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2007.05.06

何もしないをする

5月1日〜2日を無事に乗り切った時、思った。
今年の黄金週間は、何もしないをしようと。

とはいえ、生き物は動くのが生業であるからして、彫像のように動かないわけにもいかない。ヒトとしては、本物のネコのようにおんもを向いたまま20分経過、などという真似もできない。
ていうか、最終目標を決めて、かりかりしなければ、それでいい。

睡眠不足の傾向が強いから、よく眠る。
コンピュータのモニターを凝視する時間を可能な限り減らす。
少しは脚を使う。
まーそれくらいか。となれば、散歩でいいだろう。

***

それなのになぜか、アキバに赴いた日、あり。
コンピュータは見ないんじゃ?…
いやね、浄水器のフィルターを買いつつ、ちょっと街の変化を眺めようと。
(なんてのは言い訳で、たまにこの街を踏んでおきたくなるんだ、きっと。)
ところが、古い機種はやはり在庫がない。一瞬よそを探そうかと思ったが、そんなことをしてアキバの深みにはまっては、意味がない。ポイントカードも使えるから、発注した。

久しぶりに見る歩行者天国は意外にも静か。ライブもパフォーマンスもなければ、メイドもいない。土日じゃないからか、警察がうるさいからかはよくわからない。
それなりに人はいるが、そう混雑もしていない。中央通りより、昌平小学校側の通称「けものみち」のほうが、人口密度が高いか。相変わらずのあやしい路上販売、チチブ電気脇のおでん缶に群がる人々、あきばお〜のラーメン缶を買う人々…どちらかといえば観光客のほうが多いか。
そういう人々は、耳かきサービスの店に驚いていた(昨年からある)。

石丸電気などの音楽・映像ソフト売り場は、おじさんばかり(自分だって)。ここで買い物をする人々の客層は固定しているのだろうか…
って、ゴールデンウィークなんだから、まっとうな人々はこのあたりには来ないのがフツーじゃないか。いるのは、オレも含めてまっとうじゃねぇんだよ。

***

Walk2007gw1

その足で神保町界隈まで歩いた。
というか、こちらがメイン。

昌平橋(万世橋から御茶ノ水方面を望むと見える橋)から外堀通りを淡路町交差点へ向かう。途中で神尾記念病院方面へ入り(路地に時々ネコがいるよ)、東京海上火災ビルへ向かう。

あとは道なりに歩けば、明治大学のあたりに出る。
そこからは、三省堂方面へ向かうもよし。山の上ホテルのほうへ上り、綿華公園を眺めつつ下るもよし。御茶ノ水駅側へ上って楽器店を眺めてから、神保町へ下るもよし。
坂が多くて表情がある。店がちょこちょこあり、緑もところどころにあって、退屈しない。

今のようにインターネットが行き渡る以前は、多くのエンジニアが秋葉原にやってきて情報蒐集をしていた。その足で、神保町の古書店に行く流れがあった(もしくは、神保町で資料を漁ってから、秋葉原で実地情報を漁るなど)。
その頃は、ちらほら人が歩いていたし、神保町もわさわさしていた。
いまのようにネットが生活に入り込んで、量販店とネットを軸に情報蒐集と買い物を済ませることができれば、こういうコースをあえてとる人々はほとんどいないだろう。
ましてや黄金週間は多くの古書店が休み。非常に静か。

Walk2007gw2

閑話休題。
プラプラ歩いてから、靖国通りに出た。今ごろはほんとうにゆっくり日が暮れてゆく。晴れて暖かく、気持ちいい(まだちょっと腰が痛いけど)。

わざわざ上京してきたらしい若者が、書店で店員をつかまえて、すずらん通りの位置を質問するや、そそくさと出ていった。
最近はネットで下調べをしてから来るものと思っていたが、たまたま思い付いて来たのかもしれない。
この街は5月連休に人が著しく減るため、営業しないところが多い。一声かけようかと思ったが、あっという間に出ていってしまった。がっかりしていないといいが。

***

わざわざ休みの街へ行くなど酔狂以前か。
でも、このあたりってたまに見たくなる。
最小限の軽い荷物で、5月らしい風に吹かれ、ただ歩いて、満足。

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