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2010.01.01

本年もよろしくお願いいたします

iPhoneにしてから、かえって更新頻度が下がっていますが。
タイトル通り「本年もよろしくお願いいたします」

相方の祖母が昨年亡くなり、喪中のお知らせを出さなければならなかったのに、気づくのが遅れて、出し損ねた。
というより、昨年は心療内科で相談できなければ、社会的な生活から逸脱していたかもしれぬ(死ぬとかそういうんじゃなくて、抑圧傾向が強くて不活発だったってこと)。
無理はせぬがよし、という助言とともに、社会生活に踏みとどまれた格好。
周りの方々に感謝もしておりまする。
というわけで、年賀状などは寒中見舞いとして、追ってお返事いたします。申し訳ありません。

***

大晦日は、クラシック・アーカイブで2009年のクラシック音楽をざっと見聞きしてた。
ラン・ランの冴えたピアノ、この方はもうひとつ大きくなってるなぁ。
ベジャール追悼のラヴェル「ボレロ」のモダン・バレェもじっくり楽しめた。
パーヴォ・ヤルヴィ、決してうまいとはいえないシンシナティ響から、彫りの深い音楽を引き出そうとしてた。響きは華やかさに欠けるけど、ドボルジャークの9番のような手垢にまみれた曲から、土俗的だけで片付けることができないリズムを引き出すなど、譜読みの深さは相変わらず。
来年はマーラー・イヤーだそうで、ゲヴァントハウス管弦楽団の1番をやってた。しかし、ほかにいい曲がなかったのかね、マーラーの中でも割とつまらない曲を…
むしろバーバー・イヤーであることもお忘れなく、というところじゃないかな。

んでもって翌日、紅白を録画でざっと(飛ばしつつ)流す。
元々この番組はどーでもいー方。音楽番組として、圧倒的な歌を聴ける機会が少なすぎる。ただ、数名チェックしたい歌手がいたので、録画。
大物ゲストや大量の踊り手など、物量作戦の大きさに驚いた。
個人的には(水樹奈々、木村カエラなどを一応チェックはしたんだけど)、メガ幸子のすばらしいやり過ぎと、スーザン・ボイル、アンジェラ・アキ以外、ほとんど何の感興もわかず。
あれだけ多くの歌手が、音程を低めにとってしまうのは、音響に根本的に問題があるのかもしれない。
祭典云々以前に、音楽番組としての基礎を見直すと、むしろもっとシンプルでよくなるんじゃないかと思う。メンツを捨てて物量作戦に出るなら、王道でいくべきではないかな。

紅白をざっと見てた理由は、ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート(ジョルジュ・プレートル指揮)の録画に、失敗してたから。なんと、録画するチャンネルのミス。
オレらしくもない。
まぁ新年に一発やっとくと、目も覚めていいだろうと、前向きにとらえることにしましょう。
皆様もよい正月を。

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