ものわかりがよすぎるのもモンダイだ
NHKの放映する「プロフェッショナル」は、つまんないわけじゃないんだが、どうにも座り心地が悪い。
わかりやすい結論、一言で言い表せること、おいしい映像に、こだわりすぎているんじゃないか。
もしも世の中がそういうものばかりを求めているとしたら。
予備校で習う「ここがポイント!」だけですべてをすり抜けられると思ってる人間が増えすぎてるってことか。
それが悪いわけじゃない。
ただ、「難しいことを簡単に伝えられる人が一番わかってる」のは真実の一面であるものの、「すべての難しいことは簡単に伝えられるし一言で要約できる」と信じ込むのも間違いであるということ、ただそれだけだ。
プロフェッショナルという言葉に宿るコトは、そこにこそ触れるはずだろう。
その意味で、今まで2回だけ放映されたトーク・スペシャルはまだ見ごたえがあるが、通常放送はどうも食い足りないまま終わってしまう。
ホントーにあんな内容でいいのか、茂木健一郎?!
(呼び捨てかよ、おい。)
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