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2005.08.27

アイデア豊かだったモーグ博士

昨日の記事「遅ればせながら、モーグ博士のご冥福を祈る」で触れ損ねたこと。

モーグ博士の貢献にはシンセサイザーという楽器の構成を確定させたことだけではない。

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2005.08.26

2005年10月号までのアフタヌーン

あんまり時間がないので、さらりと。

2005年10月号にて、豊田徹也「under current」、最終話。
予定より長くなったが、もちろん、それだけの読みごたえ、あり。
昨年暮れの記事で、前半連載中に少し触れている。
その後の話。旦那探しを依頼した探偵は、どこかズレてるような人。堀は相変わらず無愛想なままで、よく出入りして晩飯をたかりに来るじじいの間で一見静かに話が進む。旦那はやはり見つからず(この探偵とのくだりはなかなかすばらしい運び)、何とか日常に戻ってやり過ごしていけるようになる。
ところが(第9話)、近所の女の子が失踪し、そのことが引き金となって、かなえは幼い頃に同様の事件に巻き込まれたことを思い出す。今回の女の子は無事に見つかったが、過去に友人を見殺しにした罪の意識に引きずり込まれていき、ふさぎこんでしまう…
雑誌を読んでいない方、この先は、11/22に発売予定の単行本を読みましょう。様々な伏線が「under current」のタイトルに導かれるように、最終話へ流れ込んでいます。

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遅ればせながら、モーグ博士のご冥福を祈る

文学関連ニュース。今年の谷崎賞は町田康「告白」および山田詠美「風味絶佳」に決定。(報道多数、たとえばアサヒ・コム8/24の記事。)
というめでたい話はあるのだが、その「告白」。まだ積ん読に入ってて、手を付けてない…

それはさておき、驚きのニュース。
8/21、ロバート・モーグ博士が亡くなられた。−−−アサヒ・コム(8/23)

シンセサイザーに興味を持ったことがある者、使ったことがある者にとって、モーグ博士の名は(機器を直接使ったことがなくても)必ず耳にした。1960年代にアナログ・シンセサイザーの基礎を確定し、普及させた方だ。
電子的な発信音を制御して楽器にする上で、VCO(発信器)→VCF(フィルター)→VCA(アンプ)という音操作の制御フローを確定・普及させたことはもちろん素晴らしい。
それ以上に、VCFやVCAにエンヴェロープ・ジェネレーター(Envelope Generator)を通すことで、時間経過に伴う音色や音量の変化を行えるようにして、それまでの電子楽器では制御しにくかった音楽的な音を合成できるようにしたことも、大きな功績だ。

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2005.08.21

だって、シャッフルできねぇじゃん?

iTunes Music Store(以下iTMS)で買った曲データは、ポータブルデジタル音楽プレイヤー(現実はiPodのみ)への転送回数制限がない。また、5台までのPC/Macで共有できる。
他の音楽配信システムでは、ポータブルプレイヤーへの転送回数に制限があったり、ダウンロードしたPC以外での再生を許可しなかったりする(サービスによっても、また楽曲によっても異なる)。

[注]私はちゃんと使ったことがないので詳しくないが、ソニーのジュークボックスソフトSonicStageでも、対応ポータブルプレイヤーへの転送回数に制限を設けないという。ただし、配信された楽曲によって、転送回数制限が設定されている場合があり、その回数は楽曲提供者によって異なったりする。

なんでiTMSで販売された楽曲は、転送回数制限がないのだろうか。

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2005.08.19

一番よく手に取るマンガは

8月。たまった文芸誌の拾い読みをしたり。
先月の文學界「鳥の目・虫の目」に書かれたことが目に留まった。このブログで7/23に起こした記事よりも直接的。むー、先を越されていたのか。
と思ったり。

だけど、8月前半の読書の中心は、ジュリアン・ジェインズ著「神々の沈黙」だった。
1970年代に刊行され、1980年代に増補されたこの書物は、当時の心理学と脳科学の先端的な知識を視野に入れつつ、古代と現代の心の違いを野心的に語ったものだ(著者は有名な心理学者)。
欧米でたいへん話題になりながら、長らく日本語訳がなかった。個人的にもあまりの厚さに、原書は放置していた一冊。
読んでみると、一見トンデモ本に思えるが、当時の心理学や大脳生理学の知識から得られる推論に、極度の無理はない(推論なので飛躍はある)。むしろ、心理学を専攻したことがない人は、意識・知覚・認知といった術語の意味を適切にくみ取れず、読み通すのに苦労するかもしれない。
扱う範囲が大変広く、簡単にコメントしにくい。それに、近年の研究との比較照合が必要な内容でもある。池谷氏のような気鋭の学者が、心理学や言語学・文学などの学者と対談する、というような企画でやってくれないかしら。
重めですぐにエントリーを起こせないが、これはこれでいつか当ブログでも取り上げたい内容だ。

もうちょっと軽い話題をば。
ここ10年ほどで、一番よく手に取るマンガはなにかっつー話。

***

よくよく思い起こしてみると、私がもっとも頻繁に手に取るのは、久住昌之・原作、谷口ジロー作画「孤独のグルメ」(扶桑社)だろう。
平成6年(1994年)から平成8年(1996年)に月刊PANjAに連載され、1997年に単行本化されている。さらに2000年、文庫になり、どちらも版を重ねている。(本屋でもAmazonでも、どちらも手に入るはずです。)
私が持っているのは最初に刊行された大判コミック。

