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2006.05.09

外様猫

気持ちよく晴れが続くG.W.と思いきや、終盤に雨が続いて、明けるとまた寒くなってきた。それでも、たまっていた洗濯が乾いたり、COMITIAに行ったり、所用や仕事も含めて悪くない日々だった。

さて、トロい子ちゃん、その後。
4月末の早朝、生息地周辺を通りすぎようとすると、とある家の前で餌をもらっていた。専用の餌皿あり。
数日後、とある家の前に猫小屋が出される。前には水と餌皿。
しかも、気温に応じて日除けやら、雨除けやらが出ている。
外様猫である。

水を飲んで和んでいるトロい子ちゃんを見かけた通りすがりのカップル。
近寄って撫でようとした。びっくりして後ずさる猫。女性がかまわず撫で回そうとするが、男が「そのへんにしとけよ、いやがってるよ」。
なかなか心得てますな。
それにしても、なんとなくかまいたくなるようなところがある。

多くの野良猫は、幼い頃を通過すると、かわいくなくなる。
いや、それは語弊があるな。幼児のかわいらしさから、厳しい環境を生き抜くためのふてぶてしさを身に付け、貫録が芽生えてくる。美しい猫は多いけれど、どっちかっつーとオッサン/オバサン臭くなってくる。
人間から見てかわいらしくなくなる、と言うほうが正確だ。
つまり、飼い猫のかわいらしさって、動物を大人にしないからなのだろう。人間社会そのものがそういう面があるのか…って、話がズレていくから、戻す。

トロい子ちゃんの場合、そろそろ身体が成長しつつあるのに、なんだか顔がかわいいままだ。おまけに動作も猫にしてはスローモー。野良猫としてはいかがなものか、というくらい。
だけど、人に遭遇した際にとる、敵か味方かを見分けようと逡巡する表情が豊か。躊躇が足に出る歩調など、人間的といってもいいくらいだ。においを嗅いでは考え事をするように小首を傾げていることもある。なんとなく感情移入したくなる。そこが人々にはとてもかわいく映るんだろう。
この子の動作は飼い猫と野良猫の狭間にある。無事、地域猫に昇格(?)しつつあるけれど、どんな顔になっていくのやら。

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