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2011.01.07

謹賀新年 2011

松の内もおわり、いまさらながらですが。
あけましておめでとうございます。

いよいよ2011年も始まり…だが、今年は4日から仕事始めという方も多いはず。仕事始めが早かったけれど、焦るよりもちゃんと手応えをもって様々なことを進めていきたいところ。
このブログは一昨年後半から急激に更新頻度が減っていたが、今年はもう少しだけ更新していきたいところでもありまする。

ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートは、新音楽監督フランツ・ウェルザー=メストを迎え、ニューイヤーには珍しくリストの楽曲が入っていた(リストのアニヴァーサリー・イヤー)。
メストは堅実ながら流麗な棒さばき。人によっては地味で華やかさに欠けると評する向きもあったが、会場はおおいに盛り上がっていた。オーストリア出身の指揮者に、地元ならではの大喝采。
しかし、音楽は充実していたと思う。どの国の人も振り向く豪華な祝賀感は後退したが、むしろオーストリアらしい中音域が充実した響きと、メストらしい構造的な音楽の組み立てから、知的な歓びも伴っていた。C.クライバーや、小澤や、ムーティのような演奏だけがウィーン・フィルというわけではない。
内容の充実に裏打ちされた、ウィーン・フィルのニューイヤーらしい演奏だったと思う。クレメンス・クラウスを連想させる、というのもわかる。
例年の、グローバルかつ政治的な動きを伴う社交場としての音楽会から、音楽そのものを寿ぐ場に原点回帰させたようでもあった。

そういえば、新春二日の歌舞伎中継も、今年は地味だった。歌舞伎座がしばらくなくなり、大看板よりも中堅を前面に立てた公演ということもあるが、おそらく2010年春までにリソースを使い切るくらいやっていた、ということも意味したのだろう。

グルーポン申し込みのおせちがひどいものだったなど、新年早々ニュースに事欠かない幕開けだったが、こういう時ほど長く付き合えるサービス・製品・作品が大事なのかもしれない。
ともあれ、本年もよろしくお願い申し上げます。

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