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2011.03.17

縦書きとレイアウトと電子書籍

順当にいけば、次は「ちぃこの庭」の電子書籍化にかかるべき。
実際、在庫僅少なので電子化で再販することは大事なのだが。

パブーで扱っているePubはまだ縦書きを正式な仕様としていない。それに「ちぃこの庭」は挿絵もある。縦書きテキストと挿絵のバランスも含めて、レイアウトを挿絵担当に依頼したので、電子書籍でもある程度は制御したい。だが、現状のePubではそれも難しい。
PDFでレイアウトをかっちり決めて出す手もあるが、おおよそ三つの画面サイズを想定して作成しなければならないので、一つの版として出せないのが難点。
T-Timeという老舗ソフトもあり、こちらは縦書きが美しくレイアウトされる。ただし、現在の私の契約だと、携帯端末版を簡単に出せない。また、すぐに出せるPC版だと、ページの大きさを随意に変更出来るので、挿絵を含めたレイアウトの面でやはり問題がある。

そもそものePubは、かつてのHTML初版のように、非常に緩い仕様で、読み手のマシンやソフトウェアによって画面表示が異なるので、レイアウトを考慮したものは出しにくい。いっそマンガや写真集のようにして出せばいいのだろうが、テキストの検索が不可能になる。
まぁ他にも細々とした問題があり、一番電子書籍化したい「ちぃこの庭」が、一番難しい状況である。最初からわかっていたことであり、次のePubで少しはよくなるだろうと予測してはいるが、仕様確定がおそらくこの5月、実用化はその先だろうから、すぐには出来ない。

というわけで、「ちぃこの庭」の電子書籍化はもうしばらく調査して状況を見極めることになる。残念ながら。うまい方法があれば、すぐに取りかかりたい。

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2011.03.16

物理的にも精神的にも揺さぶられた

多くの人々が、TwitterやらmixiやらFaceBookやら、あるいはニュースサイトやテレビに釘付けになっている。

びっくりするほど大きく長く揺れ続けたショック、一夜明けて次々に入る被災地の厳しい状況、津波と原発。関東でも千葉や東京東部は地盤液状化や断水の影響があり、より被災地に近い埼玉や茨城なども地域によっては日常生活を営めないという知らせ。
さらに、原発事故の発電量の減少による計画停電の実施。次から次へといろいろな知らせが持ち上がってくる。

これほどめまぐるしいのは珍しい。1995年上半期以来かもしれない。

***

地震当日は、家にいてこれから出かけようとするところだった。髭を剃っていて、突然の揺れに驚き、思わず居間に走った。
地盤全体が持ち上がって揺すられる感覚に、まず揺れに弱いA&Vラックを押さえながら、本棚が倒れないこと、床や柱が持つことを願った。東京都心部は立てないほどの揺れにはならない。それはまだいいが、揺れがおさまらない。むしろ、より強い揺れを呼び込んでは去る、という状態が3度ほど続いた。やっとゆらゆらと船に乗っているような感覚に「落ち着いた」。
退路の確保のため、玄関をあけると、同様のことをしているご近所の方々と顔があう。まだ揺れていますね、震源は遠いようですがまだ注意が必要ですかね、と話しながら、これ以上大きくならないだろうと見極めて、中に入った。

本が少し落ちた程度で、家全体、生活空間に被害はなかった。ガスと水道は一度止まったが、電気は止まらず、インターネットも無事だった。
しかし、揺れはゆっくり少しずつ持続して、たまに揺れてはまた戻る。最初の衝撃を含めて3回の大きな波がきて、その都度揺れ対応をとる。午後5時くらいまで、揺れないときの方が少ない状態が続いた。
テレビをみつつ、Twitterで情報をとりつつ、親族の安否などを確認しているうちに、夕暮れになる。その合間にも、津波の情報と、その桁違いの大きな波などがテレビから流れる。
幸い、東京都心部に暮らす自分の周囲の人々は無事だった。このあたりは直接の被災地ではないだろうと、暗くなる前にガスをあけ、日常を立ち上げ直そうとした。

しかし、深夜に入っても余震はまったくおさまらず、宮城沖から茨城沖、長野県、千葉沖、場合によっては東京湾と、場所を変えて五月雨式に大地が持ち上がっては揺れる。
なるほど、これはなかなか手強いと判断せざるを得ない、と考えながら、やっと朝方に寝た。

