2005年のドゥマゴ文学賞
すでに先月決定し、授賞式も済んでいる第15回(2005年)のドゥマゴ文学賞。
富岡多恵子氏の選考により、大道珠貴氏「傷口にはウォッカ」が受賞作に選ばれた。
このサイトでも初出時(群像2004年11月号)の印象に触れている。
まことにめでたい受賞だ。
(なんで昨年は触れなかったのかって? 昨年の作品にはそそられなかったから。)
ドゥマゴ文学賞は、一人の選考委員が選考する。
だから、Yahooのように受賞作だけを一覧するのは、実はモンダイあり。
当然、本家のサイトにある受賞作品一覧では、選考委員と受賞作が対になって出ている。
他もそういう風に直してもらえんかな。
それはさておき、今年の選評も読める。(←来年の受賞作が出る2006年10月には、リンクが変わるはずです。)
最後の段落で、今年出た大道氏の単行本4冊のうち、もっとうまいものもあるが、あえてこちらを選んだ理由がおもしろい。なにより味のある選評。こちらもどうぞ。
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