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2006.04.28

エマ完結、コーヒーもう一杯2

コミックビーム5月号(4/12発売)にて、森薫「エマ」、完結。

当初はこんなマンガになるとは思ってなかった。メイドへのラヴが、19世紀の愛へと昇華していく様を体験できたのは、実に面白かった。
正直に言えば、終盤のまとめ方はちょっと急ぎすぎたような気もする。たとえばアメリカに逃れたエマをウィリアムが見つける件も、ちょっと都合がよすぎるか。だが、(言葉通りの本来の意味で)あり得ない恋愛であっても、ハッピーエンドを見たい!という作者の願いのようなものは、伝わってはきた。

最終回はその意味で、初心回帰だろうか。広げすぎた人物やエピソードをまとめるには、性急だった。だがむしろ、皆に理解を得て祝福されるわけではない二人を、ことにエマを飾っていく二人の淑女とエマ、この笑顔の流れを描きたかったんだろうな。

一人の作家が、自分の描くものを見据えて、広げ、深めていく過程を同時に体験できるのは、そうあるもんじゃない。いろいろあるが、とにかく完結は祝いたい。

***

ところで、地味な佳品、山川直人「コーヒーもう一杯」は単行本第2巻が出た。(第1巻刊行時の感想はこちら。)

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トロい子ちゃん

なんでこんなに寒いんでしょう。
4月も終わるというのに、冬物を着ているなんて。ストーヴをつけてるなんて。

ところで、駅へ向かう途中でたまに会うネコがいる。
美猫というか、かわいらしい。
まだ幼かった頃のこと。
鳥にまかれたパンくずが道路に落ちている。そのにおいを飽きることなくクンクン嗅いでいる。しかも、動作がのろい。
と、車がやってきた。
「ん?」と音が気になりつつ、のんびりとにおいを嗅いでる。
運転手が「あぁー!」と困った顔でブレーキを踏み、直前に迫った自動車にびっくりしたネコは、左右を見て、いきなり道路に飛び出した。
車が減速していたからよかったようなものの、そうでなければ…
しかも学習効果がないのか、数回、そんな風景を見た。
勝手に「トロい子ちゃん」と名付けた。

ある日、トロい子ちゃんはかなり離れた地点の車の音を聞いた。
おぉ! 逃げていくではないか!
でも、車はだいぶ遠くからやってきて、数分後にやっとトロい子ちゃんの前を通りすぎていった。
やれやれ、と言いたげに、またパンくずに戻る。
車の音は学習したけど、パンくずを食えないのは学習しないのかい?

人に時々声をかけている。相手がかがんでくれば、近寄る。そうでないと、近寄らない。近寄っても、ちょっと距離を置く。餌がなさそうだと、去っていく。
うん、君、なかなかいい野良になってきたみたいだね。

寒いここ数日は会えないんだが、近所の人に餌をもらっているという噂を聞いた。
地域猫になっていくほうが幸せな子かもしれない。うまく暮らせるといいけれど。

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2006.04.20

J2SE 5.0 R4 (Mac OS X 10.4)で改善

やっと出ました、J2SE 5.0 Release 4。
(Mac OS X上のJavaはApple Computer自身がやっていて、Sun Microsystemsがリリース後に作業をするので、遅くなる。)

昨年11月、J2SE 5.0 Release 3において、EGBridge 15が入ってるマシンではJavaアプリケーションが起動しない、と書いた(記事はこちら)。仕方なく、J2SE 1.4に戻して使っていた。
(注:J2SE 4.0の前のバージョンは、1.4.Xと呼んでいた。1.5については、5.0と呼ぶことになった。その次のバージョンは6.0、コードネームはMustang。参考まで。)
(注:J2SE 5.0の前のバージョンは、1.4.Xと呼んでいた。1.5については、5.0と呼ぶことになった(ほんとはJava SE 5.0と呼ぶのだな、Appleは以前の呼び方を踏襲してるけれど)。その次のバージョンはJava SE 6.0、コードネームはMustang。参考まで。)

