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2009.01.20

ハドソン川の奇跡と、米国大統領の交代

1月16日、米国ニューヨークのハドソン川(マンハッタンの西側)に、米旅客機が不時着したが、全員救助された、というニュースが流れた。
(たとえば、アサヒ・コムの簡潔な記事と、機長に関するこの記事など。)

氷点下、船の多いハドソン川、周囲は密集したビル街という悪条件において、全員が救助された。すばらしいことであり、奇跡こそがふさわしい形容だが、一方で機長の冷静な判断があってのことでもある。

似た時期に起きた事でなぜか思い出したのは、阪神大震災。
震災は大地が揺れるため、被害は大きくなる。飛行機事故で助かった155名と単純な比較などナンセンスであることは、わかっている。

ただ、1995年はあの震災をまるできっかけにしたように、日本で様々な事件が相次いだ。まるで、その年の記憶されるべき事柄のひな形として、大地が揺れた、という妙な連想までしてしまうような。

まるで迷信めいた連想だが、もしも「ハドソン川の奇跡」が、2009年の米国におけるひな形のような事件であるならば。
冷静に人智を尽くせば、クラッシュしかけている現在の経済や政治の問題を、ぎりぎりで回避できるのだ、という連想も出てくる。

そんな中、もうすぐ米国の大統領がジョージ・ブッシュからバラク・オバマに交代する。
現実を見れば楽観的になれる要素はほとんどないが、それでも何もせずに流されるより、少しでもよい方へ向かうために変わろう、というメッセージを掲げてきた人物への交代。
この交代劇の合間にも、国家間で様々な動きが起きたが(ロシアとウクライナのガス問題が欧州を直撃、イスラエルのガザ侵攻など)、そうした問題や米国経済の再生も含めた様々な事柄に対して、いよいよオバマ大統領が本当に陣頭指揮を執る年が始まる。

しかし、今後は本当の意味での国際協調が必要になる。一つか二つの大国が大きく治める時代はおそらく終わりを迎えるだろう、その時に何が起きるか。
だからこそ、おそらく世界中が目を向ける日になる。

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