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2007.09.10

日本的なJobsのレター、日本発の踊るスピーカー

先日、iPodラインナップのフルモデルチェンジに関するエントリーで、このように書いた。

iPhoneが8Gモデルに統一された(つまり4Gモデルは廃止された)上、一気に200ドルも値下げされた。半年も経たないうちにこの仕打ち、初期ユーザで立腹する人もいそうだ。

実際に声を上げた人は多く、Apple社CEOのSteve Jobs氏は早速お詫びの声明を出した。

S.Jobsのレター

・ITmediaの記事(9/7)

値下げ前にiPhoneを購入したユーザに、100ドルの商品券を発行するという。
商品券はApple Storeで使用するものらしい。まぁ当然といえば当然か。

ちなみに上記のJobsのオープンレター、なかなかおもしろい。これがテクノロジーの世界で生きるということであり、決定は正しかった、ただし立腹した人がいることに配慮して100ドルの商品券を発行する、という。

似たようなレトリックが、Mac OS Xの新バージョン 10.5 "Leopard" のリリースを延期する時にも、使われたような。
人生に喩えて、「これに人生賭けてるんだぜ、オレたちは」みたいな気分を醸そうとする。論理を重視する英語圏の文章の最後の一押しに、これを持ってくるあたり、むしろ日本を含むアジアの企業のような要素を感じるのは、私だけだろうか。
そういう会社だからこそ、iPodを生み出したのかもしれない。これこそ日本的な製品だしね。

***

そんな企業の代表格であるSONYは、かねてからチラ見(?)広告してきた "Rolly" を公開した。

・ITmediaのRolly第一報(9/10)

・インプレス、AV WatchのRolly第一報(9/10)

上記ニュースサイトをたどれば、動画でも確認できる。
AIBOばりの、踊る音楽プレイヤー、しかもスピーカー内蔵。
自分だけで聴くんじゃなくて、人と一緒に聴くことに特化したというか。
いや、プレイヤーじゃなくて、音楽ロボットなわけね、これ。

うーん…かわいいといえば、かわいいよ。
ここまでいくなら、声でマシンをコントロールする方向をもっと徹底的に追求しても、おもしろかったんじゃないかな。まぁ民生機での実用化が難しい段階ではあるのだろうけれど。

新しい市場を開拓しようという意欲はすてき。
だけど、量を稼ぐタイプの商品でもないように思う。
ネット上のサービスで言えば、注目度は高いのにユーザ数は思ったより少ないSecond Lifeみたいな印象も受ける。
うーん…

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