なんなんだ、これは
17日午後8時前、統一地方選に立候補していた長崎市長が銃撃された。
前日夜、米国バージニア工科大学で銃乱射事件が起きたすぐ後で、衝撃は大きい。
しかも、選挙期間中での、現役市長としての立候補者であり、二重の衝撃がある。
(ニュースサイトで多くの記事があり、いちいちリンクは張りません。)
残念ながら逝去された伊藤一長市長には心からご冥福を祈念いたします。
また、米国で起きた事件で亡くなられた方々へもご冥福を祈念いたします。
暴力は民主主義にそぐわぬものだし、主義云々に関わらず、許されることではない。
一方で、容疑者の動機や、ここまでに至った経緯など、まだよくわかっていないことも多い(日米どちらの事件も)。
もしも、米国の銃乱射事件や、今回の件が、追いつめられて暴力以外に解決の道がないと思い込んだとしたら。
なんだかイラクの状況を連想させられてしまう。
そのイラク、少し前の12日にはイラクの国民議会食堂でテロが起き、いまさっきも連続テロが起きている。イラク関連のニュースは比較的頻繁に起きているのだが、議会内でテロが起きるところまでいったのは、やはり尋常じゃない。
それほどまでに、人は違う立場の相手を理解できないものなのだろうか。(お互い、相互に、だ。)
って他人事のように言ってちゃいかんのだが。
暴力を止めるための制度作りも重要かもしれないが、まったく違う世界や立場のことを思い描く想像力が足りないことも関係している事件だとするなら。
その原因はどうすれば取り除けるのか、解決に向かうものなのか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント