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2008.04.29

自由と自由と統制、2つのモデルのせめぎ合い

ほんとにG.W.かという朝晩の冷え込みが続いたけど、本日は見事に暖かくなった。少し安心した。

ところで、26日に北京オリンピックの聖火リレーが、長野で行われた。
集まった中国人、またリレーの妨害工作などで騒然となり、逮捕者が出た、という報道が相次いだ。
たとえば、こんな記事(アサヒ・コム、4/26)。
また、ソウルではもっと騒ぎが大きかったことも話題になったが、それ以上に「聖火応援隊」を派遣していたという報道(アサヒ・コム、4/29)も出てきた。

うーん・・・
北京オリンピックを通じて大国ぶりをアピールするのは、やめろと言われてもやるだろうから仕方ないけど、政治体制の違う国に、自国の人間を派遣して治外法権すれすれで振る舞うとすれば、いかがなものか。
それでも中国は、コントロールのきく政治経済体制を前提に動き(それがうまくいっている、という自負さえあるはず)、半ば輸出することにも抵抗はないんだろうな。
10〜20年程度はどうにかなっても、長い目で見てそれがうまくいくと本気で思っているのだろうか。
明確な目的に向かって統制をとると、一見効率がよいが、目的そのものを見つけながら進むにあたっては、計画そのもので縛りまくるのは逆に萎縮させ、活力を奪うんじゃなかろうか。

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2008.04.27

ある日のカーネル・サンダース

Kfc_akiba0804

秋葉原はガード下のKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)で、なにやら人だかりが。
みんな携帯電話をかざして写真を撮っている様子。
コスプレ撮影会でもやってるのか。

近づいてみると、写真のごとし。
KFCもアキバ仕様ですか。
「さわらないでください」を守って、皆さん遠巻きにケータイを掲げる。私も混ざる…が、もう一歩踏み込んで撮ってみた(とはいえ、みんなが撮ってるから、そんなには近づけないけど)。

ちなみに、欧米人数名は普通にデジカメで撮影。最近はNokiaやSamsungのケータイで撮影する外人もいるけど、やはりデジカメあるいはデジタルビデオが主流の様子。
帰国後、彼らは友人に写真を見せつつ、どう話すのでしょうね。

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2008.04.23

法規制より、教育だろ

“青少年ネット規制法案”がしばしば話題になる。
自民・民主の双方から議員立法の動きが続いてきたが、ここにきて反対意見の表面が出てきた。
とりあえずは、新聞記事としてアサヒ・コムの記事(4/23)を、IT専門日刊紙としてInternet Watchの記事(4/23)をリンクしておこう。(日経やITmediaなどもそれぞれ記事にしている。)

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2008.04.16

本屋大賞は5年経ったのね

そういえば本屋大賞は5周年だったのだ。そしてついに伊坂幸太郎氏が「ゴールデンスランバー」で大賞をとった。(アサヒ・コムの記事はこちら。)

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2008.04.09

いまごろ「ウェブ時代をゆく」について

実は昨年末の記事の今後の予定には「11月に発売された『ウェブ時代をゆく』雑感」が入っていた。
とっくに読み終えていたのに放置した理由は単純、3月末に向けて集中すべきことがあったためで、他意はない。

「ウェブ時代をゆく」は、Webが情報というより生活のベースになる時代に、いかに働き、生きるかについて、梅田氏流の見解をまとめている。
仕事術のような気配も少し混じり、他の著作のような、シリコンバレー発の新しい空気が流れ込んでくるような内容ではない。人によっては、特に新しい知見はなかったなどという感想も出てくるだろう。

でも、この新書の目的はそもそも、これまでのようにエッジで走り続ける人々の言動を紹介したり、それらに共通することを氏なりにまとめることにはない。
自らの半生を顧みながら、エッジには立たなかったこと(そういう人にはかなわないと感じたことがほのめかされている)、エッジに立った方々と話をしながら旧来の組織とも付き合う仕事をしてきたからこそわかることを書いている。そこが重要。
だから、旧来の組織がいきなりなくなるとは毛頭考えていないし、そういう場が活きる人ならば逸脱しないほうがいい、とも書いている。
さらに、エッジを突っ走る人々の行く「高速道路」から降りることを選択する、つまり「けものみち」(この喩えも氏らしい)を通ることを選択するにはどうするか、ということに触れている。新しい時代に、自分の関心のある業界でエッジに立つ人々と交流しつつも、まだ見つかっていない道を歩く方法のヒントを、自らの経験を交えて語る。私はこうやってきた、それをまとめてみるので、自分に続く人たちの参考になれば、という思いが伝わってくる。
そういうところを読み落としてはいけない書籍だと思う。

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一方で、この書籍が(おそらくあえて)触れていない、日本での事実がある。
多くの場合、IT関連業というのは「IT土方」と呼ばれる、ということ。

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