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2012.09.14

Opus Dominiで同期をうまくやるには

Opus Dominiは、単体で使っている分には非常にスムーズだが、iCloudによる同期は時折不安定になるようだ。開発されて日が浅いからだろうか。
一応の対策は公開されている。
それは同期のリセットだ。長めになるが(いつものことか)、まとめてみる。

1.同期のリセットが必要になるケース

iOS(つまりiPhoneやiPad)とMac、すべての版で同期をしていると、たとえばiPhoneだけうまく同期してくれない、といった事態に遭遇した。
念のため、うまく同期されないデバイス(この例ならiPhone)で、iCloud同期をオフにする。そして、オンにし直すと「あとで同期し直してね(Cocoa error 255)」という意味のエラーメッセージを表示して、同期できなくなる。
こうした同期の不具合は、公式ページの情報によると、同期のリセットを行えばいい、とある。私は実際にこれで回復させることが出来た。簡単に手順をまとめてみる。

  1. 各デバイスでOpus Dominiデータのバックアップをとる
    (バックアップは、Mac版ならFileメニューにあるBackup nowを実行。iOS版ならデイリー画面の左下にある設定アイコンを押して、Generalの下方にあるManual Backup Nowで、行える。)
  2. 各デバイスで、iCloud同期をオフにする
  3. iCloudに置かれているOpus Domini同期用データを削除する
    (これはアプリ内ではなく、システムの機能。Macならシステム環境設定→iCloud→ストレージ管理から、iOSなら設定→iCloud→ストレージとバックアップ→ストレージを管理、から行う。持っているデバイスのどれでもいいから、一度だけやればいい。公式情報に、ダイアログの図入りで解説がある。)
  4. データを集中させてあるメインのデバイスで、iCloud同期をオンにして、MiGRATEする
    (MiGRATE=移行、つまりiCloudに一番最初の同期データを上げる)
  5. MiGRATEが終わったなら、残りのデバイスのiCloud同期をそれぞれ、オンにする
    (iCloudから各デバイスに同期データが降ってくる)

面倒ではあるが、やれば確実に同期できるような手順があるのは、何も出来ないよりはマシだとは思う。もちろん、こんな段取りは不要になるのが一番だが。

Opus Dominiの同期は、MacやiOSのメモなどと違うようだ。どこかに適当にデータを置けば、適当にシステムがマージしてくれる仕組みではない。最初の同期データについては、どれか一つのデバイスに集約させ、その同期データをクラウドに上げてから、ほかのデバイスにはクラウドからデータを下ろす。
(たとえば、Macにだけ今日のA社に関するタスクが入っていて、iPhoneにだけ明後日のB社に関するタスクが入っている、というのはNG。こういう時は、たとえばiPhoneのタスクをMacに入力して、集約させてから、MiGRATEする。)
以降は、可能な限り同期をとってくれるようだ(実際に運用しているデータを見る限りでは)。
ただ、こういう段取りをとることから、もしかすると「一番メインで使うデバイス」を決め、そこに出来るだけ変更を集約する方が安全なのかもしれない。

また、同期を安全に行うには、同期直前に手動でバックアップをとるのもいいようだ。
たとえば、出先でずっとiPadで更新してきたとする。デスクに戻ったら、まずiPadのOpus Domini上で手動バックアップをとる。それから、デスクのMacでOpus Dominiを起動して、自動的に同期させる。
こうすると、うまく同期が確認されればそれでよし、同期がとれなかったり、中途半端な同期になったら、iPadをメインのデバイスにして、同期のリセットをすればいい。万が一の時もiPadのバックアップからリストア(復元)すればいい。
つまり、データを失う可能性がかなり少なくなる。

2.同期時に注意すること

注意することとして、同期の速度はiCloudの状態に左右されるらしいこと。
すぐのこともあれば、数分待つ場合もある。焦らない方がいいようだが、ここはAppleにも開発者にも頑張ってもらいたいところ。

一方で、デイリーノートに関しては、同期時には注意がいるようだ。
同期の最中に書き加えると、同期の終了に伴い、加筆部分だけ消えたりする。同期がゆっくり進む時、同期中であることを忘れて、書き加えることがあると、そこだけ同期処理によって消えてしまうことが、実際にあった。
多分iCloud同期の仕様上、同期中の操作を禁じないようになっているのだろう。ただ、書いたテキストが一瞬にして消えるのは、心臓によくない。
このあたりは、何とか改善してほしいところだ。

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