この問題、今回出たRelease 4で解決していた。
すばらしい。やっと安心して5.0で日本語を入力できる。

ちなみに、Release 4からは、J2SE 5.0がデフォルトになった。
以前より安定して動く。動作も速い。マウスのホイールによるスクロールが、まっとうになった。
FreeMindを時々使う身としては、とてもうれしい。
もちろん指定すれば、J2SE 1.4で動作させることも可能。
あー、やっとMacでも5.0時代に入れそうかな。

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TBできねぇ相手からとは

トラックバックをいただく。
内容も、当方の記事に添うものだし、トラックバックをかけるか、一言コメントでもしようか、と思いつつ、相手のサイトをよく見ると。

…コメントも、トラックバックも、受け付けない設定ですか。そーですか…

それが相手のポリシーだというなら仕方ないけれど。
スパムがうるさいからという気持ちもわからないでもないけれど。
トラックバックをかけたあんたからのメッセージは不要、だけどあんたのサイトの見に来る人はうちのお客さんにいただきます、と言ってるようにもとれる。

今回は削除しません。けれど、あんまりこういう例が多いと、考え直すかも。

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2006.04.19

神戸在住、完結

アフタヌーン5月号(3月25日発売)で、木村紺「神戸在住」、完結。

大学1年生の生活スケッチから始まり、語学クラスの仲良し3人組、文科系サークル英語文化研究部と学園祭、憧れのイラストレータ日和との交流と死、ゼミの生活を経て、就職と卒業で締めくくり。
内気で涙もろいが、静かに頑固な美術専攻生、辰木桂の日々を淡々と描いたマンガ。固定ファンがついてしっかり完結。卒業制作の後は駆け足だったような気もするけど、とにかく祝!
単行本は既に8巻まで出ている。年内に最終巻発売の予定とのこと。
(ちなみに、単行本はカバーも外して見なければなりません。マンガ道のお約束ですね。)

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2006.04.17

エッセイをおひとつ

昨日の記事で書き忘れたことがひとつ。

群像で今年からの連載エッセイは松浦弥太郎「僕の古書修業」

え? 誰、それ?
という方でも、COW BOOKSの代表だ、と聞けばなるほどと思うのでは?
いや、わかんない方でも、中目黒界隈の観桜に出かけた方は、川沿いにあった小さなお店に「あれ、これは喫茶店? 本屋?」とか思ったのでは。

今月で第4回。背取師の話(第2回)、エッセイと随筆の違い(第3回)など、毎回読みごたえあり。
単行本でまとまって読むのもいいけど、毎号ちょっとずつ読むのが一番楽しい。
雑誌を読む楽しみには、こんなのもあると思うよ。

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2006.04.16

ハルキの月だけど

4月7日に発売された文芸誌5月号のうち、文學界は沼野充義「ルポルタージュ ロシアの村上春樹」、新潮はリチャード・パワーズ(柴田元幸訳)「ハルキ・ムラカミ−広域分散−自己鏡像化−地下世界−ニューロサイエンス流−魂シェアリング・ピクチャーショー」

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2006.04.09

TabletPCはなんで普及しないのか

本を読んでいないわけではないんだが、それ以上にバタバタしてるな。
以前からちょろちょろ考えていた電脳絡みのことをば少し。

近頃それなりに世間をにぎわせたモノに、Microsoftの発表した"Origami"プロジェクトがある。
TabletPCを小型化したようなそれは、PCとPDA/携帯電話の隙間を埋めるものだという。(実際、OSはWindows XP TabletPC versionという。)
先日、日本でも大々的に発表された。(PCWatchの4/4の記事などを参照のこと。)

ところで、米国では少しずつ動き出しているが、世界的に見て(特に日本では)TabletPCはほとんど動いていない市場だ。
日本でも量販店の店先に置かれたことがある。しかし、多くの人は文字入力を試しては首を振り、去っていった。
注意しなければならないのは、この手の商品であっても、基本的に長文はキーボードで入力するということ。だって、ペンよりキーボードのほうが入力が早いに決まっている。
そうやって書かれたドキュメントに、手書きの注釈を簡単に入れることができる。ペンで画面上のオブジェクトを直接操作できる。長くない文字の入力や修正ならペン入力でもラクにできる。などというのが長所であるハズなのだ。
つまり、紙と電子ドキュメントのよさを合わせ持たせる、というのが本来の趣旨。

