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2012.05.15

フルスクリーン表示のアプリケーション

メインのMacをOS X Lionにアップグレードして、フルスクリーン表示のアプリケーションを使うようになった。
Webブラウザはマルチウィンドウの方が便利だが、テキスト入力や画像編集はフルスクリーンの方が集中できると実感している。

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ことに、Scrivenerという統合文書作成アプリケーションは、フルスクリーン表示に向いている。

資料やメモを突っ込んで参照しつつ、ドラフトから完成稿へと進めることが出来るため、単なるアウトラインプロセッサーの域を超えている。たとえば、入力した複数のテキストをカード型で一覧表示出来るため、それを資料として並べたり、アウトラインとして順序を組み替えたり出来る。
こういう時にシングルウィンドウでフルスクリーン表示すると、視覚的な煩さから解放される。デスクトップのアイコン、プルダウンメニューもない画面は、考えては書く、という状況にうってつけ。

入力したテキストのうち、原稿として扱うものにチェックをいれておく。コンパイルすると、Wordファイルやテキストファイルなど完成稿を生成することが出来る。
短文ならテキストエディタを使う方がいいケースもあるが、章と節で構成される長い文章などには向いている。元々は英語圏での脚本執筆作法を実現するためのソフトウェアだが、論文執筆などにも適用出来る。

iPad版があればと思っていたら、開発に着手したとブログに出ていた。そちらも期待している。

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また、ひたすらテキストを入力するなら、Byword、OmniWriter、iAWriter、Elementsといったニューウェーブのテキストエディタもある。

どれもフルスクリーン表示で、紙のような画面である。ウィンドウがない。表示フォントも変えられないアプリケーションさえある。その代わり、Markdown記法による表示の制御が可能だったりするが、いずれにせよ極めてシンプルなソフトウェアばかりだ。

私はMac、iPad/iPhoneでBywordを使っているが、使っていて意外に楽しい。機能が足りないくらいだが、iPadで入力・編集する分には十分だし、複雑な機能はMacに持って行って、JeditなりWordなりを使えばいい。

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Appleは一般向けとしては世界で初めて、Macで実用的なマルチウィンドウ環境を提供した。
そのAppleから、今度はシングルウィンドウでフルスクリーン表示をプッシュしたデバイスが広がっていく。
ソフトウェアの歴史の転換点、というほど大袈裟ではないが、マルチデバイス時代として、画面の見せ方・在り方が変わってきている。おもしろい時代である。

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