« 1〜2月の読書短信 | トップページ | 初めての媽祖廟(横浜中華街) »

2007.02.17

冬のにおいが去っていく

15日から16日は、空青く澄み渡った。
それでも夕刻、うっすら煙る西を見ていると、もう真冬じゃないんだ、と思う。

暖冬かつ春一番の早かった今年は、冬のにおいのする日が少なかった。

冬のにおいとは。
からっ風が上から下へと降り来る時の、鼻の奥をツンと冷やし、生き物の気配を鎮め、生臭さが消えていくような、におい。
これが強くなり、曇ってくると、たいてい雪が降る。
ちょっとだけ冷蔵庫のにおいに似てるけど、やっぱり違う。

立春を過ぎる頃、空気が下から上がり出す。
においが変わる。
潤み始めた空気は、土と緑の香りを少し含む。鼻腔を通れば、身体が緩む。
これは春のにおいではない。極寒において、春に声をかけるにおい。
春のにおいは3月に入り、沈丁花などが香り出す頃から。

こんなにおいのせめぎ合いが、私の思う三寒四温。
うーん…視覚優位のホモ・サピエンスにおいて、嗅覚・聴覚が重要なオレって、どうよ。と思う。

それにしても、今年は落差が激しい。朝と午後と夕方で、違うにおい・気配が漂う。
身体が毛穴を開くべきかどうか迷っていて、こういう時は何を食べたいか、どんな音楽を聴きたいかも、なんだか納まりが悪い。
そういえば、最近iPodの稼働時間が減っているかもしれない。ただ、気候のせいだけじゃない。これはまた別の日のネタに。

16日夜は冷えてる(とはいえ例年並みなんだけど)。
地中から出てきちまったカエルにも幸あれ。

|

« 1〜2月の読書短信 | トップページ | 初めての媽祖廟(横浜中華街) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16751/13936238

この記事へのトラックバック一覧です: 冬のにおいが去っていく:

« 1〜2月の読書短信 | トップページ | 初めての媽祖廟(横浜中華街) »