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2005.04.28

○○専用列車

埼京線は女性専用車両がある。私鉄でも動きが広がっている。
うーん…
だったら、車内で化粧をしていいのは、女性専用車両だけ、ってのはだめかね。
化粧をする姿がみっともないとかいうんじゃなくてね。
たまたまそういうのに遭遇した際、開けていた化粧品の匂いに酔いそうになったことがある身としては、そうなるとありがたいなーと思っただけ。
(ちなみに一種類ならいい感じの香水も、至近距離で複数混じると、つらいことがあるよ…)

男性専用車両ってのもあるといいのかね。
うーん…
ワンカップで酒盛りしてたり、ゲロってたりしてたら、もっと酔いそうかもしれんな。

今後、○○専用列車ってのがどんどん増えていって「次の列車はすべて毎日入浴している人専用車両です」とかアナウンスが流れたりしたら、いやだねぇ。
やっぱ、いいや。やりすぎはいかん。

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電車ならではの薄絹

今週はもうダメだった。先週まではよかったけど。

4月の中旬、山手線や埼京線で渋谷駅を通りすぎると、緑の薄絹が流れていく。
渋谷駅近く、宮下公園の周辺。欅が並んでいる。通りに沿っていないから並木というのともちょっと違う。
芽吹いたばかりの若葉が、電車からは緑の薄絹のように見える。
あっという間に流れ去ってしまう。
けれど、毎年の、ささやかな楽しみ。
梅より桃より桜より、楽しみ。

こういうのは、もしかすると東京独特のものかもしれない。
いや、コンクリートだらけの、のんべい横丁がちょろりと見えるだけの、地味な風景ですけどね。

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2005.04.26

AdobeがMacromediaを買収、は品質向上に貢献するか?をトレンドマイクロ問題とからめて

もう1週間も前のことだが、AdobeがMacromediaを買収する、というニュースが流れた(PCWatchの記事、4/18)。
日本ではライブドア問題の決着のほうが大問題になったみたいだけど、長期的にみればこっちのほうが大きいかもしれない。

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2005.04.23

盤渉調調子

盤渉調調子とは、雅楽にある六調子のうち、盤渉調の曲を演奏する際に、当曲の前に演奏する曲。
その場を、盤渉調を演奏するにふさわしい空気にする曲。

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一曲一話、はじめます

音楽のことを常に気にしているくせに、このブログでは意外なくらい、音楽について書いていない。
時々、一曲について1エントリー、書いてみることにした。
曲の何について書くかは、たぶん曲によってまったく異なる。
また、洋の東西を問わないが、おそらく西欧の音楽が多めになると思う。

おそらく、私の好きな曲とか、ベスト100とかではない。
ではなんだろう。
それは各曲ごとに少しずつ。
では、はじめます。

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2005.04.22

モーニングに異動?した「ピアノの森」

先週からモーニングで、一色まこと「ピアノの森」の連載が再開している。
ヤングマガジンアッパーズに連載していたが、雑誌が休刊。単行本も第9巻まででストップしていた。

クラシック音楽の、ピアノをテーマにしたビルドゥングス・ロマン(成長物語)。
いまさら成長物語なんて、といわず、まぁ第1巻から読んでみてほしい。
少年篇は特にいい。
父に名ピアニストを持つ雨宮修平は、療養のために転校してくる。そこには森の端という色街に住む少年、一ノ瀬海(いちのせ・かい)がいる。野生児のような彼のピアノに触れるところから、物語が動き出す。
森の中のピアノに育てられる、という設定はマンガならでは。

マンガでないと受け入れにくい設定というのはある。
たとえば榛野なな恵「Papa told me」。テレビドラマにもなったこの有名な作品、知世ちゃんがいやみなく読めるのは、マンガというメディアの持つ、説明を最小限に済ませてファンタジーに入り込んでいく特性を、最大限に活用しているからだろう。

「ピアノの森」も、いわゆる少年マンガらしい表現を多用している。他の一色作品と、画風や表現がそう大きく変わらない。
その少年マンガらしい熱さが、スポコンとはまた異なる方向に流れ出して、成功している。

***

クラシック音楽をテーマにしたマンガは、二ノ宮知子「のだめカンタービレ」が旬。
だけど、私はさそうあきら「神童」が好き。画面から音が聞こえてきそうな、という作品は、これだろう。
「ピアノの森」は、こうした作品とは明らかに違う。音楽ネタ、音楽業界ネタではなく、音楽と成長がテーマになっている。(天才の話であることには違いないのだが。)

そして、青年篇以降は、真っ向から音楽を描いていくことになる。
一色まことは、少年マンガの名作「花田少年史」を描いている。そして、少年の成長が、青年期の飛躍に続いていく作品を、初めて描くことになるはずだ。
この作品が本当に飛躍するのはこれから。
さて、作者はどこへ連れていってくれるんだろう。

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2005.04.20

川端賞は辻原氏

忙しいんだけど、書いとこう。
川端康成文学賞、決定。
辻原登「枯葉の中の青い炎」
ニュースはこちら(アサヒ・コム、4/18)。
4/21 4/20、新潮社のページはまだ更新されていないようだ。)

初出は昨年の新潮8月号。単行本が今年3月に出ている。
「いいの、読んだなー」と思って、知人にもしゃべっていたので、てっきりここでも書いたつもりだった。
けれど、探してみると、書いてない…
投手スタンヒルの事故死から記憶をたぐりよせていく。魔に見入られた勝利。野球と、南の島と、戦後の日本をめぐる、時間と出来事の幅の広さ。途中、中島淳がさらりと出てくる件に驚いたり。
これが短編?という密度の濃さ。怪異譚ではくくれない。マジック、と言いたくなる。祝!

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2005.04.19

更新滞り気味

朝晩はともかく、さすがにあったかくなってきた。
私は桜よりも、ノーンと寝ている猫を、道行く人がかまったりする光景に、春を感じる。
(あったかいから、躊躇なくしゃがみ込むんだよね、みんな。)
そうはいっても、仁和寺桜は見たいと思ったりはする…いまのスケジュールじゃもう無理だけど。
というわけで、少々更新が滞り気味。今週の水曜日以降には復活したいものだ。

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2005.04.14

Mac OS X 10.4 "Tiger"は4/29出荷開始

25度をこえたあとで、冬並みの気温に戻るなんて、反則なのでは…といったところで、現実のこの寒さ。冬服、引っ張り出したですよ、まだクリーニングに出していなかったし(苦笑)。

寒い中、鼻水かみつつメールを見てたら、アップルから来た。
Mac OS X 10.4 "Tiger"の出荷日は4/29とのこと。いまから予約すれば、発売日に届けますよ、とも書いてある。
とりあえずの目玉は、メタデータによる検索システムのSpotlightと、電卓やiTunes制御など小物アプリを動かすDashboardのようだ。
今回の新版に関しては、クライアント向けのMac OS X 10.4じゃなくて、サーバー向けのMac OS X Server 10.4のほうが目玉なのかもしれない。大規模な計算やネットワークにおける64ビット化の恩恵、iChatサーバやWeblogサーバの追加など、サーバOSらしい顔になってきた。

しかし、アップルのプレスリリースを読むと。クライアント向けの発売は…
4/29の、午後6時発売開始
米国時間の4/29午前にあわせて、遅い時間になったのか。文字通り世界同時発売ということなのか。
その場合、通販で申し込んだ人も午後6時以降の受け取りになるのか。
ナゾだ。(どーでもいーんだけどさ。)

しかも、メディアはDVDのみになるらしい
ファミリーパックを買ってきても、インストールできないマシンがうちにあるな…どうしようかね、という感じ。

まぁそれでも。
祝!

[追記] 米国Apple ComputerのHot Newsを読むと、Tigerの発売開始はApril 29, at 6:00 p.mと書いてある。
米国時間の29日午後6時、ということらしい。日本のプレスリリースが直訳だっただけなのか? それとも、どこの国でも現地時刻29日午後6時発売なのか? うーみゅ…眠いから寝よう。

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2005.04.10

文學界の、ある1ページ

いまごろ触れるのもナンですが。
群像4月号の町田康「自分の群像」。相変わらず読んでしまった。ボンクラの最後はどうなるかと思いきや、首がまわってちぎれてしまうとは。ゴミ扱いとは。
作者の作品中ではいまいちなほうかもしれない。けれど、やっぱり笑っちゃう。群像にこれが載ることに意味を含ませてるのかなぁとか、片原位多子って主人公は「かたはら痛い」から来ているんだろうなぁとか、細部からあれこれ想像もしちまう。

それはそれとして。
文學界で今年に入ってはじまり、4/7発売の5月号で3回目になる連載がある。
相馬悠々「鳥の目・虫の目」「鳥の眼・虫の眼」
1ページを3段組にした、決して長いとはいえない文章。先月の文芸誌や単行本をネタにして、ぼそりと書いてる。
新人小説月評がマッチョ系批評なら、こちらはWebページやBlogにかかれる感想に近いか。いやむしろ、本来は新聞の文芸欄に載るものに近いかな。
毎月、期待して待つわけじゃないんだけど、なんとなく気になるページ。
え? 具体的な内容はどんなかって?
1ページだし、すぐ読めます。

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写真展ふたつ(渋谷の2Bワークショップ写真展/根津・千駄木のネコ写真展)

9日の土曜日。所用の帰り道、渋谷のギャラリー ル・デコ 2Fで、ワークショップ2B写真展 vol2「旅するカメラ」を見る。
夕刻、日が長くなったなぁ、風が気持ちいいなぁ、咳がおさまってきてよかったなぁ、なんてひとりで歓びながら到着すると、ちょうど乾杯だった。
ワークショップ2Bは写真家渡部さとる氏が主宰している。第1〜2期卒業生のグループ展が昨年行われ、けっこう楽しく見ることが出来たので、今年も行くことにした。
今年は箱が大きくなり、人数も写真の点数も多くなっている。お客さんの数もすごく多い。それぞれの写真はおもしろく見ていたのだけど、点数が多く、各人のトーンがまったく異なる。
トーンや表現の落差が大きいのだ。ある写真に意識をチューニングすると、次の写真に行くときに、いったん床や壁を見て目を休めないといけない(ちょうどお酒やお茶を鑑別する際に、水で口の中を調和するみたいな感じだ)。それを繰り返していくうちに…
ちょっと写真に酔ってしまったのかもしれない、クラクラしてきた。もっとすいていそうな日を選んで行けばよかったのかな?
しかし、見ごたえあるな、と思った写真やブックを展示されていた方が、キヤノン主催の写真新世紀で入賞された方だとわかったり。それ以外にもインドの写真などなかなか楽しかったり。
こちらは10日でおしまい。もうちょっと早くここでも触れられればよかった。

10日は、橋本とし子写真展「ニャーとシャー」。いや、写真酔いを写真でなおすなんて気持ちはなし。フライヤーに使われていた写真がすてきだったのと、会場になっているCAFE NOMADにすごく興味があったため。
まずは第1会場、谷中銀座からほど近い千駄木のショップ&ギャラリーnidoへ(←リンク先のExihibitionにフライヤーの写真があります!)。
こちらでは、子猫時代の写真が、ショップの雑貨と一緒に小さく並んでいた。写真家と少しお話できたので、猫とのなれそめ(?)を聞いてみた。ある日、身重の猫がベランダにやってきて、かつお節をちょっとあげたりした。それからしばらく見ないな、子猫が生まれたんで、どこかに身を潜めてるのかな、と思ったら、なんと自分の押し入れに、子猫と一緒にいたのだそうな。そのまま一緒に暮らし始めたのがきっかけ、とのこと。アパートの一室、もちろんペットは禁止。結局、大家さんと話して、出るときに部屋を店子がきれいにするから、という条件で許可を得たそうだ。子猫の写真は、生まれてきたことがうれしくて仕方ないような写真ばかり。
こちらは点数は少なめ。工房兼ショップ兼ギャラリーの空きスペースで、とってもフェミニンな雰囲気。

続いて、15〜20分ほど歩いた根津駅近くのCAFE NOMADへ移動。いわばこちらが本会場。壁に大きな写真、ほかに2冊のブックが用意されていた。
二度と撮ることのできないシャーの子猫時代は、つきあうことになった母子の様子を、飽きずに見つめている空気が伝わってくる。ネコバカの写真といってしまえばそれまでだけど、かまおうとするんじゃなくて、じっと見つめる愛情とでもいう空気が伝わってくるな。母猫がいるから、飼い主が母にならなくてもいいことも、よかったんだと思う。
大人になってからの写真も、二匹はなかよく暮らしている。中でも、都会のアパートを引っ越してから、田舎の草むらにいるところがいい。猫の身体がとっても伸びやか。
きっと、おこってるところや、びくびくしてるところなんかも、いっぱい撮ったんじゃないかな。そういう写真も見たいな、と思った。

こちらは4/12(火)までやってます。もう少しやってるので、行ける方はどうぞ。

ちなみに、CAFE NOMAD
光がよく通り、かといって明るすぎということもない。しっかりした味のブレンドは、ポットでやってくる。ホットサンドは具を6種類の中から2種類選べる。私はハムやチーズをベースにしたものを頼んだ。オリーヴオイルを使っていて、チーズやハーブの香りもよく、文字通り熱々でおいしい。
お腹いっぱい、コーヒーもたっぷり。写真を見に来た人、本を読みに来た人、デートの最中、友だちと待ち合わせ、近所のおじさんやおばさん、ほんとにいろんな人たち。
いい店だ。カフェの基本がきっちり満たされてる。だからだろう、次から次へと人がやってくる。
私は写真を見て、積ん読だった津島祐子「ナラ・レポート」の後半を読了した。
まー、たまにはこんな日もないとな。

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2005.04.05

吾妻ひでお「失踪日記」の「裏失踪日記」

この記事の続き。
ブックカバーは、忘れずに外してみましょう。
濃い会話になってます…

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2005.04.04

ニケの来日公演(大編成のヘンデル)、中止

いまごろ何いってんだといわれそうですが。
エルヴェ・ニケ率いるコンセール・スピリチュエールの来日公演が、今年7月に予定されていた。Glossaレーベルより出ている「ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽」初演版全曲と、同じ内容。楽しみにしていた

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2005.04.03

ローマ法王ヨハネ・パウロ2世、逝去

アサヒ・コムの記事はこちら
4月2日、21時37分(日本時間で3日、4時37分)に逝去されたそうだ。

1978年10月以来の長い在位。
ポーランド出身、しかもイタリア出身でない法王は455年ぶりだった。
この間、東欧改革、ペレストロイカ、ベルリンの壁とソ連邦の崩壊(冷戦構造崩壊)、米国一極集中、EU統合、中国の大躍進など、20世紀後半の“よくも悪くも安定していた状況”が、まったく変わっていってしまう時期だった。
というより、東欧改革や冷戦構造崩壊に関しては、推し進めた印象さえある(教義には保守的な印象があったけれど)。
そのカトリックの代表者が世代交替となる。
20世紀後半を代表する方の逝去。
私はキリスト教徒ではないけれど。
合掌。

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2005.04.01

吾妻ひでお「失踪日記」

忙しい。けど、失踪しようかというほどぢゃない。
いや、失踪したいってそもそも、忙しいとかそういうのと違う(はず)。

吾妻ひでお、久々の単行本。
「失踪日記」(イースト・プレス刊)。

「夜の魚(夜を歩く・1の旧題)」は確かに読んだ。他に、「街を歩く」の初出にもちょこちょこ触れていた(全部ではない)。
しかし、他は書き下ろしである!

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