「のだめ」のCD発売と、デジタル音楽
たまたま用があって銀座に行ったついでに、ヤマハ銀座店の地下で楽譜を買った。
エレベーターで1階に上がり、出ようとしたところ、ピンク色のコピー・チラシが目に飛び込んできた。
なぜかといえば、なんか見たことがある絵のチラシが…
「のだめ」だ。
銀座ヤマハは「のだめカンタービレ」特集をやる予定だそうで。
(7/16〜9/30の予定)
1階に特設コーナーを作るそうで。
8月11日発売の「のだめカンタービレ Selection CD Book」発売記念だそうで。
チラシを持参すると、有明佐賀のりとか、有明ひじきとかの特典もあるらしい…マンガを読んでればすぐに微笑むところだな、ここは。
あとな。
千秋真一・指揮、R☆SオーケストラのCDが9月11日に出るそうで。
(キング・レコードだそうで。)
千秋真一の指揮って…千秋真一の中の人はだれっすか?!
それに。
のだめ&千秋と記念撮影って…いったい誰が出て、何をするんすか?!
「のだめカンタービレ」は言わずとしれた二ノ宮知子の人気コミック、クラシック音楽のギャグ・ネタ炸裂ってやつ。
多少なりとも事情を知ってる人たちは「こんなトントン拍子にいかねーぞ」と突っ込み入れながら笑うつーか。
マンガがベストセラーになれば、当然元ネタの音楽もクローズアップされるよなぁ。
曲名が出ても、知らない人が多いだろうし。
(指揮コンクールで、ハイドンの交響曲104番、第1楽章の序奏を遅くやるとどうなるかなんて、曲を知らんとわからんしなぁ。)
クラシック関連のCDはほんとに売れにくくなってるそうなんで、儲けてくだされぃ。
意外に、iTunes Music Storeみたいなところで、安くパッと手に入れられるとなると、普段聞かない曲、たとえば映画やマンガで出てくるクラシック音楽などを買う人が、増えそうな気もする。(圧縮音源がクラシックやジャズに向いているかはかなり微妙だけど、それはおいといて。)
そういう意味では、音楽販売のオンライン化が起きることは悪くないのかもしれない。
落語とか、邦楽(尺八とか琴とか琵琶とかね)とか、雅楽とか、全世界の民族音楽(もちろん日本も含む)とか、ぱっと売れるとは限らないものを、息長くばら売りしながら残していってもらえると、うれしいなぁ。
いまんところ、オンライン店舗の品揃えって、売れ線と、懐かしのあの曲って感じばかりだけど、新しい展開としてはこういう方が面白い。
iPodみたいなツール類も、おじいさんが「演歌は50曲くらいですが、昔の唱歌が好きで120曲くらい入ってます、あとは孫の好きだという曲を少し」とかいって持ち歩いてこそ、浸透してきたって感じだよな。
(いや、おじいさんは演歌を聴くものって決めつけてるわけじゃないんで、そこんとこは誤解なきよう。)
ついでに、iPodのCMも。
緑のバックに、着物の黒いシルエットで、ところどころ着物のラメが光ってて。
シルエットの人はノリノリで歌ってるようだが、流れてるのは演歌ではなくて。
なんてのが、ローカルバージョンとしてあってもいいんでない?
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