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2008.08.11

海へ、流れに乗って

Hayama2008_01

Hayama2008_02

朝起きたら、軽い筋肉痛。それは、海へ行ってきたから。
昨年同様、葉山へ。ただし今年は、午前から張り切って海に入ったりしない、緩めの計画で。何も考えず、とにかく日本の潮風に吹かれてみる。

移ろいやすく「ゲリラ雷雨」も心配だった天候も、なんとかなりそうな予報。
集合して電車に乗っているうちは曇っていたが、逗子に着いた頃は薄く日が差してきた。

***

まず、神奈川県立美術館葉山の様子を見てみる。白く簡素な面が印象的な建物は、採光のガラスから緑が見える。清潔感ある佇まい。
隣接レストランで昼食をとろうとするも、席数が少ないために待ち行列ができている。予約表に記名してから、一度離れた。

入場して一周しようという話も出るが、順番が来たときにいないと、キャンセル扱いになるため、一抹の不安が。
地下の資料室に向かってみる。小さいながらも、全国公立美術館の展示会カタログが収蔵されている。静かで過ごしやすい。カタログや雑誌などを見るうちに、気になってレストランに戻ったら、順番が近づいていた。なんとなく、流れに乗った感じ。

席は全面ガラス、海や浜を見下ろす。待っている間にも、陽光が広がるのがわかる。海を見ながらのフレンチ風味の洋食コースはリーズナブル、パンのおかわりまでして(魚料理のコースはちょっと軽め)、満足。

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すでに午後なので、歩いて砂浜へ。
パラソルとチェアを借りようと思ったら、チェアは全部出払っているという。仕方ないので、パラソルのみで浜へ。

それでも、雲が切れ、青空が見えてきた。陽光が降り注いでくる。日焼け止めを塗りつつ、やっぱり流れに乗っていると思う。
海水はしかし、冷たかった。昨夜から気温が低めなのも、このせいか。それでも2度目以降は慣れて、人の少ないあたりまで泳いでみる。静かで、ほとんど波が来ない。
そういえば、昨年よりずっと人が少ない。パラソルもまばら。おかげですぐに自分たちの基地がわかる。
3回ほど泳いだが、冷たいのであまり長くつかってもいられない。少し浜を散歩してから、5時になる前には上がった。

***

昨年は座れなかったエスニック風カフェに、今年は入れた。ビーチが空いていたとはいえ、ほぼ満席だったから、タイミングがよかった。ここでも流れに乗っている。

空が少しずつ色を落とす前。風が気持ちよく、汗が出ない。暖かいカフェ・ラテが、妙においしい。バイク乗りが暖かい缶コーヒーを飲むのはこんな気持ちか、と想像してみる。おしゃべりをしている私達の前では、浜で人と犬が寄り合い。なんだか映画を見ている気分。月もゆっくり昇っていく。

暗くなる前に席を立った。バスの前に、覚悟を決め、超絶的に汚いトイレへ。
向かう途中、ビーチでヨガ講習に出くわす。なるほど、砂浜でやると気持ちいいかも。
トイレが美術館とは反対の方にあるため、美術館前ではなく、一色海岸からバスに乗った。私達が乗って座ると、ほぼ満席。やはり流れに乗っている。
さっきまで明るかった海は、車窓からはもう夜の顔。びっくりしていると、森戸海岸あたりでおそるべき人数が乗ってきた。途中で降りるのは無理なくらいの超満員に。

***

夕食はメンバーの提案で、鎌倉まで足を伸ばしてみた。途中、iPhoneを持ってきた方が検索をかける。マップにピンが立っていくのはかなり便利だが、細かい情報をとる前に到着(一駅しか乗らないし)。
店が閉まっていく時間ではあったが、飲食店はまだ大丈夫。ゆっくり歩いて店を決める。
今度は和食。私が頼んだてんぷら御膳は、江戸前の胡麻油ではなく、あっさりした風味。今日のように少し疲れていると、かえってありがたい。
確かに土地勘のない逗子よりも店を選びやすい。いい選択だった。

帰りの電車に乗っていたら、窓の外が濡れている。横浜では濡れた人々が乗り込んできた。突然の大雨らしい。
おそるおそる最寄り駅で降りたら、むっと湿度に包まれるが、雨はすっかり上がっていた。最後まで流れに乗った、楽しくラクな一日。
こういう時は、考えすぎないほうがいいのかもね。

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