« もう今年の総括の時期なのか | トップページ | 05/12/07の本館更新 »

2005.12.06

黄金の日々

冷たい雨の降った4日、日曜日。
一夜明ければ、この冬一番の青空。
もっとすてきだったのは、夕暮れから青黒く冷えていく午後5時半。
ビルの谷間から見上げると、金星と細い月が、仲良くおりていく。
クリスマスのネオンが、くっきり浮かび上がる。
あぁ、冬だ。

***

東京を冷たく洗った日曜日は、パーティだった。
母校(高校)の管弦楽部を創設された方は、有名な作曲家としてご活躍。その大先輩を、感謝とともに囲む会だった。
人だらけ! いやー、160名も出席とは。

自分が1年生だった頃、先輩方が大河ドラマのテーマ音楽の楽譜(直筆譜のコピー)を借りてきて、演奏した。それがなんと、この日のメインの演目。
私はもうオーケストラ関連の活動をしていないので、この日は乗らずに聞くだけ。
あの曲を、自分が客席に座って聞くのは初めて。実に楽しい体験だった。(苦労して叩いていた皆様、おつかれさまでした。)

久方ぶりにお会いする方々が多数。しかも大先輩方が多数いると、ふつうはおっさんの私が、なんとここでは若手寄りに(もちろん若手ではないが)。

「いま、楽器やってんですか?」
「もうティンパニは長いことやってない、熱心なのは笙とリコーダー」
「え、笛だけじゃなくて、笙? しょえー?!」
と話していると、
「おぉい、来週、2曲、のらない? モーツァルトとメンデスゾーン」
「ティンパニ、ずっと叩いてないから、手首が動きませんよぉ」
なんて会話。
お会いすれば意外にもすぐわかる方々ばかり。クラス会とは違って、在学中は毎日必ず顔を合わせ(しかもモメごともいっぱいあった)、卒業後も何度も合宿などを重ねてきたメンバーが多い。

バロック以前の音楽と現代音楽に一番の関心を持ちつつ、ジャンルを狭めたくない気持ちであれこれ手を広げ、棒振りまでやらせてもらえた時期を10代に過ごせたのは、実はとてもラッキーだったのかもしれない。
二次会も含めて、たっぷりタイムトリップを味わった。

確かに楽しい経験ではあった。
一方、あの頃の自分の甘さに、言ってやりたいことも多々ある。
それでも、その時間を通過しなければならなかった理由があったことを、楽しい会話や料理とともに、かみしめた夜でもあった。
言ってやりたいことは、継続して今の自分がやればいいことだ。

P.S.
このタイトルで、わかる人はわかりますよね?

|

« もう今年の総括の時期なのか | トップページ | 05/12/07の本館更新 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16751/7485737

この記事へのトラックバック一覧です: 黄金の日々:

« もう今年の総括の時期なのか | トップページ | 05/12/07の本館更新 »