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2006.02.16

風刺漫画問題

ムハンマドの風刺漫画問題、デンマークの問題ではなく、世界的な問題となって、断続的にニュースが流れてくる。節分頃の事件で、もう10日以上経つのに。
この記事(アサヒ・コム、2/13)では、対話を拒絶したことが問題を大きくした、という。
いまでもパキスタンで抗議デモがあるようだし(この記事はYOMIURI ONLINE、2/15)、パリやら国連やらも絡むニュースが流れ続けている。

一方で、イタリアの首相が自分をキリストになぞらえて、反発を買っているという記事(アサヒ・コム、2/14)。
同じ頃に、宗教になぞらえるこんなことが起きるなんて、笑えないけど笑っちゃう(この記事が、国際問題として扱うほど重要度が高いかは別にしてもね)。

こんなことが西欧のイスラム観だとは思いたくないような現象だ。
報道の自由と、相手への配慮がないというのは、まったく別のこと。本来は良識の範疇に属するはずだが…
確信犯ならば、始末が悪い。

しかし、世界で起きるこうしたトゲトゲに、日本も無縁ではないんだよなぁ。
もって他山の石とすべし、なのか。

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