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2006.10.28

アフタヌーン12月号(2006年)

まだ全部読んでないんだけど、今月は「ヒストリエ」が掲載されているんで、早めに。

岩明均「ヒストリエ」、「ボアの村」篇が一区切り。エウメネスの青年時代が終わりを告げた。
村から近いギリシャ文化の町、ティオスとは長らく友好関係を気付いてきたが、時期当主であるダイマコスは戦争を仕掛けてくる。エウメネスは知略により、好戦的なダイマコスを罠にはめて撃破。その弟、テレマコスがやって来ると、騙し討ちにしたエウメネスは村の出身でないことを告げて…(ここからが今月の内容)
ギリシャとアジアの戦争(すなわちヨーロッパとアジアの戦争)を終結させた知略は、村に再び平和を、自らの旅を呼び寄せる。

ハナニアラシノタトエモアルゾ

サヨナラダケガ人生ダ

(井伏鱒二「厄除け詩集」の訳詩より)


などという言葉を思い起こさせるなぁ。(ちょっとヘンなタトエ?)

***

先月号で未読と書いた木尾士目・作、小梅ケイト・画「くじびきアンバランス」を、今月号とあわせてまとめ読み。
まぁなんつーか。お約束の展開で、ウケる人にはウケるかと。(うーん…オイラは載ってれば読む、程度かな。)

それより、北道正幸「ぷ〜ねこ」が今月はウケた。
これ、アベレージがすごく高いけど、時々ホントに天才的。

黒田硫黄「あたらしい朝」は、なかなか快調に第4回まで進んでいる。
コマの表現に、新しい味が加わってきてる。いいな、今回は。

***

全体に、今月は読みどころが増えてきたようだ。
「おおきく振りかぶって」をはじめ、「しおんの王」、「ヴィンランド・サガ」、「ラブやん」、「るくるく」などがずっと安定していて、「臨死!江古田ちゃん」や「ハトのおよめさん」が毒を出し、「謎の彼女X」、「ナチュン」、「パノラマディリュージョン」もある。
木村紺の「神戸在住」単行本計画や、新連載「巨娘」も方向性が決まったようだ。
がんばってちょーだい。

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