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2005.04.04

ニケの来日公演(大編成のヘンデル)、中止

いまごろ何いってんだといわれそうですが。
エルヴェ・ニケ率いるコンセール・スピリチュエールの来日公演が、今年7月に予定されていた。Glossaレーベルより出ている「ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽」初演版全曲と、同じ内容。楽しみにしていた

3月よりチケット発売予定とのことだったが、2月に入って中止と発表された。
東京オペラシティ コンサートホールからの公式な声明はこちら

…お金の問題とはねぇ。
100人のソリスト級楽員を手配して、楽器を安全に運んで、しかもギャラを用意して、曲目は地味で、という条件を考えれば、実現が簡単な公演でないことはすぐにわかる。助成金がなければギャラも移動費用も出ないわな。(意外に安い値段設定だったようだし。)

合奏音って、楽譜に書かれて演奏される音だけじゃなくて、倍音がいっぱい出てる。それに残響と、当日の聴き手の空気があいまって「音楽体験」になる。
まして、当時の音律にもこだわって楽器まで特注したコンセール・スピリチュエールの演奏。しかも100人。
サウンド、雰囲気、すべてあわせてどんな音楽体験になるかは、実際にその場にいてこそ。(CDって、雰囲気はある程度出ていても、倍音はちゃんと録音できないし。)
実現すればほんとに画期的だったはずだ。
こういう企画こそ粘り強く進めて、時間がかかってもいいから、招聘にこぎつけてほしいなぁ。

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