「小さな肩を震わせて」パブーでePubも公開中
絶対移動中 vol.10掲載の、有村行人「小さな肩をふるわせて」。
既に品切れで入手出来ないので、3月にPDF版を公開しましたが。
このたび、ePub版の公開も始めましたので、ここにお知らせいたします。
パブーのこのページで、無料公開しております。
3月のPDF版の公開時に予告したePub版の公開、遅くなりましたが、こちらも気軽にダウンロードしていただけますと嬉しいです。
小説本文は、どちらも同じです。読みやすい方を選んでいただければよろしいかと思います。
スマートフォンのように画面サイズが小さい場合は、A5サイズのPDFを縮小表示するより、ePub版の方が読みやすいでしょう。
次の5月6日の文学フリマでは「絶対移動中 vol.11 リアクション」が出ます。詳細は、主宰の伊藤鳥子さんのページをどうぞ(私も参加します)。
志方尊志さんがvol.10の拙作を取り上げた批評を書き、掲載されます。
絶対移動中 vol.10が前述のように入手出来ないため、批評をお読みくださっても元ネタがわからない。
いつでも参照出来るように、電子版として無料公開しております。
また、文学フリマ当日、絶対移動中(ブース E-39)では、拙作および秋山真琴さんのいろはさんシリーズ2作を再録した冊子を販売します。限定50部、200円です(製本代の実費)。
紙の誌面で読みたいけれど、vol.10を持っていない方は、こちらもどうぞ。
3月公開のPDF版と、今回のパブー版の違いをまとめておきます。
- 3月公開のPDF版は、絶対移動中の誌面のイメージを再現するもの。
絶対移動中の誌面から拙作のみ抜き出した形。
縦書き2段組右綴じで製本するための表示。背景にはモーツァルトの楽譜が薄く入った美麗なもの。
PC、Mac、タブレット端末にはこちらが見やすい。 - パブー版ePubは、ePubビューアに応じた表示を行うもの。中表紙や奥付を持った電子書籍。
絶対移動中の誌面は再現出来ないが、端末に応じた読みやすさを好みで設定出来る。
現在のほとんどビューアでは、横書き左綴じで表示される。
スマートフォンなどにはこちらが見やすい。 - パブー版PDFもある。これはパブー版ePubを生成する際、同時にPDFも生成されるもの。
本ブログで3月に公開した方が読みやすいので、あまりお勧めしない。
上記に補足しておくと、3月公開のPDF版は縦書き右綴じであるため、タッチ操作のタブレット端末に載っているビューアでみる場合、ページ送りが逆に感じられることでしょう。(パソコンのように上下にページ送りする場合は、それほど違和感を覚えずに済むかもしれません。)
多くのタブレット端末では、横書き左綴じの書籍を前提にしたビューアを搭載しているため、縦書き書籍ではページ送りが逆になってしまうからです(iPadのiBooksで読む場合も同様です)。
ページ送りを好みに応じて変えられるPDFビューアをお使いの場合は、自然なめくり方でお読みいただけるでしょうが、そうでない場合は慣れるしかありません。
どうしても慣れない場合は、タブレット端末でもパブー版ePubをお読みいただくのがよいと思います。
以上、長くなりましたが、どちらもお楽しみいただければ嬉しいです。
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