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2009.07.20

ThingsはMacとiPhoneの両方がいい

GTDツールとして、Mac/iPhoneユーザに有名なのは、OmniFocus(以下OF)とThingsだろう。

私はThingsを使っていて、現在Mac版は1.1.3、iPhone版は1.3.10。一時期動作や同期が重くなったが、この5月以降は再び実用的な動作に戻っている

ところで、OFとThingsの最大の違いは、OFがiPhone版単体でもほぼすべての機能を使えるのに対して、ThingsはMac版をメインに据えて、iPhone版はそのデータを持ち出すことに特化していること。

たとえば、定期的な繰り返しタスクの新規作成は、iPhone版では行わない(もちろんMacから同期して持ち出した繰り返しタスクは、iPhoneでも扱える)。
おそらく設計思想として、Mac版をデスクダイアリーのように使い、iPhone版はそのリフィルを持ち出して、タスクのチェック、追加・変更・削除、メモの更新などを行えればいい、という判断なのだろう。また、面倒なタスクはMacの余裕ある処理能力で扱う、ということでもある。
逆に言えば、一日一度はMacとiPhoneの同期を行うべき。

iPhoneのような限られたサイズの画面しか持たないデバイスでは、この制約によるシンプルさはむしろ実用的だ。一方、Macを修理中には不便だった、というのもまた事実。
とはいえ、シンプルなUIと使い心地を目指す、Thingsらしい仕様だ。
シンプルだからこそ、継続していけるし、やる気も出てくる、と感じている。

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NHK「マネー資本主義」最終回

たまたま前日、第4回の金融工学特集を見た。流れで、最終回も見た。

一流の食材を集めたのに、出てきたのは一番つまんない料理という残念感。

NHKのこの手の連続番組は、途中まではきちんとインタビューなどを積み上げて、そこそこおもしろく見せてくれるのに、最終回はどうしてこうもつまんなくなるのか。

せっかく宇沢先生にインタビューするなら、10分以上使って流してもいいではないか。
せっかくシュミットにインタビューするなら、そんなに一般的すぎる質問をせず、もう少し突っ込んだことを聞いてもいいではないか。
せっかくスティグリッツに話を聞けるなら、もっと論理的な話を聞いてもいいではないか。

最後に、ゲスト3名に今後は「××資本主義」とするのがいいか、というコピー作りをやらせていたけど。
こんなコピーで目指す方向がわかるような問題でないことは、出演者も重々承知だろうし、あえて安易にわからせようとする方向性はむしろ理解に苦しむ。(構成がよくなかったとも思う。)

最終回もこれまで通り、インタビューと事実を積み上げながら、解決が難しい問題について、どのような動きがあるかを伝える、そこにむしろ集中するだけでよかった。
いや、ほんとにもったいない。

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2009.07.14

中華街の昨今

むー、ずいぶん放置しちまった。その間、TwitterとTwitterとTwitterをやったりしていたのだが、実際問題としてiPhoneとTwitterは相性がよすぎるとさえ断言できる。

それはともかくとして、遠隔地への見舞いなどで、東京国際ブックフェアに行き損ねてしまった。
これにあわせて電子書籍関連の発表がいくつかあったので、気にはしていたのだが、仕方ない。
iPhoneやAndroid関連もあるのだが、またの機会にして。

横浜方面の展示会や所用の帰りに、たまに足を伸ばして横浜中華街などに訪れることがある。
バブル経済とともに老舗が経営拡張して、バブル崩壊とともにいくつか大きな店舗が閉鎖されるような事態もあったが、基本的に1990年代までは、戦前から移り住んだ中国出身の方々の手でにぎやかに発展している印象があった。
ここ数年は、これまでの料理店などが世代交代や売り上げ減少などで店を閉めることも出てきた。その後はたとえば、中国のコンクールでトップをとったシェフの店、といった具合に、最近移ってきた方々が開業するケースが多い。
また、中華街そのものの人手も、以前ほどではないような印象を受ける。あくまで印象なのだが、しかし金曜の夜にみっしり人が出てこない週がある、というのは、以前はあまりなかったのではないか。
なんで人の密度が低くなっているのだろう。

さらに時々耳にする言葉「今は中国に気軽に行けるし、東京にもおいしい店は多いし、わざわざ横浜中華街に行かなくても…」
これについては、私は少し違う感触を持っている。

横浜中華街も、神戸も長崎も、みんな港町にできた移民の街であること。
さらに、よその国のchinatownは独自のルールに則っていて、夜は注意して歩いたほうがいい地区もあるが、日本では周囲の人と仲良くつきあっていくことを前提に、発展してきたこと。チャイナ・マフィアの暗躍は聞かないこと(あったのかもしれないが、表にはほとんど出てきていないと思う…勘違いかもしれないけれど)。
それでも、早朝や、深夜には、ほかの日本の街とは違う、独特の表情を見せること。

これは非常に珍しい現象であり、日本という国にとけ込みつつも、移民としての立ち位置をうまく制御してきた結果だろう。
私が時折中華街を訪れるのは、そうしたたくましさと柔軟さをあわせもつ彼ら/彼女らの地域の空気をたまに吸いに行く時、という気持ちもある。

日本に根付いて、むしろ移民であることをうまく商売に結びつけつつ、地元にもそれなりになじんで客を大切にしてきた人々の街だからこそ、安心して遊びに行ける。
それを日本人が楽しまなくなるなら、むしろさみしいことのように思う。

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