« 山川直人のコミック「コーヒーもう一杯 I」、「口笛小曲集」 | トップページ | 一番よく手に取るマンガは »

2005.08.18

青山ブックセンター、有隣堂の動き

8月に入ってから新文化のニュースフラッシュを見ていなかった。久々に過去ログも含めてのぞいてみると。
2005年8月2日更新で、「青山ブックセンター、多店舗展開へ」というニュース。一部引用してみる。

9月9日に東京・自由が丘、9月22日に福岡・天神に相次ぎオープンする。自由が丘店は以前芳林堂書店が入居していたビルで売場面積は約170坪…<中略>…福岡店は、洋販が丸ごと一棟賃貸した天神アクティビルの1〜3階で、売場面積は3フロア合計で80坪。<以下略>

もう公式ページでも案内が出ている。

***

かつての自由が丘店は、現在はブックファースト(Book 1st)が営業している。以前のABCをちょっと意識したような、でも微妙に売れ筋も前に出そうともするような書棚構成かな。
現Book 1stのある店舗は、マリークレール通りに面していて、ロータリーのない小さな改札。

一方、今度青山ブックセンターが開店する店舗(旧芳林堂)は、ロータリーのある大きな改札を出て、和菓子屋「蜂の家」を見つけたら、そこから駅を背中にまっすぐ進んで、右手に見えてくるビル(エスカレーターで上って2階)。

青山ブックセンターは『自由が丘住人御用達書店』を目指します。(公式ページのオープン案内より)

多少は面積が増えるのかな。前のABC自由が丘店は、正直にいえば「ABCにしては特徴の薄い店」だったから、今回は特徴を前面に出せるかが決め手になると思う。

それと、東京都以外に出店するのは初めてだ。あえて首都圏以外を選択したということは、今後徐々に店舗数を増やすということだろう。
特徴を薄めずに、各地域とうまくやっていけるといいなぁ。

***

ちなみに、新文化8月9日更新のニュースによると、ヨドバシAKIBAビル7階をすべて使って、有隣堂が開店するという(9月16日開店予定)。
なんと、500坪。
イベントスペースもあるという。

しかも、9月下旬には、閉店した新宿駅ビルMy City 6階にもオープンするという(ここはコミックスや文芸書に力を入れていた山下書店跡地である)。

神奈川の大規模店が、相次いで東京にやって来る。
規模の大きい書店が、さらに規模を大きくしていく傾向が続くのか。
有隣堂は悪い印象はないのだが、逆に強い特徴もあまり感じない(伊勢佐木町本店は横浜の店、という印象が強く、実際横浜コーナーもあるけどね)。
どんな店になるのかな。新宿店はともかく、(書泉タワーへの客の流れを奪いそうな)AKIBA店はとても気になる。

|

« 山川直人のコミック「コーヒーもう一杯 I」、「口笛小曲集」 | トップページ | 一番よく手に取るマンガは »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 青山ブックセンター、有隣堂の動き:

« 山川直人のコミック「コーヒーもう一杯 I」、「口笛小曲集」 | トップページ | 一番よく手に取るマンガは »