に、エルゴソフトやアートマン21(JEditで有名)、各種シェアウェア作者達は早くからがんばって、こなれたものにしようとしてたことも、よくわかった。

ただ。
SoftWindowsが軽かったので、Vitrual PC 7 with Windows XP Professionalは相当に重いもんだと覚悟して、起動した。
起動と終了は確かに重い。
だけど、CPUなどはSoftWindowsよりも速い。計算だけなら、Virtual PCは思ったよりパフォーマンスがいい。重いのは描画関連。もっとも、ここが一番のボトルネックなんだけど。
マイクロソフトのがんばりと比べると、マクロメディアやアドビは(同じように図体がでかい会社なのに)ちょっと腰が引けてるかも。
Mac OS Xらしさを追求すれば、パフォーマンスと使い勝手、もうちょっとよくなると思うよ! がんばってくれ!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ここでのトラックバックについて

トラックバックはいつの間にか「トラックバックされたら、まずはトラックバックを返して、場合によってはコメントで挨拶をする」というのが、マナー(?)になっているような印象を受けることがあります。

私個人は、トラックバックに対しては、可能ならエントリー(つまり記事)で返したいと思ってきました。
自分のエントリーと関連する記事を読み、また別にエントリーを起こして、なんというか、記事と記事とがゆるやかにやりとりするのが面白そう、と感じたからです。
あと、ただトラックバックをかけてしまうと、一方的リンクに見えかねないので、自分のエントリー中でもできるだけ、トラックバックをかけた方へのリンクが見えるようにしてきました。

エントリーを起こした場合でも、それとは別にちょっと作者とお話したい時もあります。そういう時には、コメントをつける。
まぁそんな風にやってこようとしてました。

他の方にもそうしてほしいという気持ちはまったくなく、単に自分がそうしたいと思ってきただけです。
ですが、昨年後半から妙に忙しく、この自分なりの原則を、そのまま守れない状況になってきました。

それで、今後は以下のようにします。

●トラックバックをいただいたのですが、エントリーを起こしている時間がない場合は、単なるトラックバック返しをすることがあります。
●トラックバックをかけないこともあります。どうお返事すべきか私の中で固まらない場合は、そうすることがあります。
●トラックバック返しだけで、コメントをしない場合もあります。忙しいときなどは特に。
●トラックバックに対して、エントリーを起こして返す場合は、従来通り記事の中でリンクを示して、どこに対するトラックバックかをわかるようにします。

しばらくこういう方針でやってみます。
まぁ法律ってもんでもないので、こんなふうにって程度で。厳密にこの通りにいかないかもしれないし。
交流を嫌っているわけではありませんので、従来通りお気軽にどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.20

日本語タミル語もののあはれ

アサヒ・コムで検索しても出てこないのだが、そして1月18日の朝日新聞朝刊は、すでに油取り紙としてうっかり使ってしまったのだが、文化総合欄に丸谷才一氏のエッセイ掲載日だった。
昨年、吉田秀和全集へのコメントがすばらしく秀逸だった。今回もすぐに読んだ。

日本文学は万葉集も王朝文学も、そして中世から近世を経ても男女の愛を扱ってきた。一方、中国は異なる。漢詩も文学もそんなものが前面に出てこない(「紅楼夢」なんかは例外であるわけで)。あれほど中国に憧れながら、なぜか。
丸谷氏はここで、大野晋氏の「日本語タミル語起源説」で触れられている「あはれ」の語源に共鳴していく。そして、タミル語に五音・七音からなる詩歌であること、男女の愛をうたうことが当たり前であることに触れ、この説はバカにできないゾ、と(いう意味のことを)語るのである。

続きを読む "日本語タミル語もののあはれ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.15

阿部和重氏、芥川賞受賞

阿部和重が芥川賞を受賞(アサヒ・コムより、1/14)。
角田光代も直木賞を受賞。
ついに、ですね。二人とももはや押しも押されぬ中堅作家。

しかし、上記アサヒ・コム(あるいは朝日新聞本紙)での、「グランド・フィナーレ」のまとめ方って、ひでぇぞ。
あの作品、もっと不気味な終わり方じゃないか。ほんとに男が現実に向き合って、いわば更生するのか、再び間違いが起こるのかを考えると、結構ぞっとする終わり方なんだが。

角田氏は、純文学でもエンターテイメントでも、どちらにも連載を持っている。たくさんは読んでないけど(そして、この方は多作)、文芸誌に載ったのを読めば、おもしろい。
私には「春樹後の人間達」の空気感が漂ってくる、という点でとっても貴重な方。
村上氏が決して描かない、もっと生活のある場と人が、立ち上がってくる。

ちなみに、「野ブタ。をプロデュース」、「人のセックスを笑うな」、「漢方小説」は未読(こんなに未読があるとは、やっぱり昨年後半は忙しかったんだなぁ)。他に候補になってもよさそうな作品が挙がってないなぁ、とか思ったりもするけど。
阿部氏、角田氏は、年の初めのお祭りにふさわしい。
おめでとうございます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

Mac mini, iPod Shuffleの影に

もういろんなところで話題になりまくってる、アップル・コンピュータの新製品。
Mac miniと、iPod Shuffle

そうか、こうきたか、って感じ。
削って詰めて、小さくして。
どちらも割り切りの良さ、潔さが特徴。
それがデザインに表れているのも特徴。

iPod Shuffleは、曲名を表示するディスプレイさえない。曲名を見ずに、2度と味わえないランダムな聞き方でどうぞ、というメッセージ。

一方のMac mini。
Windowsユーザからスイッチさせるのでなく、極限まで切り詰めた本体だけ買ってもらい、とにかくWindowsユーザにも使ってもらう、というアップルからのメッセージ。
一貫してすべてをきれいなデザインで整えてきたアップルには珍しい。
でも、G4 Cubeの仇をとるためのマシンにも見える。

