« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011.01.27

ホテルフジタ京都はもうすぐ営業終了

昨年9月、京都旅行の後で書いたエントリーにもあるように。
この1月29日にホテルフジタ京都が営業を終了する(ということは、宿泊は1月28日までだろう)。

なんとか最後の頃に行けないかと思ったが、なかなかそうもいかない。
とは言いつつ、動けるとわかったら、ぱっと動いてしまおうかという気持ちもあるが、インターネットで確認すると予約状況は盛況のようだ。

ホテルフジタ京都の思い出は、既に先のエントリーに記した。
水をつかった庭が1階の洋食からも、地下の和食からもみえるし、バーはその水と石に彩られている。
朝食で、和食をとりつつ、かるがもの親子が遊ぶ。
鴨川向きのツインルームからは、鴨川と東山がみえる。朝、二条から御池通や三条京阪あたりへ歩きながら、街も自分の身体が目覚めていく感じも、いい。
何度も泊まったから、やはり思い出がある。

最後に行けないことは、確かに残念だが。
あの場がなくなることが、もっと残念だ。
変化は世の定めではあるが、21世紀らしさが前面に出てくるであろう2010年代に、どう変わっていくのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.24

電子書籍、より簡単な決済方法が追加

先日お知らせした「繭玉」電子書籍化の、追加情報です。

ePub化および販売をお願いしているパブーが、購入時にクレジットカード決済にも対応を開始しました。
詳細は、公式の案内をご覧下さい。
これまでは「おさいぽID」を取得する必要がありましたが、クレジットカード決済が可能になると、支払い時の手続きがより簡単になります。
また情報は、パブーとご購入者との間でのみやりとりされ、書き手や出版者(たとえば私)にはもちろん通知されません。お気軽にお求めいただければと思います。

以上、追加のお知らせでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.20

電子書籍化・第2弾「繭玉」

電子書籍化第2弾として「繭玉」をお送りします。

第2回文学フリマで販売した冊子「作品集 繭玉」の電子書籍版です。
その際には「呉さんの茶」が表題作とともに収録されていました。先に電子書籍化して無料公開したため、今回の電子書籍には収録しておりません。ただし、紙版での付録となる掌編「マリア」を収録しました。
なお、今回は有料としました。以前、文学フリマで販売していた作品ですので。ただ、電子書籍なので、以前より安く出来ました。

購入時には、立ち読みページで内容を確認出来ます(全部ではありませんが)。
ページとはいえ、表示上の1ページではなく、セクション(節)のような扱いに近いです。ですので、セクションがいくつか、立ち読み可能になっている、という状態です。
現在は「繭玉」の冒頭、中頃を2箇所、クライマックス直前が立ち読み可能です。
「繭玉」の冒頭から2セクション(導入から旅立つところまで)を立ち読み公開しています。
また、あとがきも立ち読み可能にしました。
お楽しみいただければと思います。

[変更] 飛び飛びで公開されたページに対して、連続のページ番号が割り当てられ、話が飛んでわかりにくかったため、上記のように冒頭の2セクションの立ち読み設定に変更しました。(2011/01/21)

今回もパブーで出しました。
例によって、ePubでお読みになることを推奨致します。(パブーのPDFは残念ながら読みやすいとは言えない。)
ePubでの読み方については、過去に記事で触れましたので、よくわからない時にはご参照ください。(iPhone/iPadならこの記事、それ以外の機種ではこの記事をどうぞ。)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

年頭のApple、めでたいこととそうでないことと

AppleのCEO、Steve Jobsが三たび入院することが報道されるや、株価が下がった。一方で、ホリデーシーズンにおける空前の好決算が発表されたこともあり、株価を戻している。
さらに、このことが業界紙や経済紙だけでなく、朝日新聞のような一般紙にまで及んでいるところから、非常に注目されていることもよくわかる。(たとえばアサヒ・コムの1/20の解説記事を参照。)

Appleの現在の活況を実現したのが、Jobsの力によるところが大きいのは、もはや周知のこと。
ただし、Appleが何をやっても成功してきたわけではない。
Jobsが戻る前、AppleはSun MicrosystemsやMicrosoftなどが買収を考えるほど業績は低迷しており、ハードウェアのラインナップが乱立するばかりで、OSの現代化もうまくいっていない状況だった。そこにJobsが戻り、iMacで最初の改革の糸口を見出す。ただし、PowerMac Cubeという立方体のデスクトップマシンは(玄人の評判を呼んだものの)商業的には失敗している。
iPodが最初に出た頃、これが本当に意味のある製品なのかと首を傾げた人々はたくさんいた。3年ほどの熟成を経て、爆発的な普及に繋がった。出せばなんでも話題を呼ぶ今とはだいぶ環境が違っていた。
iPodの大成功、Mac OS Xの確実な進化をテコに無借金経営となり、身軽になった頃から攻めの姿勢が目立っている。いい製品を、買いやすい価格帯で販売するようになってきた。その先に、iPhoneやiPadがやってきたと言える。
ただし、iPod躍進の頃、Hi-Fi再生向けのスピーカーシステムを販売して、ひっそり製品を終了させるなど、必ずしも成功に結びつかなかった製品もあった。クラウドサービスMobileMeも、いまだにうまくいっているか微妙なところだと思う。
とはいえ、成功がとてつもなく大きい。そして、失敗した製品群も含め、独自の視点に裏打ちされていると感じられるからこそ、Appleの製品には魅力があると感じられる。

そこにはおそらく「Jobsのオーラ」とでも呼ぶべきものを感じ取っているのだろう。

ただ、今のAppleの陣容は、短期的にはJobs不在でも廻るくらいの状況にあるのではないだろうか。
UIに関しても、おそらく彼が直接口を出さなくても、Appleカラーとでも呼ぶべきオーラをまとわせることが可能な人材はいるはず。
彼が何らかの理由で離れて、たとえば3年とか5年を経た頃、魅力あるビジョンを掲げる人が引き継げるかどうかとなると、また別だが。
個人的には、今すぐiPhoneがひどい状態になると困る、ということもあるのだけれど、それはまぁ大丈夫だろう。

そういう意味では、SONYへのリスペクトを隠さなかったJobsの最後の仕事は、カリスマ経営者亡き後のSONYのような状態に、Appleをしないこと、に尽きるのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.07

謹賀新年 2011

松の内もおわり、いまさらながらですが。
あけましておめでとうございます。

いよいよ2011年も始まり…だが、今年は4日から仕事始めという方も多いはず。仕事始めが早かったけれど、焦るよりもちゃんと手応えをもって様々なことを進めていきたいところ。
このブログは一昨年後半から急激に更新頻度が減っていたが、今年はもう少しだけ更新していきたいところでもありまする。

ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートは、新音楽監督フランツ・ウェルザー=メストを迎え、ニューイヤーには珍しくリストの楽曲が入っていた(リストのアニヴァーサリー・イヤー)。
メストは堅実ながら流麗な棒さばき。人によっては地味で華やかさに欠けると評する向きもあったが、会場はおおいに盛り上がっていた。オーストリア出身の指揮者に、地元ならではの大喝采。
しかし、音楽は充実していたと思う。どの国の人も振り向く豪華な祝賀感は後退したが、むしろオーストリアらしい中音域が充実した響きと、メストらしい構造的な音楽の組み立てから、知的な歓びも伴っていた。C.クライバーや、小澤や、ムーティのような演奏だけがウィーン・フィルというわけではない。
内容の充実に裏打ちされた、ウィーン・フィルのニューイヤーらしい演奏だったと思う。クレメンス・クラウスを連想させる、というのもわかる。
例年の、グローバルかつ政治的な動きを伴う社交場としての音楽会から、音楽そのものを寿ぐ場に原点回帰させたようでもあった。

そういえば、新春二日の歌舞伎中継も、今年は地味だった。歌舞伎座がしばらくなくなり、大看板よりも中堅を前面に立てた公演ということもあるが、おそらく2010年春までにリソースを使い切るくらいやっていた、ということも意味したのだろう。

グルーポン申し込みのおせちがひどいものだったなど、新年早々ニュースに事欠かない幕開けだったが、こういう時ほど長く付き合えるサービス・製品・作品が大事なのかもしれない。
ともあれ、本年もよろしくお願い申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »