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2006.09.27

ローマ法王発言、その後

先日記したローマ法王発言の波紋だが、法王自らイスラム諸国の大使らと会談した模様(たとえばアサヒ・コムの記事、9/25)。

さすがに法王自らが話をする、ということになったようだ。
広がった波紋が直接行動に繋がって大きなうねりに至る、という事態には至っていない。

国際問題というのは難しい。
一国の中が、一つの意見で完全に一枚岩になっていることは、まずない。もちろん大きな傾向はあるだろう。しかし、国となれば地域や文化圏も複数あり、より多彩な要素を持っていることだって往々にしてある。
一方、その国・文化・宗教などを代表する立場にある人の発言は、周囲の国・文化・宗教に対して、総意を語っているように見えてしまう。(したがって、イスラム圏の人々には「やはりキリスト教徒は無意識のうちにそう思ってたのか」という受け取り方になる。しかし、全員がそうではないはずだし、対話の糸口だってあるはず。)
それぞれの違いを知り、また所属する人々の多彩さにも目を配って、相互を尊重するように決断・行動できるのが望ましいし、そのための知性であるはず。それは、宗教者にこそ行ってほしいこと。
互いを尊重した上の平和でありますように。

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