黒船レディと銀星楽団「古本屋のワルツ」
昨夜、阿佐ケ谷バルトで開催されたライヴに行ってきた。
出演は、黒船レディと銀星楽団。
10/18にリリースされたCD「古本屋のワルツ」の発売記念の演奏会。
甘く滑らかな黒船レディこと水林史氏のボーカル、それに寄り添いながらもキレのあるリリー婦人こと廣田ゆり氏のピアノ、リズムと雰囲気がすてきで時々声でもからんでいくソルトリバー伯爵こと塩川俊彦氏のギター。
ゲストにベーシスト安田幸司の渋い音が加わって、甘さとほろ苦さ、楽しさと切なさが溶け合った空間だった。
オリジナル曲を核に、「アマポーラ」やスィングなどのスタンダードナンバー、服部良一なども織り交ぜた流れは、ちょっとノスタルジック、そして今を生きる私たちにとって美を感じる源泉がどこにあるかを訪ねて廻るよう。
黒船レディの歌が先導していくその空間は、滑らかな天性の声と、聞きやすい発音に支えられている。伴奏が甘く流さず、要所要所で切れ味や冴えを見せるところもいい。圧倒的な声量にものを言わせるタイプにはなかなか難しい、心潤す楽しい雑貨に満たされたような響き。
不思議な魅力がある方々だ。
ちなみにタイトルとなった「古本屋のワルツ」はだいぶ以前から演奏していたオリジナル曲だそうだが、これを耳にした神田古書店連盟からの協力などもあって、CDリリースに至ったそうだ。
ライヴでより動きのある(生々しく即興性に富んだ)雰囲気のほうが、より深く浸れるようにも思う。
古本まつりの10/28、神保町のカフェFOLIOで、ライヴがあるそうだ(入場無料!)。他にも発売記念演奏会がある。
本館の「おもしろそうな催し」、また公式ページの演奏会情報に詳細があるので、どうぞ。
| 固定リンク


コメント
kenkenさん、ありがとうございます。
神保町FOLIOのライブはお天気のよさと古本市のにぎわいに恵まれて、立ち見が出る盛況でした!
次回は渋谷「7th Floor」というライブハウスで11/26(日)にいたします。またぜひ聴きにきてくださいね!
それにしても、kenkenさんのライブレポート、あまりの名文に読み惚れ(?)てしまいました。私たちの音楽を言葉で表現すると、こういうふうになるのですね~♪
投稿: ヒロタ | 2006.10.30 10:31
ヒロタさん、コメントありがとうございます。
10/28の神保町、大盛況でなによりでした、おめでとうございます。
渋谷にも行けるとよいのですが、その日は予定が入りそうで、まだ微妙なのです。大丈夫になれば、うかがうつもりです。
あと、過分なお言葉、ありがとうございます。
次のライブの盛況と、楽しい今後の展開を祈念しております!
投稿: Studio KenKen | 2006.10.30 21:51