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2005.06.02

哀しい目

繁華街の、とあるペットショップ。
ガラスケースの中に積み重ねられたケージの中に、犬や猫がいる。
子猫が一つのケージに5匹も押し込められている。

通りすがりに、ひょいと5匹のうちの1匹と、目が合った。
なにやらミャ〜ミャ〜鳴いて訴えかけている(ようだ)…
思わず立ち止まってしまった。
ペルシャの血がまじった、ちょっとかわいい子だ。

その脇には3匹のアメリカン・ショートヘア。折り重なって団子状態。
一番上の子は、他の子に振れて触れてあったかいせいか、指を開ききって、何度も何度も押している。あぁ、母猫のおっぱいを出す動きだ。
最後の1匹は、ケージの奥にある小さな段ボール箱の上に乗って、小首を傾げたままぼんやりしている。

劣悪な環境だなぁ。でも、オレはこの子達を救ってやれないなぁ。

こっちを向いて鳴いていた子は、ふと鳴くのを止めると、うつむいた。
なんてタイミングだ。

私の脇では、若い女性が携帯電話を掲げて撮影している。
周りにも自分にも立腹して、せめてそっと離れた。

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