***

翌日の土曜日、家の周囲や内部に被害がないことを確認、足りない翌朝の食材などを買おうと出かけたら、スーパーからどんどんものが消えている。カップ麺や納豆などの保存食、水などはまだわかる。おにぎりやサンドイッチなどを大量に買い込んでどうするのか、冷凍しても停電したらおわりではないか。一方で、肉や魚などは結構普通に買える。
そんなことを思っていると、夕方になって原発のニュース。

日曜はコンビニやスーパー、薬局の保存食はほぼ空になり、トイレットペーパーやティッシュペーパーを日常分買うのに苦労する。
その状況は、月曜から火曜、水曜になってもそう大きく変わっていない。
気持ちはわかるが、東京はいわゆる被災地とは違うところも多い、特に都心部は。
流通を麻痺させるほうがこわい。買いだめではなく、買い占めになってはよくない。静かなパニック、二次被害になってしまう。

また、都心部では原発を気にしている人々が多い。とはいえ、あのあたりのことはプロにしかどうしようもない。
むしろ、被災地と呼べるほどの災害をうけていない地域では、次の大きな余震、また新たな震源が揺れることに備える必要がある。

とりあえず、机の向きを変えたり、本棚をより揺れにくくしたりして、退路をより確保しやすくした。
自分の場合、そもそも古い家に住んでいる問題はある。ただし、いますぐ建て替えや引越も出来ないから、現在の状況でどうにかするしかない。
もう少し先かと思っていたが、そういう考え自体がすでに甘いのだと言われたも同然。
でもまぁ、生きてくしかない。

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2011.03.08

朗読会のお知らせ

朗読会に出ます(アンド共催します)。
以下に開催要項をば。

***

2011年4月10日
絶対移動中 presents 朗読会「もじノオト」
第一回テーマ「秘密」

☆出演予定☆
有村行人(StudioKenKen)
秋山真琴(雲上回廊)
伊藤鳥子(絶対移動中)
三糸ひかり(ソベルテクァイユ)
※出演者は現時点のもの。

☆場所☆
駒込 la-grotte

***

タイムテーブル等は、絶対移動中のブログで、ご確認ください。
チケットは1000円。現在の予定では3部構成で、各部の間の入退場は自由です(退出後に戻られる場合は、チケットを見せてください)。

チケットご希望の方は、私(有村行人)、もしくは絶対移動中の伊藤鳥子さん、ソベルテクァイユの三糸ひかりさんにご連絡ください。席数には限りがあるので、予約されると確実です。
また新たなことが決まりましたら、告知いたします。

朗読会ではありますが、冊子の即売会以外の場があるといいね、というのが基本精神。なので、単なる朗読会とは少しイメージ異なっていくかも。
とにかく、楽しいイベントにするべく、いろいろ考えています。よろしくお願いいたします。

【追記】
☆ 絶対移動中のブログの告知ページを現状にあわせて変更しました。また、このエントリーを当ブログのトップ記事にしました。(2011/03/28)
☆ イベント終了のため、ブログのトップ記事から解除しました。(2011/04/18)

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今年の花粉はひと味違う

タイトル通りで何のひねりもなし。
とにかくすごい、2月末あたりから、目の周りと頬が腫れて、鼻水はずるずる。
特に目と頬がひどい。

花粉症歴うん十年。幼少から発症してきた私は、成長期が終わった頃から、いくらか症状が緩和してきた。気象庁が「今年は多い」と騒ぐ年でも、「あぁ、そうですねぇ。もう長いんで慣れてますし」と言うくらいだった。

今年は本当にひと味違う。ここ15年くらいを思い出しても、こんなにひどかったことはない。
激しい症状の時の通例として、眉間のあたりにぼんやりしたゼリーのようなものが感じられて、そいつがあると目前の出来事との距離感が出てくる感じがするのも弱ったもんだ。これは鼻づまりのせいだろう。

風が吹いてきて、それを浴びたら、咳がケホケホ、目と頬はチリチリ痛く、鼻水がタラーリ出てきた。どうやら花粉や粉塵の塊の風を浴びたようだ。
あまりに濃度が高いと、自分の場合でも咳が出るんだと驚いた。(咳はまず出ないので。)

今は杉だが、3月末か4月には檜花粉だ。
私は檜も結構出る。G.W.が開けるくらいまで続くのだ。
ぼんやりした頭で、先が思いやられると感じ入ってしまうわな。

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