んが、実際に触るとわかるけれど。

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ココログのロゴをどうにかしてくれ

4/6および4/7の続き。

ココログ運営側から第6報が出た。
対策を施し、徐々に制限を緩和しているという。
しかし、今の状況を見ていると、新アクセス解析の導入の時も心配だ。

しかも、ココログのログ上に「無料でブログを作ろう!」と自動的に表示されてしまうことに、多くの有料版ユーザが立腹している。
私だって、金を払ってフリー版ココログの宣伝を背負わされるのはイヤだ。
こういうところで有料版ユーザをうまく差別化してほしいもんだが、まったく手を入れる気がないように見える。単にシステムを共通化したいということだけじゃなかろう、@niftyは結局ココログで広告ビジネスをやりたいんだろう、などと勘ぐりたくなる。実際どうだかは知らんが、もしもそうなら、正々堂々とそう言ってくれてかまわんのだが。
というわけで、デザインを変更して、ココログのロゴを抜いた。
声明が遅い上に決まりきった文句ばかりなんで皆がいらいらしてることも含めて、もっとユーザの気持ちに立ったサービスを自覚してほしい。

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2006.04.07

いくらかよくなったのか

昨日は午前3時過ぎの更新にした。
今日は午前0時過ぎでもログイン及び記事の更新が可能。いくらかよくなっているのか?
改善は進んでいるのか、対策はどうなっているのか。
きちんと情報公開をしてくれ。そのほうがユーザの信頼を得られるはずだ。

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Boot Camp 続報

昨日の続き。

Intel Mac(Intel CPU 搭載 Macintosh)上でWindows XPを起動させるためのツール、Boot Camp Public Betaだが、早速インストールと使用感についての記事が出ている。
PCWatch(4/6)と、ITmedia(4/6)である。
これを見る限り、それほど難しい作業ではないだろう(まぁ人にもよるだろうけど)。

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2006.04.06

Macが公式にWindows Boot

確かに以前「Intel MacintoshでWindowsを公式にサポートはしないが、ユーザがWindowsをインストールしてブートするのを邪魔はしない」とPhilip Schiller(Apple Computer のワールドワイド・プロダクト・マーケティング担当上級副社長)はプレスに話していた。

しかし、Apple Computerから公式にWindowsをBootさせるツールが出るとは。
Boot Camp Public Betaの登場である。

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どうにかしてくれ

うーん…
3月28日、有料版ココログの機能増強開始。
3月31日、Nifty-Serve以来のワープロ・パソコン通信終了。
本来なら、ココログ増強おめでとう、パソコン通信いままでありがとうさようなら、となるはずだったスケジュールだろう。

それが、有料版ココログの機能増強後、管理用サーバへの接続がおそろしく重くなり、記事表示システムにも不具合が出た。
一応4/2までに、5つのココログユーザ向けへの報告が出たが、その第5報以降、新たな報告はない。深夜0時前後のログインは重くてたまらんこともあるし、更新するのがイヤになっちまうくらい。
しかも古河社長のブログのエントリーが、こんな記事(ITmedia、4/4)で報道もされる。

パソコン通信以来長らくユーザをやってきたが、これほどまでの不満爆発は珍しくないか。
不満を抱く者は皆、無料ユーザじゃねぇんだ。まともに利用できるように一刻も早くしてくれ。要望もあるけど、すべてはそれからだ。
というか。ニフティ経由の知人・友人もいるし、楽しい思い出もたくさんある。こんなトラブルの長期化で、楽しかった記憶にまで泥を塗らないでくれ。
頼むよ、もう。

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2006.04.02

都は花盛り、そのはずれで和む

4月1日、久しぶりに神保町に出た。
地下鉄半蔵門線に乗っていたので、たまには九段下から歩いてみるかという考えがよぎった。
その瞬間、「本日、九段下はたいへん込み合っております…」というアナウンス。
ほどよく晴れてるし、まさに花見日和か!
結局、神保町まで乗る。

その神保町も、花まつり。

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EWI4000s、もうすぐ出荷開始

久々の更新は、短信から。

AKAI professionalの3/31付ニュースで、ついにEWI4000sの出荷が告知されている。
4月第2週(4月3日の週)とのこと。

数が少ないようだが、無事に出荷にこぎつけてなにより。

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