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2005.11.28

一直線と、寄り道しつつと

日本人は、ラーメン、カレー、丼が大好き。
そういう私もまぁまぁ好き。

こういう一品完結の食事の風景って、カウンターに並んで、どんどん食べていくものばかりだ。
ごちゃごちゃ考えず、目の前にあるものを、ひたすらかきこんでいけば食事が終わる。
一直線な食事。

懐石料理、フレンチやイタリアンのような店は、コースでなければ自ら食事の構成も考える。
こういう場合、組み合わせを考えること、食べる順序や食べ方そのものも、おいしさのうちに入る。とりあえず皿の上にあるものをひたすら食えば終わる、ということはまずない。
コースを注文した場合も、皿の上にはたとえば前菜が複数種並び、野菜も一緒にもり合わさっていたり。最初は単品で、次にソースや野菜と組み合わせて、などとあれこれ試しながら食べたりする。
一つの皿が出てきて、食べ終わると下げられて、また次の皿が来て、その間合い、料理がない時の飲み物の味、料理を食べながらの味わいの変化なども楽しみだったりする。
ゆっくり歩いて、寄り道も楽しむ。決してまっすぐは進まない食事。

どちらがいいとか悪いとかゆーんじゃなくて、どっちも食事の一風景。
ただ、日本人の丼好きを見ていると、おいしいとわかっているものを、一直線に食べるのが好きな人が多いのかなぁ、と思うことがある。
だから、焼き肉なんかも人気があるんだろうなぁ。

それにしても、食事の店といえば、ラーメンかカレーか丼か焼き肉ばかりのウチの周辺では、選択にとても困ること、あり。
この間、やる気のあるイタリアンを一軒、見つけた。
時々行くフレンチの店もあるけど、やっと二軒目…あぁ、やっとゆっくり食事をする店が増えた。
繁盛してくれますように。

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コメント

こんにちは。
えー、何かちょうど逆のこと(?)を考えていたのでちょっとコメントさせて頂きます。
僕は、日本の料理は空間的で、西洋の料理は時間的だと思っていました。で、一直線なのは西洋の方だ、と。
つまり、時間線に沿って一方向に流れてる、順番に品が出てくる、と言う感じ。
日本だと、一緒に(と言うわけではないにしても)どんどん品が並べられ、主菜と副菜を交互に食べていく。空間的に配置されているので、順番は自分で決めて食べていく。
丼ものは? 丼ものはそれを一つの丼の中にぎゅっと圧縮した感じでしょうか? 箱庭みたいに。
なんか、見方が違うようでもあり、少しずらすと同じようでもあり、面白いと思って書き込みさせて頂きました。

投稿: どぜう | 2005.11.28 11:55

こんばんは、コメントありがとうございます。
ちょっと論点が異なりますが(私は時間の流れ方の違いだけを考えていました)、おもしろい話ですね。
ただ、日本の料理でも、懐石料理(しかも本格的な場合)だと、西洋のフルコースのように次々と料理が出てきます…どぜうさんが指しているのは、一般的な日本の食膳なので、まぁ特殊な例になってしまいますが。
おっしゃるように「丼は箱庭にみたいに圧縮した」というのが鍵でしょうかね。丼の始まりは、歌舞伎役者が食事を速く済ませるためだったという説もありますし。

となると、丼は時空を貫いてひっつけようとした、アインシュタイン的な食事?!
(いえ、じょーだんです。)

投稿: Studio KenKen | 2005.11.29 00:45

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