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2005.09.09

日本のACESS、米国Palm Sourceを買収

ACCESSはi-modeを含む組込み機器向けWebブラウザ、NetFrontシリーズを開発する会社として有名だ。そのACCESSが、PDAプラットフォームの一つであるPalm OS開発会社、Palm Sourceを買収した。

K-tai Watchの記事(9/9)

ITmediaの記事(9/9)

ACEESSはPalm OS上で動作するブラウザを提供していた。また、それ以前よりLinux対応ブラウザも提供していた。
一方、一時はPDAといえばPalmといわれたが、プラットフォームとしての落ち込みは近年激しく、ここ数年でやっと携帯電話への組込みに足がかりを持ち、Linuxベースへと動いていた。
確かに、この2社が手をとる可能性はあったが、ACCESSが買収することになった。

かつて、携帯電話はメーカー各社が独自のパーツやOS/アプリケーションなどで工夫を凝らして差別化してきた。しかし、第3世代携帯電話のように開発規模が大きくなってくると、汎用プラットフォームを採用して、開発期間とコストを圧縮し、あわせてバグの発生も抑える方向が主流になってきた。
たとえば携帯電話で着実に拡大しているSymbian OSは、ハードウェアに密着した足回りから、アプリケーションを開発しやすくするGUI環境まで、豊富なラインナップを用意している。MicrosoftもWindows Mobileで追撃している。
Palmにとっては他を買収するよりも、携帯電話の世界に早くから溶け込んでいる会社に買収されるほうが、携帯電話向けOSとして採用されやすくなることを期待しているのだろう。
そうなれば、Palm on Linuxとして、単に組込み機器向けLinuxを提供する会社と差別化も図れる。

Palmの世界は、アプリケーション開発者が多数いる。
それは大きな魅力だが、そういう人々が皆、携帯向けPalmの世界に入ってくるかは、まだわからない。既にJavaアプリケーションが普及している世界でもあるが、さらなる魅力を発揮できるかにかかってくる。
目立った動きが出てくるのは来年以降だと思われるが、かつてBe OS組を吸収した成果をより明確に打ち出せるかなど、PDAのファンは気になるんじゃないだろうか。

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