アップルは昨年、業績不調時に累積してきた借金を返して、身軽になった。
借金を返すために、それまでは高級機器・高価格路線・高収益を目指してきた。
iPodの成功によるブランド力を背景に、低価格機にシフトするを打ち出せる経済力を得て、従来よりも廉価な(しかしDELLよりはやや高価な)コンシューマーマシンをぶつけてきた。
しかも、圧倒的な存在感で。

続きを読む "Mac mini, iPod Shuffleの影に"

| | コメント (2) | トラックバック (6)

2005.01.12

韃靼そば茶は何の香り?

同居人が韃靼そば茶なるものをいただいてきた。
「特選」とある。(何が特選なんだかしらないが。)
ルチンたっぷりだという。(ルチンってなんだ。)

で、いれてみたわけだ。
部屋中に行き渡る香ばしさ。

でも、この香りは、どっかでかいだことがある…

ハッ!
そうだ!!
これは、まごうかたなきカップヌードルの香りだ!!!

そう、カップヌードルにお湯をいれて。
3分間、待って。
蓋をはがして、箸で麺とスープをぐるぐるかき回すときの。
あの香り。

いや、いい香りなんすよ。
でも、こう感じてしまうと、一瞬健康に悪いような気がしてしまう。
けれど、人が香ばしく、かつおいしいと感じる匂いを追求して、結局カップヌードルもあの香りに行き着いたのかもしれない。

おそるべし、日清。(結論はそこかい!)

あとがき
ついでに、トーストと一緒に食すると、
小麦粉とまざって、よりカップヌードルの香りに似ます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005.01.05

ニケのヘンデルが来日公演の年だった

日本語になっていないタイトルですが。

エルヴェ・ニケ率いるコンセール・スピリチュエールが、2002年にヘンデルをやってたいへん有名になった。
(Glossaレーベルより発売の、ヘンデル「水上の音楽・王宮の花火の音楽」。)

第一、ロンドン初演当時の版を研究し、その再現に勤めていること。
第二、そのために当時の編成も研究し、オーボエ25名、フルートorリコーダー15名といった具合で、初演時の100名という大編成を実現したこと(第一級の奏者達を100名、スケジュールをおさえるだけでも大変だったはず)。
第三、オリジナル楽器演奏と称する金管楽器演奏が、実は現在の耳に心地よく響くような音律にすべく、楽器に穴をあけるなどの改変を行っていることに、彼は異議申し立てをしていること。そして、マウスピースなどの研究を通じて、そんな改変などなくても響かせることが可能だとし、その実現を試みていること。
第四、こうした当時の金管楽器の音律にあわせるため、木管楽器も設計し直したものを特注で用意したこと。

ゴタクがならんでいますが。
聞けば一発でわかります。
すげー演奏。

当時の英国の、ロイヤルな音楽の、バカ派手さ。
どかーんと鳴り響く音のスペクタクル。
王宮の花火の音楽なんか、すごいよ。
 バカはバカでも、ここまでやれば立派!
という見本のような演奏に仕上がってる。
(ほめてないって? いや、ほめてるんですってば。)

ちなみに、金管楽器は前述の事情から、現代人の耳には奇妙に(つまり、音が協和していないように)響く瞬間もある。
けれど、この演奏はそんなことを吹っ飛ばす凄みがある。

ニケはシャルパンティエ(ルイ王朝時代、18世紀の作曲家)の再評価でとても有名になった人だ。
だけど、このヘンデルも発売当時、ものすごく話題になった。

今年の7月に、このヘンデル100人の来日公演をするのだった。
今からけっこう楽しみ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.01.03

謹賀新年、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート

2005年もよろしくお願い申し上げます。

東京は残雪の正月。雪が冷気を運んでくる。京都のような、冷たい湿度が身を囲む。天気がよく、気持ちよいのは幸い。
交通量が少ない上に、雪が大気を洗い流したからだろう、空が青い。夕焼けが見事なオレンジ。平穏な風景の美しさ。
よい年になりますように。

***

ウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサート。
今年はロリン・マゼール。

非常にわかりやすい、たっぷりためたウィンナ・ワルツ。2次大戦後から1980年代あたりまで主流だったスタイル。
マゼールは例によって、弾き振りを2曲(ピチッカート・ポルカと、ウィーンの森の物語)。

オケはなかなか好調。ただし、2曲演奏してから、スマトラ沖地震について触れ、ウィーン・フィルからWHOを通じて飲料水を寄付すること、また、今年は賑々しくラデツキー行進曲を演奏しないで終わる、とあらかじめ告げられた。
今年のこのスタイルで、ラデツキーを聞きたかった人々は多かったかもしれない。ただし、ヨーロッパの多くの富豪にとって、バリを含むインドネシアはリゾートとして有名だ。日本よりも被害を甚大に感じているように思う。

スタイルはたっぷりしたものだったが、小澤以降の新体制らしきこと。女性奏者がのっていることも、新時代を思わせるな(もう前からだけど、いまだに驚いたりする)。

華やかだけではなかった元旦。
Blogを始める直前の、昨年元日の猫時間通信に続いて、こんなことが起きるとはね。

あらためて思います。
よい年になりますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »