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2009.08.20

河原町はどうなってるのか

引越準備の合間を縫って、日曜日は音楽パーティ。引越以前に企画していたし、休む気はなし。
ヘンデルのリコーダーソナタ(変ロ長調)、一応は吹けた。技術的には中級の入り口くらいだしね。
んが、練習量が少なすぎて、タンギングと呼吸の制御がぴっちりあわなかったので、音色がやや雑(リコーダーのような、吹けば鳴る楽器の場合、タンギングと呼吸が音色のかなりの部分を決める、人によって異なる音が出るものです)。
ここがしっかりしないと、表現の足腰が強くない…
笙はタンギングを基本的にしないので、そちらをやっていると、衰えてくる。もうちょっとやらないと。

そして、月曜日。思い立って、京都に行ってきた。ただし、時間がないので、日帰り。
少し前から、京都の神社でいただいた古いお札が気になっていた。近くの神社の納札所でもよかったのかもしれないが、気になってしまった以上、いただいた神社でお返ししたくなった。ついでに、しばらく見ていない街並みだけでも見てこよう、と。

***

17日はまだお盆休みの方々も多かったようで、列車も観光地も、相当な混雑。自由席は諦めた。一人だけなら、指定はどうにでもとれる。
新幹線を降りると、暑い。いや、これはいつもの京都の暑さ。
東京の今年の涼しさは、近年ないものだと実感。

真っ青な空と、とんでもない日差しを味わいながら、智積院を拝観。バスに乗って目的地の神社に移動し、無事にお札を納めた。
その足で、河原町界隈に出てみた。

久しぶり、というか4年ぶりに見た河原町の変化は大きかった。テナント募集の空き店舗がいくつもある。飲食や洋服の店が明らかに減っている。パチンコ屋が閉店していたのは驚いた。コンビニはつぶれた店がある一方で、新規開店も多い。
六曜社(喫茶店、今回は寄らず)のようにちゃんと営業している店もあるが、これではシャッター通り商店街に近づいていないか?!
寺町京極は工事の真っ最中。インフラ整備して、新しい空気を出そう、というところか。がんばっていただきたい。

河原町は三条近く、駸々堂→Book 1stと書店があった建物はとっくになく、きれいなビルには書店がない。元丸善のビルは噂通り、大規模なカラオケボックス。
京都BALにジュンク堂が入ったり、四条河原町の阪急ビルkoto+にBook1stが入ったりしているけど、目抜き通りの一階に新刊書店がない。

ここは客が通り過ぎる場になっているのかもしれない。
ちょっといいカフェに行こうと思ったら、大きな通りから外れた町家の改装などを狙うケースも多い。
飲食も、先斗町や祇園、あるいは河原町通と烏丸通の間の、小さくていい店に行きたがる人が多い。
洋品というより、雑貨を好む女性が増えているが、そうなると無印良品のような全国区のブランドか、目抜き通りから外れた個人のセレクトショップか作家の店になる。
映画は新京極あたりのシネコンに行けばいい。
こんな状況では、書店や飲食店が栄えなければ、コンビニくらいしか出てこないのかもしれない。
私もそういえば、だいぶ前から河原町の店にはあまり入らなくなってきている…人のことは言えないな、こりゃ。

ちょっと切ない気持ちで四条から東西を眺めると、夕焼けの時刻は意外に涼しい。
あぁ、やはり今年は全国的に涼しいのか。

***

1990年代、横浜や京都は観光で人をかなり集めた。その大本は、それなりに人口が多くていい店がありながら、レトロで落ち着いた雰囲気も同時に味わえるところにあったのかもしれない。

そのレトロブームが定着して落ち着くと、京都の観光客の導線は河原町や四条通のような場より、もっとこじんまりした場に移ってしまうのか。
しかも、雑誌のような、その時期のスナップショットを切り取った情報ではなく、ネット経由の口コミ情報を参考に、人が動くようになる。
河原町通を導線に選ぶ人が、減っているのか。

相変わらず人はそれなりにいたけど、人がみっしりいた頃の河原町とはやはり違うように感じる。
確かにほかにもいい場所がたくさんあるから、困ることはないんだろうけど、河原町がさびしげなのは、こっちもさびしくなるのだった。

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