この本、手に取ってジーッと読み耽るわけではない。ちょっと読むと、置く。しかし、1週間に一度程度は手に取っていると思う。

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2005.08.18

青山ブックセンター、有隣堂の動き

8月に入ってから新文化のニュースフラッシュを見ていなかった。久々に過去ログも含めてのぞいてみると。
2005年8月2日更新で、「青山ブックセンター、多店舗展開へ」というニュース。一部引用してみる。

9月9日に東京・自由が丘、9月22日に福岡・天神に相次ぎオープンする。自由が丘店は以前芳林堂書店が入居していたビルで売場面積は約170坪…<中略>…福岡店は、洋販が丸ごと一棟賃貸した天神アクティビルの1〜3階で、売場面積は3フロア合計で80坪。<以下略>

もう公式ページでも案内が出ている。

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2005.08.16

山川直人のコミック「コーヒーもう一杯 I」、「口笛小曲集」

ジュンク堂書店池袋店の地下は、おそろしく巨大なコミック売り場だ。
とある日、巡回していると、海外から来たらしい3人娘がやってきた降り立った。
眼が青だったり、グレーだったりする3人娘。とにかくまずは一周して様子をつかむと、散ってそれぞれの得意分野に入り込んでいった。
どこかとんがったオーラを発しつつ、まぎれもなくコミック・アニメのマニア(つまりはオタク)のにおいがする…
おそらく愛知万博とコミケのついでに寄ったんじゃないだろーか。
それにしても、洋の東西を問わないらしい、オタクの空気。万国共通?

***

閑話休題。
コミックビームに連載中の山川直人「コーヒーもう一杯」。
単行本第1巻が、7月下旬に刊行された。
同時に短編集「口笛小曲集」も刊行。
白をうまく使った品のいい装丁。いかにも叙情的な画風によく似合う。

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「SoulPad」という子亀が、PCという親亀の身体を使う

CNET Japanに「iPodで作業環境を携帯可能に--IBMが「SoulPad」技術を開発」という記事が掲載されていた(8/15)。
(上記記事にトラックバックを送ります。)

IBMの研究者らが、あるソフトウェアのテストを進めている。このソフトウェアは、家庭やオフィスのデスクトップ環境をiPodや類似の携帯デバイスに入れて持ち運び、どのPCでも自分のそれを実行できるようにするというものだ。(上記記事より)

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2005.08.15

夏はベビーパウダーの香り

世間はお盆休みだ。
夏バテがこの期間にかかっていて、ちょっとだけ助かった。

ところで、なにしろアレルギー体質である。
春と秋は鼻炎。
夏はやはり、汗疹(あせも)対策が欠かせない。
(安心なのは冬くらいか。)

いろいろやってみたけれど。
ベビーパウダーが一番。
毎晩風呂上りには必ず使う。昨晩使い切ったので、ものすごく湿気った空気の中、買いに行った。

帰宅後、いそいそと開けてみると。
ち、ちがう!
あの、ベビーパウダー特有の、「そのにおいがすればなんとなく顔がほにゃ〜と柔らかくなるような」ほのかな甘さがない。
もっと鋭い香り。
これはどっかで嗅いだことがある。

ラベルを再確認。
なになに、薬用?
ユーカリ?

そうだ、エッセンシャルオイルなどで、以前に嗅いだことがある香り。
いやじゃぁないけど。
なんかかなしい。

ノーマルのベビーパウダーじゃないほうを、わざわざ買ってきたわけだ。
それにしても、あのほのかに甘い香りでないと、こんなにがっくりするとは。
ぼーっとしてる時にする買い物は、ろくなもんじゃないな。

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2005.08.10

湿度がボディブローのようにきいてくる

iTunes Music Store、あっという間に100万ダウンロードを達成したとか。
(Internet Watchの8/8の記事へのリンク。他にも報道多数。)
掲示板で松崎しげる「愛のメモリー」を1位にしよう運動が起きたりとか、最初の盛り上がりに支えられているところはあるだろう。
曲はこれからも増やしてほしいし、ジャンルが不思議(というより不適切)な分類だったり、そのために検索が万全でなかったりと、メタデータの整備がいまひとつ必要な状況なんだろうけれど。
4日で100万とは、実に多くの人が待っていたってことだろうな、これは。

***

それはさておき。
夏バテがキまして、へばり気味です。
温度よりも湿度のほうがきついですわ。
トラックバックへの対応も遅れておりまして、すみませんが。
今週は所用が多く、更新を控えます。ご理解くださいませ。

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2005.08.05

写真展「Off Road Journey〜旅するモンゴル」

あっつ〜〜い!

…久々の更新で取り乱して失礼いたしました。
それにしても8月に入った途端、ほんとーに暑くなった。
今日は晴れて湿度もそれなりに高く、気温がぐんぐん上がる。
しかも、オープン当初のiTunes Music Storeを見に行くと、まだサーバの調整中らしく、ちょっと不安定…

***

そんな中、今日しか行けそうにないので見てきたのが、ギャラリー・ニエプスで開催中の写真展「Off Road Journey〜旅するモンゴル」。
Studio KenKen 本館の「おもしろそうなイベント」で紹介済み。)

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