有楽町駅前ロータリー
JR有楽町の駅前、長いこと工事していたけど、10月12日に丸井がグランドオープン。
久々にあのあたりを通ってみたら、JRの改札からすぐの車道と信号が、全面的に歩道になっていた。そのまま丸井やカフェのあるビル2棟へ歩いていける。ちなみに、かつて車道だった高架線下は、石を敷き詰めたきれいな歩道に。
つまり、車道は向かいの交通会館(三省堂書店のあるビル)を囲むロータリー状態に変貌したことになる。
それにしても…
交通会館側から見ると、なんというかこう…
新しいビルのオープンした地方都市の駅前、みたいな印象。
でもそれは、線路沿いの一角に古くさい中華料理屋、パチンコ店などが残っているからじゃない(と思う)。
地下階段を覆う屋根、カフェなどの入る飲食店、丸井の入り口など、トランスペアレントな最近の意匠、これ自体がもう既に、古くさく感じられる。
なんかね、丸井の近辺、きれいなビルに入ってるマイアミ系列のカフェ、喫茶店の看板などに色の統一感がなくて、安っぽく見えちゃうのね。
一方、少し先にリニューアルした、プランタンの横にある読売新聞社ビル(GINZA HANDSが新規開店したビルね)。
こちらもガラス張りだけど、そこまで古くさくは思えない。もう少し抑えて、品のある色と照明だから。
また、数寄屋橋交差点の阪急MOSAIC、あるいは銀座三丁目あたりの松屋とAppleStore周辺のように、大切な色をいくつか決めて使うと、飽きない景色になるのかもしれない。
今回の有楽町駅前開発は、あれが老舗ビアホールのレバンテなど名物レトロ建造物を数棟をつぶした結果かと思うと、少しばかり残念な感じ。
もっとも、オフィルビルでもあるし、そちらはマリオンとデザイン的な共通項もあって、街を壊すような景色でないのだから、問題は運用なんだろう。
それにしても、駅前ってこうなることが多いような気がする。もったいないよね、ほんと。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント