電脳

2009.06.24

SunとJavaの感傷

Sun Microsystems(以下Sun)はOracleに買収された。当ブログでも触れた

そのSunには、Javaを生み出したJames Goslingがいる。
彼へのインタビュー記事が、和訳された

なかなか切ない。

しかし、小池良次氏のブログにはこんなエントリーもあった

なかなか感動的だ。

ただ、下手をすると「技術的な詳細を考えることは、たいていユーザの望みを絶ち、裏切る方向にいくから、何をやりたいかだけを考えて、細かいことはエンジニアに『やれったらやれ!死んでもやれ!』と命令すればいい」と言い出しかねない人もいる、現在のITのお仕事の世界では、この感動も共有しにくいのかもしれない。
そうでなくても、Javaの言語仕様を改訂して、よりよい言語と開発環境を提供する方向に踏み出したとき、「言語仕様はもう十分だ、自分たちの所属する業界でAPIが便利になっていけばいいから、あんまり余計なことを考えさせないでほしい」というエンジニアまで出てくるようになった頃には、もう今の状況が見えていたのかもしれない。

Sunはサーバーの販売で儲けて、そのお金を次世代のハードウェアやソフトウェアの開発に充て、サイエンスで未来を創造する会社として、やってきた。この構造は、Appleとも共通する。
このビジネスモデルがうまくいなくなった、ということではあるのだが、しかし、Sunがその間に開発してきた資産は、Appleのように極端な秘密主義をとっていないため、それなりに知られている。そして、Javaなどを見ればわかるように、業界事情などとは別に、本来の論理を通すために参考実装を行ってから、現場レベルへの改訂を行う、という方向性も徹底していた。研究開発かくあるべし、とでもいうべき方向性だ。
万雷の拍手が寄せられたのは、そういうことを知っている人々が集まっていたからだろう。

Sunがあらゆる面ですぐれた企業だとは思わない。でも、コンピューターや通信の世界で、Network is computerを貫き続け、夢を技術で支える企業たろうとしたことが、今の状況を作る原動力の一つであったことは、まぎれもない事実だったのだと改めて思う。
いまさらながら、やはり一つの時代が終わったのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.20

インストール大会でまいった

6/5に修理に送ったMacBookが、6/17に戻ってきた。
2007年前期モデルのCore 2 Duo 2.16GHz。たまに「MacBook Kro」などと呼ばれるやつ。

HDDの故障は、実は2回目である。最初はWebブラウザ使用中、今回はメールソフト使用中。どちらもHDD内のキャッシュやインデックスの処理を始めた(つまりアクセスし始めた)途端、異音を無限ループで立てた。どうしようもないので、電源ボタン長押しで強制遮断したら、起動ディスクを認識せず、起動できなくなりました、というトラブル。
2度とも、HDD交換で無事動作、戻ってきた。
それにしても、長くMacを使ってきて、こういうことは初めてだ。

どちらも製品添付のOS(Tiger 10.4)をインストールしていた。最初のトラブルの後で、Leopard 10.5.4をインストールしている。
今回は、LeopardのパッケージDVDで初期化して、直接Leopardをインストールした。(あと、以前と違って、FujitsuのHDDが搭載されて帰ってきた。なので、あえて違うやり方をとってみた。)

その後、自分で作成したデータ、および絶対に必要なアプリケーションの設定ファイルなどをバックアップからコピー。
さらに、必要なアプリケーションをインストールしていった。(インストールするたびに、起動と簡単な動作確認も。)

一安心してからは、しばらくバックアップをとりにくい環境にいたiPhoneを、Macに接続する。以前の環境に戻すため、調整や、アプリの再ダウンロードが必要になる。
しかも、iPhone OS 3.0の配布が始まっている。仕方ないので、そちらは翌日にまわした。

翌日は、自分がよく使うアプリが3.0で動作することを確認してから、インストールした。今回は2.0の時のような、大きな問題はないようだ。
(ちなみに、Thingsユーザは、最新の1.3.8にすると、Macとの同期時の問題点が解決します。)
ただ、ソフトバンクから新たに付与されたMMSのメールアドレスも設定しなけりゃならん。これはxxx@softbank.ne.jpが付与され、通常のケータイメールと同様の送受信が可能になるもの。(これを待っていた人も、いるかもしれないね。)

いやはや、時間がかかった。Macについては、OS Xの移行アシスタントがいかによくできていて、どんなにこちらの時間を節約してくれるかを、しみじみ実感した。
今回のものがクリーンに動きそうなら、今後はまた移行アシスタントのお世話になりたい気分である。
とにかく、いつもの環境が戻ってきた、よかった。ほっとした。

***

ところで、一つびっくりしたこと。

続きを読む "インストール大会でまいった"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.08

先日の梅田氏インタビューについての補足

先週末にMacが入院。
いつもの環境がないと、代替環境はあっても、いろいろメンドー。

それはそれとして、先日の梅田氏のインタビュー記事について、早めに補足。
とはいえ、私のものではない。

Twitterで見つけたもの。
梅田望夫進化論(モジックス Zopeジャンキー日記から、2009/06/08)

これを読み、私もすぐ同じ考えをもったり、まして自分のエントリーを取り下げようと思ったわけではない。
しかし、おそらく梅田氏の考えをこれほどきれいにトレースしているネット上の記事は、他にないと思われる。
梅田氏を叩いている人が多いようにも見受けるが、こういう記事があることも読んでほしい、というよりむしろこういう記事にも目をとおすほうがフェアだ。
とりあえず、これだけは上げておく。

[翌日追加] 他ならぬご本人がブログで書いておられました。念のためにさらに追加しておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.03

梅田氏の「残念」なインタビュー

すてきな音楽を聴いて来たのだけれど、それはまた明日以降に。

ITmediaが梅田望夫氏へのインタビューを掲載した。
  前編後編

しかし、「シリコンバレーから将棋を観る 羽生善治と現代」の出版記念で行われた対談で、将棋については後編の後半くらいしか使っていない、というのも、なかなかすごいインタビューではあるが(苦笑)、それはさておき。
[補足] ちょっと皮肉っぽい口調だけど、別に「だましうちだ」などと思ってるわけではないからね。むしろ、後半の将棋のことも含めて、聞きたいことをよくここまで踏み込むもんだと思ったから、触れたのです。

***

続きを読む "梅田氏の「残念」なインタビュー"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.05.26

溢れ出す動画は精神活動を変えるのか

ブロードバンドが安価に普及した日本では、多くの人がネットで動画を当たり前のように見ている。
基本的には活字やマンガのほうが好き、テレビはつけっぱなしにしない、ゲームはほとんどやらない…そんな私でも、YouYubeやニコニコ動画などは見ている。

ニコニコ動画はある意味、おそるべきサービス。
昨年社会学や情報学などで取り上げられたような、動画そのものだけでなく、コメント/タグ/市場の三位一体によるゲーム空間的な盛り上がりというのは当然として。
それ以上に、ユーザが大量に作り出す動画の中には、連続するストーリーを持つものがあること。
ゲームなどのキャラを活用して、架空戦記ものを作るのはもちろん、ソ連史だの、アンケート調査の分析だの、妙に専門的なものも生まれている。キャラが紙芝居のようなセリフをテンポよく応酬しながら、ドラマのように、バラエティのように、伝えたいことを文字/絵/動画/音・音楽で複合的に伝えてくる。

Blogで書いてもおかしくないような内容なんだけど、視覚と聴覚の両方に、しかも脱力的な表現が可能だから、あえてやってみたいと思わせるのかもしれない。

PCによるビデオ編集ツールが普及した上に、紙芝居を展開させるツール、既存の絵を切り抜くツールなども多数ある。しかも、動画テレビ番組の語法については、見る側も作る側も親しんでいる。
自分の手で簡易テレビ番組もどきが作れて、それを(努力はかなり必要だろうけれど)ブログ的に発信することができる。

ボーカロイドを活用した人気音楽家も出てくるし、連続ものへのファンもついたりする。
さらに、そういう動きを察知して、コミュニティを形成することもできる。

***

こうなってくると、ビデオカメラでちょっと撮ったおもしろ動画を通り越したものが、時々生まれる。
その実例は、動画共有サービスを見ればわかることなので、一々挙げない。

それよりも考えたいこと。
Blogで書いてもおかしくないことが、動画で現れつつある、ということの意味だ。

続きを読む "溢れ出す動画は精神活動を変えるのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.05.15

Thingsの新版

数ヶ月間特に動きがなかったThingsだが、5月中旬にMac版/iPhone版の改良版がリリースされた。
(Thingsについては、既に触れている。)

GTD (Getting Things Done) の哲学に基づいたTo Do管理ソフトであり、似たものにOmniFocusがある。
どちらも、MacとiPhoneの両方で入力/管理できる。ただし、OmniFocusはすべての処理をiPhoneでも出来るように設計されているが、ThingsはMacで作成したデータをiPhoneでも持ち出して扱う点に重点があるように感じられる。

今回のアップデート(Mac版は1.1.2、iPhone版は1.3.5)で、Thingsの「デスクトップがメインのデータベース」という方向性は、より明確になったようだ。
Thingsには "Area of Responsibility"(以下、Area)という項目があるが、MacとiPhoneでの同期が可能になったことが大きい。

続きを読む "Thingsの新版"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.21

結局Sunを買ったのはOracleだった

20日の夜から21日の0時すぎに渡り、ニュースが飛び込んできた。
データベースおよびアプリケーション向けミドルウェアの雄であるOracleが、サーバーとOS (Solaris)、開発言語・実行環境 (Java) を持つSunを買収した。
日本語はこのあたりが便利かな。


ITmediaの記事(4/21)

Cnet Japanの第一報(4/20)、買収までの経緯(4/20)、電話会議の速報(4/21)

3月からIBMに買収されるという噂が流れていたSun Microsystemsだが、先週は価格面で折り合いがつかなくなったという記事が出ていた。その最中に流れたニュースだった。

続きを読む "結局Sunを買ったのはOracleだった"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.14

地デジ化の次こそがおもしろいかも

むむ、もう4月も真ん中にさしかかっている。
東京では4月3日まではウールの上着やコートを羽織るくらいだった。4日から急に暖かくなる。それからは温度上昇が続き、ここ数日は初夏並み。
さすがにのぼせすぎたのか、雨が降って高温は一段落。
このような気候に生まれてくる子供らは、1980年代までの気温がゆっくり変動する日々を、まったく知らないで育つわけか。四季に対する概念が少し変わるのか、春夏秋冬そのものは残っているから、そこまではいかないのか。

***

テレビ界隈は地デジ時代秒読み開始とばかりに、アナログ放送に「アナログ」の表示をかぶせ、CMも流して「さぁ移行の準備しましょう」と促している。
携帯電話やパーソナルコンピューターの場合、世代によっては生活必需品と受け止められていないケースもあるし、それでもどうにかなる。テレビやラジオ、新聞が情報ツールになるし、最悪の場合でも携帯電話さえあればメールくらいは出来るから。(本当はそういう方々にとって、パソコンはとても便利なツールになるのだが、それはさておき。)

そのテレビがデジタル化する。パソコンを避けてきた人でも、テレビは避けられないと思うだろう、生活の主要な情報源になる場合があるから。(私ならテレビを切り捨てても惜しくないかもしれないが、それはさておき。)

そこで、テレビを買い換える。

すると、今まで遣っていたVHSビデオ機では気持ちよく録画できなくなる。何せ、今までビデオ機に内蔵していたチューナーはもう使えないのだから。

そこで、録画機としてDVD/HDDレコーダーか、Blu-Ray/HDDレコーダーを選択することになる。(まぁたいていは周囲や店員の説得で、セットで買うのでしょうが。)

続きを読む "地デジ化の次こそがおもしろいかも"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.30

3月も終わり、家電売り場は大混雑

三寒四温というけれど、3月後半は六寒二温くらいの印象さえあった。
それでも、さすがに弥生、桜並木にちらほら咲けば、やはり美しい。
ソフトフォーカスのピンクの夕暮れに映えれば、なお麗しい。

***

近しい人がTVと録画用レコーダーを買うというので、忙中ちょっと抜けて、つきあってきた。
春休み、新学期と新入社員の季節でもあり、家電売り場は大混雑。

驚くべき製品の量(今はこれでも整理されてきた方だ!)、しかもビデオ録画が可能な機器は消滅しつつあり、ハードディスク録画が主流のフルデジタル時代。
加えて、DVDからブルーレイへの移行期。
相当詳しくなければ、混乱するに決まっている。

残したいHD動画を焼いた際の、ディスクの互換性。および、既存の8ミリフィルムをDVD化したディスクを簡単にコピーできること。それ以外は、録って、見て、いるものだけ残せればいい、複雑はことはしない、という要件で考えて、ソニーのブルーレイレコーダーにたどり着くことになった。

それにしても。
一つデジタル化されれば、ほとんどすべての機種をリプレースする必要が生じ。
意外に時々見返すアナログVHSテープもまだあり。
自分で録って人に配りたいディスクの互換性も考慮しなければならず。
しかも、デジタルデータはどこか壊れてしまえば、ほぼすべてのデータを読み出し出来なくなるリスクがあり、運用方法に工夫が必要になり…

ある程度デジタルデータの扱いに慣れているならともかく、それまでS-VHS程度で特に不服のなかった人たちには、決してうれしくない世界になっている。
デジタル化の促進に関わってきた身としては、いろいろ思うところが出てくる時間だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.22

iPhone、次期OSと文庫本

3月17日(日本時間だと3月18日午前2時)、米国Appleが次期iPhone OSの概要をプレス向けに発表した。
(アップル社によるプレスリリース翻訳はこちら。)

もうあちこちで触れられているが、ユーザがよく話題にするのはコピー&ペースト機能がやっと正式実装されたことか。あと、横画面でメモやMailの入力が可能になったこと、メモをMac/PCと同期できることなど。
新聞やニュースサイトでは、アプリ内から(AppStoreに行くことなく)追加コンテンツの購入が可能になったことが大きく取り上げられている。電子書籍(含コミック)を1冊購入して読み終わってから、そのまま続巻を購入して読み続けられる。また、観光ガイドで内容の更新や追加も可能になるだろうし、ゲームで追加コンテンツを購入することもできるだろう。
他に、Bluetooth経由でiPhone同士がPeer to Peer接続できるため、対戦型ゲームを開発しやすくなる、といったことも挙げられている。

個人的にうれしいのは、Spotlightの実装だ(SpotlightとはMac OS Xに実装されたデータ全文検索機能)。これでやっとMac並みの検索が可能になりそう。
憶測だが、コピー&ペースト機能の実装がここまで伸びたのは、Spotlight実装も含めてテキストを扱う構造を整理し直し、それに対応したAPIの整備も必要だったからかも。もっとも、まだAPIの詳細は見ていないので、なんともいえないのだが。

***

ところで、昨年夏に「iPhoneの読書端末化はどこまで可能か」というエントリーをあげた。
やはり同様のことを考える開発者も多いようで、iPhone向け読書ソフトというジャンルが出来上がっている。それらは青空文庫に収録されている著作権の切れたテキストデータ(+メタデータ)を読むためのリーダーだ。
私は昨年12月にiPhoneを入手したのだが、その後に状況を調べて、とりあえず「i文庫」を使っている。

続きを読む "iPhone、次期OSと文庫本"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.27

見えるようになると

オバマ大統領の就任演説については、おもしろかったかつまんなかったかと妙なことを気にする向きもある。
あれは「大統領選という祭りはもう終わった、これからのことは大げさなレトリックなしで話す」という宣言だろう。その意味では、実にコンパクトでよくまとまっていた。
それにしても、建国精神に立ち返ることを強調した演説だった。米国大統領就任なのだから当たり前なのだが、彼は事あるごとに米国の原点に戻ることを思考/指向する大統領にもなるのだろう。

それはこれまでのように「米国の方向を見て、そこでうまく商売をすれば、日本という国も繁栄する」という状況が終わることも意味するだろう。
独立国とはいえ、実質は米国の方向をうかがなければ外交や経済の方策を立てにくい国であった日本が、本当の意味でどうすればいいかを考える機会でもある。(日本の政治の現況がお粗末であっても、というより、そういう時こそ声が上がってくるものじゃないのか、健全な国というのは。)

***

ところで、iPhoneとMacでThingsを活用してGTD (Getting Things Done) を行える、便利だ、と書いた

[注]GTDそのものについては、書籍「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」デビッド・アレン・著、田口元・監訳、二見書房・刊、を参照のこと。これが原点だそうだ。また、ざっと眺めるなら、ITmediaの特集ページも便利。

続きを読む "見えるようになると"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.15

正しい透明度

寒い。東京って、こんなに寒かったっけ、というくらい。最近の東京は暖かいことが多かったからなおのこと。
冬の澄んだ夕焼けや星空は好きだ。なぜか「正しい透明度」という言葉が連想される(何が正しいんだか)。でも寒いもんは寒い。

この寒さ、正月からだ。そして、鏡開きしてお汁粉を食べると、さらに強まってきた。
でも、10年以上前は、こんな日も多かったと記憶している。
節分からは空気が変わるが(徐々に潤んでくる)、この冬はこんな感じなのか。肩こりには要注意だな。

***

続きを読む "正しい透明度"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.08

iPhoneとGTDとThings

正月あけは、MacユーザにとってはMacWorld Expoであり、PCや家電についてはCESが開かれる。ともに米国開催の、電子通信機器に関わる大規模なイベント。

今年はMacWorld Expoに「アップル最後の出展」となり、ジョブスではなく、シラーが基調講演に立った。
Macに話題を絞るとして、17inch MacBook Proのリニューアル、iLife '09やiWork '09といったアプリケーション・スィートのアップデート、iWorkのファイル共有サービスといった具合。
加えて、iTunes Storeが変わるという。すべての楽曲はDRMフリーになること、北米などではiPhoneの3Gネットワークでも購入可能になること(日本はまだ)。さらに今年の4月1日から、3段階の値段(69セント、99セント、1.29ドル)をつけるようになることも明らかになった。

今回は、ハードウェアよりも、サービスの更新が主な話題だった。
ホリデーシーズンも終わり、そこであえて新しい製品を出さなくても、むしろホリデーシーズンの前に重要な発表は済ませたい、というアップルの意思の表れなのかもしれない。

個人的には、MacWorld Expoに合わせて、常用しているソフトウェアがアップデートされたことが重要だった。
それは、Things

***

続きを読む "iPhoneとGTDとThings"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.30

もうすぐ2008年も終わり

自分なりに2008年を振り返っておこう(そんな時間があるなら他にすることが、などと考えるとかえってストレスたまるし)。

米国発のバブル崩壊が今年最大のニュースだろうな、やっぱり。
同時に、オバマを大統領に選出したことも、大きなニュースだ。あの、政治経済における史上空前の実験国家は、いまだに実験の途上にあるのだと実感させる選択。

世間的には北京オリンピックも話題なのだろうが、一度見逃すとなし崩し的に見損ねた。

***

むしろ、オリンピック開催中の夏は、えらく長い小説がバンバン出てきたのが印象的。

続きを読む "もうすぐ2008年も終わり"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.25

年賀状が遅れそう/iPhoneその後

こんな記事を書くくらいなら、とっとと年賀状そのものを書けよ、ってとこですが。
実際、年賀状をまだ片付けていない。。。遅れますので、あらかじめお詫びいたします。

***

iPhoneは従来の回線への追加ではなく、MNPでドコモから移行しました。
都市部なので、基地局の数も多く、私の出入りする場でひどく不利なところは(いまのところ)ほとんどありません。
請求などの事務処理、また異常時の対応などを経験していませんが、端末と回線はとりあえず大過なく使えています(ただ、回線速度はドコモがやはり有利)。

当初の目的であるTo Doの処理は快調。
無線LAN環境が整えば、あっという間です(ThingsはWiFi経由で同期する)。
触れることそのものが楽しいこと、新鮮であることから、チェックを入れること自体が楽しいです。

入力はやはりMacで行うほうが速いし、一覧しやすい。
ただ、そのまま持ち出せるのはものすごくラク。手帳に転記したり、プリントアウトする必要もないですから。
iPhoneでは済んだ項目のチェック、出先での修正、思いついたら追加、といった使い方が多いように思います。Macに触れる暇もなく出なければならない時は、外でざっと入力して、Macに同期できます。
紙とMacの併用よりラクです。

家計簿というか、お財布管理のようなソフトがあれば便利そうなので、来年早々に常用を決めたい、というところ。
あとは辞書が充実しているので、これも常用を決めたい。
まだゲームや音楽関連ソフトはほとんど入れていません。これは気が向いたら。

***

無線LAN使用時に、YouTubeが遅くて動画が止まってしまう問題に遭遇しましたが、AirMacベースステーションを801.11b/g両用でなく、801.11b固定モードで使えばいいことが、ググってわかりました。

ちなみに、現在の801.11b/g/nに対応しているAirMacベースステーションの設定ソフト(AirMacユーティリティ)で行う場合は、手動設定にして「ワイヤレス」タブを選択します。
そして、「無線モード」のメニューを、Optionキーを押しながらクリックします。
すると、通常は「801.11nのみ」などしか現れないメニューが拡張されて、「801.11bのみ」が出てきますので、それを選択。
そして、アップデートボタンを押して、再起動するの待てばオッケー。
これでYouTubeはきれいな動画が見えるようになります。
(以上、自分用のメモを兼ねて。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.20

iPhoneがやってきた

書店の雑誌やムックは2008年の総括特集が並んでいますな。
このブログでも本やマンガについてなんか書いてきたが、今年はちと無理そう。
iPhoneを導入したため、そちらにちと時間を割いちまった、ということもあります。

***

続きを読む "iPhoneがやってきた"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.12.08

賢者の風格

12月の2〜4日、Sun Tech Days 2008に参加してきた。
昨年に続き、James Goslingが来日して基調講演を行った他、Java、Solaris、MySQLまた参加各社のセミナーなどが行われた。最終日はUniversity Dayと称して、Sun Microsystemsという会社が世界にどうコミットしているかを、主に大学生に向けて示す日に当てられた。

続きを読む "賢者の風格"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.25

出ずっぱり(ET 2008、堀田善衛展、銀座、秋葉原)とメンテ(Mac)

たまには日記風に書いてみる。
20日から連休中は、毎日どこかに行く用事。
ことに、21日と22日は連続して横浜。そして、25日はインストール大会。

***

続きを読む "出ずっぱり(ET 2008、堀田善衛展、銀座、秋葉原)とメンテ(Mac)"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.11.13

Googleと古代ローマ

Internet Watchに、Google Mapで古代ローマを経験できるレイヤーを追加した、という記事が出ていた(11/13)。

納得できる記事だ。
かねてから、Googleは検索エンジンではなく、バカでかいコンピューティング環境を作ったことが重要であり、その中心思想はどう考えても古代ローマにある、と感じていたから(そして、その元老院の一つがGoogleである、と)。
まぁこれが事実かどうかは別にしても、おもしろいツアーではある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.10.21

わかる、への一つのとらえ方(2)

「わかる=作ることが出来る」というとらえ方について、書いた

その際、あえてこうも書いた。

たとえば工学畑の人は、こうとらえることが多い。

そして、特に文学や経済学を学んだ者には、あまりなじまない考え方かもしれない。

このあたりの違いが、文系/理系の間で齟齬が生じる時の、一つのパターンのように感じる。

ただ、私はいわゆる文系/理系の違いが、その人の根幹そのものであるとはまったく考えていない。
もしもそう感じるなら、いわゆる「文系」や「理系」に対して、過剰適応した結果なのではないかとさえ考えている。

***

続きを読む "わかる、への一つのとらえ方(2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.10.05

CEATEC Japan 2008 雑記

CEATEC Japanは通信、音響や映像などの家電、それらを通じての各種サービス、各種電子部品、カー・エレクトロニクスなど、家電や通信、電子工業に関する日本最大の展示会+コンファレンスとして続いている。幕張メッセは(東京ビッグサイトや有楽町フォーラムより)遠いけど、データショーをここに統合したのは正解だったのかもね。
ちなみに、ゲーム関連は東京ゲームショーで別途展示されるが、今年からはそれとコンテンツ関連(映画、アニメなど)も含め、10月を日本の基幹産業展示会のように位置づけている。

***

続きを読む "CEATEC Japan 2008 雑記"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.12

スマートフォン、補足

映画「スカイ・クロラ」の感想も書きたいが、その前に。
先日のスマートフォンのエントリーを、少し補足。

日経ITProに、2008年第2四半期(4〜6月)のスマートフォン市場に関する記事(9/10)が掲載された。
(日経BPのTech-On!の記事(9/9)もあり。)

簡単にまとめると。
Nokiaは相変わらず首位だが、成長率は鈍化し、シェアを落としている。
勢いがあるのは、RIM社のBlackBerry。また、台湾のHTCが、Windows Mobile機で伸びていることも読み取れる。
iPhoneに関しては、3Gの発表前で買い控えがあり、下半期は伸びる、とTech-On!が触れている。

***

続きを読む "スマートフォン、補足"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.07

スマートフォンは世界全体をみないと

先週末の記事だが、iPhoneを含むスマートフォン市場についてのもの。

スマートフォン戦線異常あり iPhone失速、ドコモ攻勢」(9/5、フジサンケイビジネスi.の記事を、ITmedia経由で)

騒いだほどiPhoneが売れてないこと、ドコモがBlackBerryで法人市場だけでなく、SOHOや個人にも普及を狙うこと、またソフトバンク、ドコモなどにスマートフォンを提供しているHTC(台湾)のことなどが触れられている。
(小さな紙面に掲載する記事だから、少ない文字数に情報を盛り込むと、こんな感じになるとは思う。)

私もiPhoneとBlackBerryについて書いたけど、それは両者の故郷である北米市場における動きを意識した上で、なぜiPhoneがBlackBerryを追い越せないのか、を考察したかったから。
日本では、ケータイを業務に導入する方向でこれまで動いてきたため、一気にスマートフォンに動くかどうか、まだ見えてこない。
高機能な日本のケータイを使いつつ、サーバ上のソフトウェアを改良し、ケータイ上の小さなブラウザやアプリ(iアプリ、BREW、S!アプリ)と通信する選択肢だって、消えたわけではないから。
北米ベースの外資系がBlackBerryを導入しているのは当然としても、ドコモが扱うことでスマートフォンがぐっと普及するかは、まだわからない。(もちろん、上の記事でも、NetBookのような小型PCが売れているので、スマートフォンかPCかはわからない、ともある。)

***

ただ、日本と世界市場の比較を意識してスマートフォンをとらえるなら、Nokiaに言及する必要もあるだろう。(歴史的にはPalmのTreoにも触れるべきだろうが、大きな市場を形成していないので、今は省く。)

続きを読む "スマートフォンは世界全体をみないと"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.08.19

iPhoneとBlackBerry

7月のiPhone熱狂が終わってみると、販売の勢いは失速しつつある、という記事が出ていた。
J-CASTの記事は、BCNランキングの結果を引き、発売当初の家電量販店シェアは13%あったのに、8月に入って4.4%に落ちたこと、またその原因をインタビューで紹介している。

ソフトバンクはパケット定額が2段階にした上で、供給安定を理由に予約受付を開始しているが、これはMNP(番号ポータビリティ制度)を利用して他キャリアから移ってくる人々が、安心して買えるようにするためだろう。
MNPで転出届を出したら、発行日を含めて15日以内に移行しなければ、その届けは無効になる。いつ買えるかわからないようでは、新規契約者はともかく、転入は獲得しにくいからだ。
では、これによってiPhoneは再びグングン売れるか?

続きを読む "iPhoneとBlackBerry"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちゃんびぃ

ご存知だろうか、chumby
今年の初めあたりから徐々に話題になり、日本でも発売が決まっている。
ニュースサイトでも取り上げられるようになってきた。
(たとえば、アスキーの記事、ITmediaの記事(1)記事(2)。)

合成皮革に覆われたかわいらしい外見、愛嬌あるマスコット、ポーチ付属、手のひらサイズ。
でも中身は、タッチパネル液晶と無線LANを内蔵し、Linuxベースの多機能デバイス。
USBポートも持ち、たとえばiPodを接続すれば、音楽を再生できたりする。
(小さいので持ち歩くこともできるけど、無線LANの電波が届かなければ、ただの箱である。)

続きを読む "ちゃんびぃ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.31

MacBook、退院

昨日、仕事をしていたら、いきなりMacBookが帰ってきた。
(入院の経緯はこちら。)
報告書を読むと、HDD交換後、システムをインストールして動作確認、とある。保証期間内であり、もちろん無料。

起動してみると、するりと立ち上がった。直って帰ってきたのだから当たり前だけど。
ただし、このままでは「ここはどこ? 私は誰?」状態なので、まずは自分の環境を復旧させる。

***

続きを読む "MacBook、退院"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.24

BlackBerryは日本でもくるのか

昨日のWireless Japan 2008の記事で、海外勢からの端末に関して、一点触れていないこと。

それは、ドコモがBlackBerry 8707hを8月から個人向けにも販売すること。

続きを読む "BlackBerryは日本でもくるのか"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.07.23

Wireless Japan 2008を訪れて

たまには書いてみよう。
毎年訪れているWireless Japan。無線通信に関する日本最大規模の展示会であり、携帯電話やPHS、無線LANなど、モバイルに関わる技術、サービス、コンテンツなどが大量に展示される。また、各種セミナーやパネルディスカッションなども多数。今年の開催については、Wireless Japan 2008

ところで、毎年見ている人は、とても大きな変化に気づいたはず。
ドコモの目前に、大きくスタイリッシュなブースを構えるSamsung。ドコモの脇に、明るいブースで様々な端末を取り揃えた華為(ファーウェイ)。それぞれ、韓国と中国の企業。これまでの日本や欧米の企業展示とまったく引けをとらない勢いがあった。

続きを読む "Wireless Japan 2008を訪れて"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

MacBook、入院中

先日、ごく普通に使っていて、仕事のアプリを終了させ、ちょっとWebブラウジングを、とSafariに切り替えた。
突然、妙に重くなった。さらにあんまりいい感じではないハードディスクの動作音がする。
何の前兆もなく、こんなことが起きるのも珍しいな、と思いつつ、なんとかSafariを終了させた。
すぐにシステム終了を実行して電源を切ろうとしたら・・・
全然切れません。
仕方ないので、パワーボタンを長押しして、強制終了(こういうことは、iBookを使っていた頃も、ごくたまにあった)。

少し熱を冷ましてから、パワーボタンを押すと、起動ディスクを認識しなくなった。
通常の手を尽くしてもダメ。
入院と相成った。

それにしても、まったく前兆なくいきなりクラッシュすることって、たまに聞くけど、個人としては初めてかもしれない。
しかも、購入してから1年経っていない。むしろ、比較的新しいマシンで起きたことのほうが、ショック。まぁ保障期間内でよかったともいえるのだが、それにしてもなぁ。
とにかく元気になって帰ってきてくれ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.07.16

iPhoneの読書端末化はどこまで可能か

iPhone 3Gはやたらと注目され、買った人々はそれぞれ大絶賛から戸惑い、落胆まで様々なトーンがあちこちで繰り広げられているようだ。
どちらにせよ、こんな勢いで注目されるのは、日本ではi-modeの登場以来だろう。
というより、Appleの唯我独尊的な商法と、それに乗っかったソフトバンクといい、世間の加熱ぶりといい、i-modeの巨大な箱庭的閉鎖空間をチラチラ連想したりしなかったり。

***

先日の記事(東京国際ブックフェア2008)で、iPhoneが電子書籍プラットフォームになる可能性について、少しだけ考えてみた。
しかし、デジタルコミックの試験配信は既に始まっている。iPhone/iPod touch向けのアプリケーションソフトを配信するiTunes Store内のAppStoreで、無料配信中(7/16現在)。

続きを読む "iPhoneの読書端末化はどこまで可能か"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.12

東京国際ブックフェア短信

今年も東京国際ブックフェアが開催されている。7月10日〜13日、つまり明日が最終日。

昨年から東京ビッグサイトの西ホールになり、規模は拡大傾向にはないようだ(名指しで申し訳ないが、大修館が出ていなくて、ちょっと寂しかった)。
とはいえ、今年も出版社や編集プロダクション、デジタルパブリッシングや印刷関連・書店用品の展示などでいっぱい。また、10%以上の値引き販売を行う出版社も多い(すべてではない、また20%引きの出版社もある)。
人文科学や自然科学関連のおもしろい本が、あっという間に平積みから撤去される昨今のサイクルだから、こういう場を回ると「あ、そういえばあんな本があった!」という発見もある(版元としては、発売後数ヶ月だけど、うちではまだ終わっていない、新しいものですし、読んでくださいね、という主張にもなっているのだろう)。

それはそれとして、デジタルパブリッシングのソリューション展示が増えてきている。
これまでは、電子書籍そのものについて訴えかける展示が多かった印象があるが、今年は書籍や雑誌のコンテンツデータを、ケータイ、Webなど多方面に展開するためのソリューションに関する展示が前面に出てきたようだ。

続きを読む "東京国際ブックフェア短信"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.10

iPhone発売前夜@表参道

Omotesando080710_01

列の最後尾の写真。
(暗くてすまんのだが、あたりが暗く、ケータイのカメラで急いで撮ったら、こんな感じになっちまった。)
さて、ここはどこ?
振り返ると、岸体育館が見える。

Omotesando080710_02

もちろんここは、明治神宮からJR山手線の線路沿いに坂道を下り、渋谷へ向かう途中である。
そして、あちこちに報道されていることでおわかりの通り、これは7月11日に発売されるiPhoneを求めて、ソフトバンク表参道店(以下はSB表参道)に並ぶ人々の列である…

東京の明治神宮・表参道周辺をよくご存知の方はすぐにわかると思うが、SB表参道はJR原宿駅寄りの明治神宮入口、神宮橋交差点から明治通りに向う坂道を下り、クエストホールを少し過ぎたあたりにある(神宮橋と明治通りの中間あたり)。
列はそこから始まって、神宮橋交差点まで(道や店を塞がないように断続的に)延び、そこで一度切っている。
もちろん道路の向こう側に列を続けるためで、歩道橋を渡ってコープオリンピア地下の南国酒家入口から神宮橋に少し行ったあたりから再会、そのまま神宮橋上を経てJRの線路沿いに延び続け、先の写真のあたりでようやく最後尾だった。

ちなみに、先の写真は7月10日の午後9時45分頃のもの。
前日の夜でこうだ。終電で到着する人や、始発狙いの人もいるだろう。
SBは正午に一斉販売、ただし旗艦店であるSB表参道店だけは午前7時発売開始と発表している。当日の午前6時あたりにどこまで列が延びているか。渋谷のタワレコあたりまでいったら、iPod nano発売の時の行列を大きく上回る新記録になるんじゃないかな(何の新記録?・笑)。

ちなみに、11日から3日間のみ、iPhone発売専門店化するために、店は改装で大わらわだった。搬入があると、ショップのスタッフや並ぶ人たちが拍手と歓声を送ってる。道がスムーズに流れるように、警備会社から大量の人員が派遣されていて、関係者が周囲に気を遣っているがわかる。
てか、ここまでくると、みんな楽しそうだね…て、眺めてるオレもオレだが。
他、並ぶ人に取材するマスコミも多数。

Omotesando080710_03

Omotesando080710_04

Omotesando080710_05

Apple Store, Ginzaに並ぶ時とはまたちょっと違うテンションみたい。
しかし、何よりよかったのは、東京は雨が降っていないことだ。
風邪を引いたりせぬよう、そして無事に受け取って帰れるよう、祈念しております。

私? 初期ロットは買わない、と決めておりますです、はい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.06.29

ねずみ選びは難しい

いくら猫時間通信とはいえ、猫がねずみを選ぶ話じゃございません。

最近、首から肩凝りがひどく、それをいくらかでも緩和したい。
そこで、いろいろ試した挙げ句、いくらか大きなマウスを使ってみることにしたということ(以下は自分用のメモなり)。

***

続きを読む "ねずみ選びは難しい"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.06.24

iPhone 3G、価格発表

ソフトバンクから、iPhone 3Gの価格が発表された。
たとえば、ケータイWatchの記事(6/23)など。

24回払いの割賦販売を申し込むと、メモリ8GBモデルで2万3,040円、同16GBモデルで3万4,560円となり、WWDCのS.Jobs基調講演の発表相当の価格となる。
iPod touchが売れなくなるのではないか、という価格。
また、Windows MobileやSymbianによるスマートフォンも驚きの価格。

もっとも、これは割賦販売時の月々1,920円の特別割引適用の価格であり、それを除いた価格は、8GBモデルで6万9,120円、16GBモデルで8万0,640円。
やはり元の価格はそれなりに高く、特別割引とはキャリアが負担するインセンティブ。

最初のiPhoneの端末価格はiPhone 3Gより高かったが、米国でのパケット通信定額としては比較的廉価な料金プランを設定した上で、それをメーカーのアップルと、キャリアのAT&Tが分け合う形をとった(念のために、日本では未発売)。これはレベニュー・シェアと呼ばれる。
今回のiPhone 3Gは、端末価格を安く設定して、より幅広い普及を狙う。本来の価格との差分はキャリアからアップルへと支払うインセンティブとなる。その代わり、毎月の通信料金は、そのままキャリアがすべて受け取る。

たとえば、米国のAT&Tでは、iPhone 3G専用の通信料金プランは、最初のiPhoneより10ドル/月、高くなる。3Gになるからだが、これを残念がるユーザーは、海の向こうでは多いと聞く。
3Gの普及がより進んでいる日本では、ソフトバンクがパケット通信定額プラン5,985円を提示してきた。ドコモやauに対抗できる、かなり戦略的な価格。インフラ先進国、日本ならではの価格かもしれないが、一方で2GHz帯のみを使っているソフトバンクがどこまで安定したハイスピードサービスを提供できるかも、問われることになる(ドコモやauは複数の周波数帯を使っている)。

***

続きを読む "iPhone 3G、価格発表"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.06.12

iPhone 3G

6/10(日本時間、現地では6/9)、Apple, Inc.(以後アップル)が、主催するWWDC (World Wide Developers Conference)の基調講演で、iPhone 3Gを発表した。
やっと第3世代携帯電話の通信方式を採用し、日本での発売も7/11、ソフトバンクより、と決定した。

既に多くのテレビ、新聞、Webニュースから、個人のブログでも取り上げられている。
特に「日本では受け入れられるのか、iPodのように再び席巻するのか、日本の携帯電話はしてやられてしまうのか」に関心が集まっているようだ。

ただ、この設問の立て方は、おそらく間違っている。
なぜか。
アップルは既存の携帯電話とは異なるタイプのデバイスを提供しているつもりだろうし、結果的に他社のシェアを奪うことになるとしても、むしろ機器のあり方を変えることにこそ主眼があるはずだから。

***

続きを読む "iPhone 3G"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.05.08

初メールの音に、深夜ビックリ

5月7日、じゃなくて、5月8日の深夜、関東〜東北で地震。

最初は午前1時過ぎ。弱いけど、思ったより長い揺れがきた。(アサヒ・コムならこの記事。)
情報を集めると、茨城沖という。5月7日の午後から夕方にかけて、数回揺れていたこともわかる。
まぁ収まったと安心していたら、その後数回立て続けに、細かく揺れた。

今度こそ収まったと思っていたら、1時45分過ぎ、そこそこ揺れた。今度は長い。(アサヒ・コムでは、この記事と。)
情報を集めると、やはり茨城沖。茨城や栃木で震度5弱、東京などで震度3。
と思っていたら。

いきなり部屋中に「ファンファンファン」と海外のパトカーみたいな音が響き渡った。
びっくりして音源を探すと、机上の携帯電話。
ドコモのエリアメールによる緊急地震速報だった。(ちなみに、905iではデフォルトで受信しないようになっていた。私は受信するように切り替えた。)

タイムスタンプを見ると、一応地震が発生した時刻。
実際に受け取ったのは5分後くらいかな。

初めて受信したけど。
あんなにうるさいとは思わなかった。
ファミレスや飲み屋にいたとすると、これを受け取る人がいっぱいいるわけか。
それはそれですげぇな。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.23

法規制より、教育だろ

“青少年ネット規制法案”がしばしば話題になる。
自民・民主の双方から議員立法の動きが続いてきたが、ここにきて反対意見の表面が出てきた。
とりあえずは、新聞記事としてアサヒ・コムの記事(4/23)を、IT専門日刊紙としてInternet Watchの記事(4/23)をリンクしておこう。(日経やITmediaなどもそれぞれ記事にしている。)

続きを読む "法規制より、教育だろ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.09

いまごろ「ウェブ時代をゆく」について

実は昨年末の記事の今後の予定には「11月に発売された『ウェブ時代をゆく』雑感」が入っていた。
とっくに読み終えていたのに放置した理由は単純、3月末に向けて集中すべきことがあったためで、他意はない。

「ウェブ時代をゆく」は、Webが情報というより生活のベースになる時代に、いかに働き、生きるかについて、梅田氏流の見解をまとめている。
仕事術のような気配も少し混じり、他の著作のような、シリコンバレー発の新しい空気が流れ込んでくるような内容ではない。人によっては、特に新しい知見はなかったなどという感想も出てくるだろう。

でも、この新書の目的はそもそも、これまでのようにエッジで走り続ける人々の言動を紹介したり、それらに共通することを氏なりにまとめることにはない。
自らの半生を顧みながら、エッジには立たなかったこと(そういう人にはかなわないと感じたことがほのめかされている)、エッジに立った方々と話をしながら旧来の組織とも付き合う仕事をしてきたからこそわかることを書いている。そこが重要。
だから、旧来の組織がいきなりなくなるとは毛頭考えていないし、そういう場が活きる人ならば逸脱しないほうがいい、とも書いている。
さらに、エッジを突っ走る人々の行く「高速道路」から降りることを選択する、つまり「けものみち」(この喩えも氏らしい)を通ることを選択するにはどうするか、ということに触れている。新しい時代に、自分の関心のある業界でエッジに立つ人々と交流しつつも、まだ見つかっていない道を歩く方法のヒントを、自らの経験を交えて語る。私はこうやってきた、それをまとめてみるので、自分に続く人たちの参考になれば、という思いが伝わってくる。
そういうところを読み落としてはいけない書籍だと思う。

***

一方で、この書籍が(おそらくあえて)触れていない、日本での事実がある。
多くの場合、IT関連業というのは「IT土方」と呼ばれる、ということ。

続きを読む "いまごろ「ウェブ時代をゆく」について"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008.01.28

エルゴソフト、egwordおよびegbridgeの事業を終了

これは触れないわけにはいかない。

長らくMacintosh用のパッケージソフトを開発・販売してきたエルゴソフトが、この1月28日をもってパッケージソフト事業を終了する、と発表した(公式プレスリリースはこちらに)。
開発を続けてきたソフトウェアは、日本語入力ソフトegbridge Universal 2および日本語ワードプロセッサーegword Unuversal 2の2本。
サポート業務は来年の1月まで、オンライン(掲示板)で続けられるという。

続きを読む "エルゴソフト、egwordおよびegbridgeの事業を終了"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.12.05

D905iは意外に(失礼)いい

前の記事で、新しい携帯電話 D905i のカメラはややにじみ気味だと書いた。

では、この端末が気に入っていないかといえば、それは違う。
非常にバランスのとれた、よい端末に仕上がっている。まだ一週間使ってみての感想だが、よほどのことがない限り、この評価は大きく揺らがないと思っている。

D90Xiで始まったスライド型の筐体と使用感にこだわり続け、またSymbian OS使用端末として数代の継承を経ている。
基本機能がしっかりしていて、細かい設定やカスタマイズが出来る(着メロとバイブを切り離して設定できたり、セキュリティやロック機能がきめ細やかだったする)。操作に対する反応も(俊敏とまではいかないが)なかなかよい。D903iまでの反応を考えると、段違いだ。
それに、加速度センサや画面センサ(ダブルタップに反応)を活用した、ちょっとiPhoneを想わせる使用感も持っている。熟成した基本機能に対して、ワンセグやブラウザ、待ち受けキャラを操作する際のスパイスとして、うまく採り入れている。できれば写真閲覧でも使いたいところだ。

(電波の把捉に関しては、静止状態だと非常によいけれど、電車や車などの高速移動中はハンドオーバーしている状況が逐一ユーザに報告され、やや速度も遅くなる。これはNやSHとは逆の印象。チューニングのポイントが違う、というところか。)

***

ドコモではこれまで、N(NEC)やSH(シャープ)といった折畳み型端末を使ってきた。
これはこれでよく練られてきたが、ごついデザインになってきた。

一方のD(三菱)は、J-PHONE時代のフリップ型端末を使ったことがある。なかなか考えられた使い心地で、気に入っていた。(回線管理が面倒なので絞り込むため、J-PHONE/Vodafoneは解約したが。)
その後ドコモでも注目していたが、最初の頃のD900iなどはかなり分厚く、まだ挑戦中という印象が強かった。操作に対する反応も、だいぶ緩慢だった。
しかし、Symbian OSの動作するARM系チップやグラフィック性能が向上してきた。ソフトウェアも改良されてきている。次は狙い目だろうと踏んでいた。

そっけない標準アイコンはもうちょっとどうにかならなかったかな。
とはいえ、いい端末になったと率直に思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.11.19

12年一昔?

文学フリマ(11/11)からずっと外出続き。(出るとほぼ一日動き回るので、重いPCやMacは持ち歩かなかった。画面にじっくり向かうのが久々。)

この11月は、特に電気通信関連の各種イベントやらセミナーやらが多い。次へ繋がる技術が、サーバやクライアント、無線通信の三面で展開されつつあるからだろう。

2000年頃は、今月のような状況が2005年にやってくるんじゃないかと思っていた。
つまり、インターネットが世間一般に知られるようになった1995年から10年経ち、一区切りする頃に次の芽が出てくる、というざっくしりた感触を持っていた。(サーバやクライアントの技術に新機軸が出てくるだろうし、無線通信関係も3Gや無線LANの普及、さらに3.5Gや4Gを視野に据える頃だという予測。)

実際に変化の波が出揃いつつあるのが今年の2007年。Web 2.0以降のサーバサイド技術の整理と拡張(サーバマシンのマルチコア化、Javaのコモディティ化、Rubyなどの新世代スクリプト言語の普及、.NETとJavaその他の相互運用姓向上、AjaxやFlashの日常化)があり、一方でモバイル端末の高機能化(スマートフォンやiPhoneのようにPCに近づいたブラウジング環境やアプリケーション実行環境)、Wi-MAXや3.5G/4Gを視野に入れた開発)が今後の変化を押し上げつつある。ドコモの2008年PHS停波も、この流れに入りそうだ。

1995年から12年。
西洋流のdecadeではなく、東洋の干支(十二年一周り)と同じですな。
いや、だからどーってわけぢゃないんだけど、なんとなくおもしろい、と思ってな。

ちなみにもう一つ。
最近の20〜30代のエンジニアは、プレゼンテーションがうまいんじゃないかな。
ただ、導入やポイントでの笑いの取り方が、お笑い的か、2ch的、という印象。これはこれで最近の傾向ってやつかもしれない。
とにかく、眠くなるような話を延々と続ける人は減りつつある。このこと自体は素直にいいことだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.11.15

これは…凶悪な仕様変更では?

iTunes 7.5を使っていて、表示中のリストから曲がどんどん消えていくことに気付いた。
びっくりして、検索してみると。
リストから消えた曲はすべて、ジャンルが「Jazz」から「ジャズ」へ、あるいは「Classical」から「クラシック」になっていた。

つまり、曲を再生するたびにカテゴリを書き換えていくので、ジャンル別のリストから曲が消えていくのだった。

いまさらジャンルをローカライズするのか?
何をしようというのだ、Appleよ。
勝手にジャンルを書き換えられたら、驚くに決まってるじゃないか。
ここまで普及した後にやるなら、ちゃんと事前にアナウンスするべきだろう。

珍しく、iTunes 7.4.2に戻した。
うーん、やはりアップルにフィードバックすべきだろうかね、これは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.11.10

Javaの直面する曲がり角

Sun Tech Days 2007の基調講演のために、James Gosling氏が来日した。

マイコミ・ジャーナルの記事(11/8)

記事は意外に少ない。目立つメディアでは上記くらいか。
今回のSun Tech Daysでは、具体的な新技術発表の直後というわけでもなく(Java FXは半年前の発表である)、また基調講演以外の各トラックも、スペック・リードやR&Dエンジニアより、エヴァンジェリストによるもののほうが多かったからか(そのせいか、各トラックの講演者は明記されていなかった)。
マスコミとしては、携帯電話のソフトウェア・プラットフォームに打って出たGoogle、まとまった記者会見の場を設けたSymbian(モバイル機器向けOS、ことに携帯電話で大きなシェアを握る)、さらにPower 6 新ブレードサーバ発表のIBM、Windows Server 2008 β提供やWindows Liveサービス正式スタートがにぎやかなMicrosoftに目がいったのかもしれない(来週は組込み技術展示会ET 2007の脇で、MicrosoftはWindows Embedded関連のイベントもやる)。

ただし、Goslingの講演はおもしろいものだった。
すごく新味のあるものではない。むしろ、Java技術を採用している様々な分野について、広く概観したものだった。
じゃぁ何がおもしろかったのか。

***

続きを読む "Javaの直面する曲がり角"

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2007.10.27

Leopard祭りらしいぞ

10月26日、Mac OS X 10.5 "Leopard"(レパード)が解禁となった。
2年ぶりのメジャーアップデートをさらに半年延ばしての、リリース。
発売イベント、さらにイベントより早く到着した通販入手組による掲示板やBlogでのインストールレポートなども相次いでいる模様。

Apple Store, Ginzaに長い行列(300名超)が出来たのはまぁ当然として。
おもしろいのは、量販店でのイベントが、意外に力が入っていたこと。

ヨドバシAkibaでのイベント等の記事(ASCII.jp、10/26)

有楽町ビックカメラでのイベントの記事(ITmedia、10/26)

欧米ではiPod/iPhoneだけでなく、Macの売上も手堅く伸びている。
一方、日本では前年同期比マイナス、という状況が続いている。
ただし、欧米の状況を考えれば、日本でも頭打ちのPC市場を拡大する材料になるかもしれない。
iPhoneが日本市場にもやってくると、欧米と似た状況を作り出せるだろう、その売上を受け取れる体勢を今のうちに。。。

また、Windows Vistaが当初の仕様を縮小した上、予想より盛り上がらなかったことなどから、いま追い風に乗っているMacで、ぜひ新規顧客層掘り起こしを。。。

そんな思惑が透けて見えるようなイベント。
でもまぁ、ユーザにとっても選択肢があるのはよいことなのだし、歓迎すべきことだ。

かくいう私は、所用で出遅れたし、今日は台風だし、いち早くインストールするよりも周辺機器への対応状況が落ち着いてからでいいか、と思ったりしてる。
(新機能を試したいって気持ちもあるけど、それで仕事をするわけじゃないし、と自分に言い聞かせてる、とも言えるな。)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007.10.14

iPod touchはナニモノなのか

首、肩、腰の凝りがマックスに到達した模様。
うーん、緩めるために歩きつつ、紙の上で作業をしたり。

それはそれとして、9月下旬から10月初頭にかけて「手に入らない!」「どこそこで売っていた!」と一部で騒ぎ(?)になった、iPod touch。

これ、すごくおもしろいんだけど。
でも「買わなくちゃ!」にまで至っていないような。というか、結局のところ、買っていない。

少し前に、iPhoneを見せていただく機会があった。

続きを読む "iPod touchはナニモノなのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.02

iPod touchのWin接続問題を修正

9月25日の記事で、iPod touchが発売早々、国際版Windowsで動くiTunesに接続するとうまく動かないこと、アップデータで対応する予定であることに触れた。

9月28日に、アップデータが出た。
ここではニュースへのリンクを示しておく。

AV Watchの記事(9/28)

記事にもあるように、iPod touchのファームウェアが1.1から1.1.1に上がるそうだ。

これ、WindowsではiTunes 7.4.3 for Windowsをインストールして、接続するのだが。
Macの場合は、iTunes 7.4.2のままで、iPod touchアップデータが1.1.1になり、これでアップデートするという。
私は実機を所有していないので、あくまで資料経由で整理しただけなんだが。
なんか込み入ってきましたね。

この問題のためかどうか未発表だが、量販店やアップルストアへの入荷はまだらしい。
先日、知人にiPhoneを触らせていただいたのだが、とても斬新かつ自然なUIで、驚いた。
iPod touch、つまんないことでモタモタしないでほしいですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.25

大丈夫か、アップル

秋の盆の連休、アップルストアは予約したユーザにiPod touchの出荷を開始したようだ…ようだ、というのは、私とその周囲では、いち早く買うよりも、とりあえず現品を見てから、なんて人ばかりで、主にネットで見たわけだが。

で、取り出してPCと接続すると、初期ロック画面のままで、何も操作できない状況に陥る、ということが話題になってもいた。
連休で新製品を受け取って狂喜乱舞した人は、逆にとんでもない目にあってしまったというか。

この対策に関する発表が出たようだ。


AV Watchの記事(インプレス、9/25)

今週中にアップデータを出すらしい。
ということは、9月中の発売開始は動かない、ということなのだろう。

実はこの件、日本以外の国でも表面化しているらしい。
どちらにせよ、対応策が出るのがちょっと遅くないだろうか。
買ってきてすぐに使えない、というのは、おそらくもっとも悲しい事態だろう。
こういうことは出荷前に確認できるだろ、と思うユーザが多いはずだし。
(実際にすべての問題をつぶして出荷する、というのはたいへん難しいのは承知の上で言ってる。)

業績が好調なのはいいけど、出荷してアップデータで対応すればいい、を繰り返していると、ユーザは離れる。
MicrosoftのWindowsのように、好き嫌いなど関係なく、もはや仕事で離れることが出来ない、という状態にはならない、iPodやMacの場合は。
問題を起こさないようにすべきだが、問題が出た後の対応も、重要になってくる。
推移をもう少し見ていくつもり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.18

MacBookを使い出して

数日使ってきた時点で、気になること。

  • ラッチなし(ボタンなしでディスプレイが開閉する)は、なかなかいい感じ。
  • 電源を入れると、「ギョッ、ギョッ、ゲェ〜」と小さく鳴く。それから「ジャーン」と起動音がする。起動ディスク読み込み前に、CD/DVDが入っているかをチェックしているようだ。ひそかにカエル鳴きと呼んでいるが、あんまり気持ちのいい音ではない。
  • スロットローディング方式のCD/DVDドライヴは、なんだかこわい。トレーが出てこないので、ディスクを吸い込ませて使うしかない。んが、ディスク排出時に、先っぽしか出てこない場合がある(主にCD-R/DVD-Rで、レーベルを印刷できるように白く塗られているディスク)。取り出す時、ちょっと冷や冷やする。
  • 液晶画面の、色のキャリブレーションが難しい。以前より青っぽくなりやすいような。(画面の品質はもしかすると、後退しているかもしれない。)
  • iBookと比べると、イヤホン端子経由の音が変わった。高音が以前より出て、分解能が少しだけ上がったか。もっとも、いい音というわけでもない。
  • iLife '08がインストール済みだった。よかった。
  • iPhotoの新版は、取り込んだ写真群を「イベント」と定義づけて分類する仕様。たとえばある日に撮った写真群が、近所のネコの写真と、出先の風景なら、二つのイベントに切り分けることが出来る。このときの動作が小気味よい。もちろん複数のイベントを、一つに統合も出来る。イベントに名前をつけることも出来る(2007年京都旅行、近所のネコのスナップ、等)。操作感覚がとても気持ちよい。意外に大きな改良ポイントだと思う。
  • Front Row(Macをメディア観賞マシンに仕立てるソフトとリモコン)を初めて使ってみた。音楽や写真は特になくてもいいが、DVD観賞の際にはとても便利。
  • よくいわれることだが、黒い筐体は、意外に汚れが目立つ…

移行さえうまくいけば、拍子抜けするくらい、以前と使用感が変わらない(もちろん速度などは圧倒的に上がるが)。
あまりに変化が少ないんで物足りなく思うこともあるが、仕事や日常生活をそのまま始められるのは大きいな、やっぱり。

[注] PowerPCをCPUに持つPowerBook / iBookと、Intel CPUを使うMacBook Pro / MacBookではソフトウェア環境が異なるため、移行アシスタントを使わないほうがいい、という主張もある。
今回は時間が限られていたし、あえて使ってみた。いまのところ、大きな問題は起きていない。(とはいえ、だいじょうぶだよと保証するわけではありません。)
ただし先日も書いたが、使う前に、ディスクユーティリティでディスクそのもの、およびアクセス権の修復をやっておくのは、言うまでもない。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007.09.16

ひさしぶりに新しいMacを導入

数日前、新しいMacがやってきた。MacBook 黒を、メモリ2GB(上限値)まで増設。

長く相棒となってくれたiBookも、さすがにこの暑さであやうくなってきた。
もう6年以上か。頻繁に持ち出さないが、それでも経年変化による筐体の細かなたわみ、熱による部品の劣化だってあるだろう。本当によくがんばってくれている。
Mac OS Xの新バージョン"Leopard"が出るまで、まだ少し間がある。成熟した現行バージョン"Tiger"が安定して動くマシンを確保しておくのも、いまぐらいがよさそうだ。

ということで、現在のラインナップを店頭でも確認する。新しいiMacも視野にあったのだが、いざという時に持ち出せること、取り回しが楽なことから、やはりMacBookを選んだ。

外付けHDDでブートしているし、このHDDの内容を移行アシスタントで新環境へ持ち込める。すぐに戦力になるだろう、と思っていた。

***

続きを読む "ひさしぶりに新しいMacを導入"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.10

日本的なJobsのレター、日本発の踊るスピーカー

先日、iPodラインナップのフルモデルチェンジに関するエントリーで、このように書いた。

iPhoneが8Gモデルに統一された(つまり4Gモデルは廃止された)上、一気に200ドルも値下げされた。半年も経たないうちにこの仕打ち、初期ユーザで立腹する人もいそうだ。

実際に声を上げた人は多く、Apple社CEOのSteve Jobs氏は早速お詫びの声明を出した。

S.Jobsのレター

・ITmediaの記事(9/7)

値下げ前にiPhoneを購入したユーザに、100ドルの商品券を発行するという。
商品券はApple Storeで使用するものらしい。まぁ当然といえば当然か。

続きを読む "日本的なJobsのレター、日本発の踊るスピーカー"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.06

iPodラインナップ一新、iPod touch追加

米国時間の9月5日、Apple社が新製品発表会を開催。
出てきたのは、iPodラインナップのフルモデルチェンジとiTunes 7.4、加えてiTunes Wi-Fi Music Store。

インプレスのAV Watchより。

iPod touchの記事(9/6)

iPod nanoの記事(9/6)

iPod classicの記事(9/6)

iPod shuffleの記事(9/6)

日本での発売に関するの記事(9/6)

iPhone 8G、値下げの記事(9/6)

Apple社 CEO スティーヴ・ジョブスの発表模様ダイジェスト記事(9/6)

Apple社 iPod担当ディレクターへのインタビュー記事(9/6)

iTunes 7.4の記事(9/6)

他に、アップルのプレスリリースとして、スターバックスとの業務提携に関する発表もあった。
(これは北米のみ、他の地域は現在のところ、予定なし。)

もう散々あちこちで触れられているはずだから、内容は紹介せず、感想のみ。

続きを読む "iPodラインナップ一新、iPod touch追加"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.08.22

バックアップ…

連日、暑い。(昨夜は風がいくらか気持ちよかったんだけど。)

ところで、バックアップ。
面倒だけど、やっておかないと後悔するのは自分であるからして、やる。
時間がかかるから、なんとなく掛け声が必要に思える。
けれど静かに(内心は掛け声とともに)始める。
ディスクをチェック。領域をバックアップ。今回は念のため、違うメディア2箇所にとっておく。
無事に終わるとほっとする。

こういうとき、ついダンプって言いそうになるけど、それはUNIX時代の癖。別にdumpコマンドを使ってるわけじゃないから、普通にバックアップというべきだろうな。

外をちょっと見たら、意外に温度が下がっている。
明日は雨っぽいようだが、その前触れなのか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.08.20

ドコモより、WILLCOMへの移行案内も来た

5月、ドコモPHS停波の告知が来たと書いた

8月に入ってから、WILLCOMへ番号そのままで移行可能の発表、と報道があった。


・インプレス、ケータイWatchの記事(8/6)

ユーザにも封書で通知が届いた。
FOMAの通話端末(あるいはFOMAデータ通信カード)への移行プランのみならず、他社PHSへの移行プランもあるのは、歓迎。

移行プランは、契約事務手数料が無料。通話端末かデータ通信カードのうち、対象5機種が無料。また、ドコモPHSでの継続利用年数も引き継げる。
この申込は、9/1〜12/10まで。

さらに、現在の番号を引き継ぎたいなら、10/31までに申込書を返送(番号引き継ぎはドコモ停波後の来年1月8日)。

そろそろ重い腰を上げる時期のようだ。
ただし今って、無線LANがどこでも使えるわけじゃなし、かといってUWBがあるわけじゃなし、イーアクセスって選択もありなわけで、正直悩ましい時期でもある。
それに、めんどうだって気持ちも少々。

近いうちにエイヤッと決めるしかないな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっぱりあちぃね/クマゼミと断線の関係

8月16日、観測史上最高の暑さを記録。全国的に酷暑。
東京は17日の夜から少し気温が下がり、18日に一度落ち着いた。けど、西日本は酷暑のまま。
19日、再び東京も気温上昇。今日も暑くなった。

ちなみに、今年は関西のクマゼミ大量発生周期とのことだが、こんなニュースが。

クマゼミが光ファイバーケーブルに産卵、断線対策を要する(アサヒ・コム、8/3の関西ニュース、8/20関東の夕刊にも出る)

そんな理由で断線が起きるのか!とびっくり。

ちなみに、関西でクマゼミが大量発生している様は、ほんとにすごい。
太い樹木の、人の頭より少し高いあたりから上に、みっしりセミがはりつく。
で、なきまくる。
工事現場並みの音がします。鼓膜が痛くなる。
あれが関東にも来るってのは、あんまり考えたくないな。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.08.06

秋葉原の「ザ・コン館」、9月末閉店

ダイビルやヨドバシカメラAkibaが出来る以前、秋葉原のランドマークとして親しまれたLaOXザ・コンピュータ館、通称「ザ・コン館」が2007年9月30日をもって閉店する。ビルや土地を売却するという。
産業紙や業界紙だけでなく、一般新聞でも報道されたので、多くの方が既にご存知だろう。

・インプレス、AKiba PC Hotline!の記事(8/4号)

・ITmedia、古田雄介のアキバPickUp!の記事(8/6)

続きを読む "秋葉原の「ザ・コン館」、9月末閉店"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.08

東京国際ブックフェア2007

今年も東京国際ブックフェア@ビッグサイトを見てきた。
例年、東ホールで行われてきたが、今年は西ホール。まぁ言ってみれば、縮小傾向ということか。
さらに、平日はどうしても都合が合わず、土曜に足を運んだ。同時開催の文具フェアなどは金曜で終了。ちょっとちんまりとした印象。

***

続きを読む "東京国際ブックフェア2007"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.18

iPod + iTunesに、Paulが歌ってる

米国Apple, Inc.のサイトでは、iPod + iTunesのCMに、ポール・マッカートニーが登場。
iTunesページの下のほうに、CMの欄があります。)

60過ぎてもポップ。
以前のU2 "Vertigo"もすごかったけど。
これもすごい。
なんか幸せな気分になってくる。
(だまされちゃうよね〜、こりゃ。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.12

Safari for Widnowsに、Safari on iPhone (WWDC 2007)

米国西海岸では現在、WWDC(World Wide Developers Confarence、Apple, Inc.主催の開発者会議)が開催中。直接Mac版アプリなどを開発するわけでない私は、日本で報道を眺めるだけ。
初日は恒例のKeynote Speechで、噂サイトではiMac新版が出るとか、Cinema Displayリニューアルとか、ウルトラ・ポータブル・マシン発表とか、いろいろ言われていたが、開発者会議の主題は開発に関わることだろう。

というわけで、たとえばPCWatchの速報を見ても、また他のニュースサイトなどを見ても、Intelとゲームディベロッパがメインゲスト、他はLeopardの新機能の詳細などが中心だったという。
このあたりはまぁ、予想通り。

おや、と思ったのは、Safari for Windowsの発表だ。
(アップルのプレスリリースも出ている。)

続きを読む "Safari for Widnowsに、Safari on iPhone (WWDC 2007)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.05.25

久々のHDDメンテナンス

花粉症といえば、杉や桧の花粉飛散が終わる5月に入れば、すっきりする方々も多いのだろう。
私の場合、もう一山ある。
5月の連休が終わる頃からしばらく、イネ科の花など5月に飛ぶ花粉で、眼がかゆかったり、鼻がムズムズしたりする。
今年はちょっと遅め。いまごろ、すごい状態になってる。
むしろ、2〜4月がいくらかラクだった分、今はちょっときつめに感じられる。
んあ〜、鼻水が出る〜。

それはそれとして、今週半ば、なんかHDDが不調だった。
長年つきあってきたカンとして、このままではラチがあかない様子。
初期化して、バックアップから書き戻す。
(その間は、サブマシンで地味に仕事。)
幸いなことに、最重要なものは一つも失っていない。
(んが、ここ数日メールなどを一部ロスト。仕方がないので、重要なやりとりだけは再送をお願いした。ちょっと情けない。)

ある程度きれいさっぱりして軽くなった状態でlogなどちょっと調べるうちに、気になることを見つけた。
Mac OS X "Tiger" 10.4になってからの新機能、Spotlightの索引生成時に、大きなI/Oのとりあいが出て、そのプロセスがクラッシュした時が、モンダイなのかも。
ん〜、しかし、あんまり時間もないし、真剣に調べまくることは(当分は)無理だろう。
一応自分向けのメモとして「Spotlightガリガリの時は、でかいI/Oに注意」とだけメモっておく。
(もしも関係がなかったら、Appleには申し訳ないところだが。)

眼と鼻はもうちょっとかかるが、マシンは一応すっきりした(はず)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.13

DreamWeaver寡占に切り込めるか

先日の「DreamWeaver CS3発表に思う」に関連する話題。

あの記事では、一般ユーザ向けのWebページ記述/Webサイト管理ソフトがないものか、という趣旨だったが。
プロ向けの新しいソフトを見つけた。

続きを読む "DreamWeaver寡占に切り込めるか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.10

DreamWeaver CS3発表に思う

連休があけた5月8日、AdobeはCreative Suites 3(CS3)ファミリーを発表した。

・Adobeのプレスリリース(5/8)

・インプレスのInternet Watchの記事(5/8)

AdobeとMacromediaの合併以降、初めてのCreative Suitesメジャーアップグレードである。両者がこれまで開発してきた有名なソフトウェアのラインナップが一斉にアップグレードされ、製品ラインも整理された。
Mac版、Windows版ともに、6月下旬から提供開始となる。特にMac版は、IntelMacにも正式対応する初めてのバージョンであり、待っていたユーザは多いと思う。

個人的な注目は、Webコンテンツ制作者向けのソフト。
Webページ記述とWebサイト管理を行うソフトとして、AdobeはGoLive、MacromediaはDreamWeaverを提供してきた。今回のCS3では、DreamWeaverに統合された。GoLiveは、CS3とは別の位置づけになるようだ。まったく同じ機能を有するし、プロやセミプロはDreamWeaverユーザが圧倒的に多いから、当然かもしれない。

それにしても、このラインナップ、現状は直接的な競争相手がいない。あえて言えば、MicrosoftとAppleくらいだろう。

***

続きを読む "DreamWeaver CS3発表に思う"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.08

停波の告知、正式に来る

ドコモから封書が届いた。
「PHSサービス終了日のお知らせ」だった。
4月27日に発表済みだが、利用者に改めて送られてきたもの。

・ドコモの公式発表

・インプレス:ケータイWatchの記事(4/27)

要点は、上記のケータイWatchがわかりやすいか。
報道にもあるように、PHSを解約する際に、手数料無料+端末代無料で携帯電話に乗り換える(あるいは既存の携帯電話の機種変更を行う)ことができる。
PHSを使い続ける場合の、ウィルコムへの紹介については、現在進めている最中だともある。(ドコモとしては、秋に始める予定の、FOMA定額通信サービスを使ってほしいだろうけどな。)

しかし、今年の3月でドコモPHSユーザが45万人(上記ケータイWatch記事より)。
乗り換えがめんどくさいし、代替としてすぐに乗り換えたくなる選択肢がない。しかも、他の回線とファミリー割引してあれば、なおのこと。
45万人のほとんどがそうじゃないだろうか。

優遇措置の期限は、PHS停波である来年の1月7日まで。それまでにはまぁ、決めんとなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.04.14

Mac OS X 10.5 "Leopard"の出荷を10月に延期

この春に出荷予定とされていたMac OS X 10.5 "Leopard"だが、10月に延期すると発表された。
4/12付けのApple, Inc.のHot Newsに、声明が発表されている(Hot Newsページに直接記述されている "Apple Statement" であり、独立した記事にはなっていない)。

日本のニュースとしては、PCWatchの記事などをどうぞ。

大雑把な内容は、以下のようなものだ。


  1. iPhoneを6月にリリースすることを顧客に約束しており、待たせるわけにはいかない。その精巧なソフトウェアのモバイル端末への搭載を期限内に行うためには、Mac OS Xチームの開発と品質管理のキーメンバーが必要である。
  2. このため、6月初旬に開催される WWDC (World Wide Developers Conference) にLeopardをリリースするのは不可能であると判断した。
  3. Leopardはその時までに出来上がるのだが、顧客を満足させる品質で出荷するのは無理だろう。
  4. WWDCではLeopardの最終版に近いコピーを、開発者に配布して、10月に出荷することにした。
  5. 待たせる価値はあると思う。人生はしばしばトレードオフを示すものだが、この場合は正しかったと思っていただけると確信している。

好意的に解釈するなら、次のような見方もある。
iPhoneもOS Xを搭載しているため、ここで一度完成版を出す。その過程で、Mac向けとモバイル向けのソースコード管理体制を整え直す。必要な技術のマージや相互運用体勢をしっかりさせてテストを行い、Mac向けのLeopardを落ち着いて出荷する…

でも、おそらく本当に期限ぎりぎりで、iPhoneと同じ頃の出荷は無理というのは本音だろうと推測する。
それに、10月なればIntelも次のアーキテクチャのチップを出荷する頃だろうし、iPhoneに注目が集まった挙げ句にMacの存在感が低下することも避けられる。

中途半端なものを出されて、使えないのは一番困るし、待った甲斐のある製品を本当に見せてもらえるなら、それもいいと思う。今の状況でも困るようなことは起きていないからね。
ただ、これを機に、Vistaをヤジるのはもうそろそろおしまいにしてもいいんじゃないかとも思う。
そんなことをしても、もうそれほどメリットはないだろうし。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.04.11

画面の広さと

Googleが、GMailのモバイル版サービスを、日本でも開始した。(日本ではこれまで公式には未対応だった。)


Internet Watchの記事(4/10)

mixiもモバイル機能を矢継ぎ早に強化し続けている。
ここ、つまり@niftyの提供するブログサービス、ココログも携帯電話からの閲覧に対応した。

株や為替のトレーディングなどについてはだいぶ前から行われてきたけど。
これまでの、携帯電話会社の公式メニューに載ることを前提にしたものだけでなく、主にPC向けとして普通にURLを入力して接続してきたサービスが、ここんとこケータイを中心とするモバイルに対応している。

これまで棲み分けてきたPCとモバイルだが、いよいよクロスしつつあることが前面に出てきた感じか(対決とは違う)。

***

続きを読む "画面の広さと"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.04.05

Mac Pro改訂、8コアに

上記に続いて4/4〜5、アップルはMac Proの製品ラインを改訂した。

筐体はいままで同じようだが、"Clovertown"の3.0GHz(4コアのCPU)を2基、搭載している。
つまり、8コア。

アップルは、モバイル系CPUの製品ラインはマイペースで出荷する会社のように見えるが、デスクトップの3.0GHz 4コアは早めに投入してきたようだ。(だって、Mac Proがどんどん加速しなければ、速いマシンを持たないことになっちまうしね。)
こうしてみると、AMDなどに簡単にはなびかないんだろうなぁ。(サーバやワークステーション、ハイエンドPC向けは、今現在はAMDのほうが強いと思うんだが。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英国EMI、iTunes StoreでDRM無し楽曲の販売を発表

4/3夜、更新しようと思ったら、ココログのメンテだった。。。

というタイミングなのだから、話題は当然、4/2に英国EMIとAppleが発表した「iTunes StoreでDRMフリーの高音質楽曲を、5月より配信開始」なのであった。

アップルのプレスリリース(4/3に翻訳掲載)

Internet Watchの記事(4/3)

ITmediaの記事(4/2)

CNET Japanの記事(4/2〜3)

上記の要点は、以下のごとし。

続きを読む "英国EMI、iTunes StoreでDRM無し楽曲の販売を発表"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.23

アキバのMac Store、リニューアルの知らせ

秋葉原には、アップルが出すApple Storeはない。(東京では銀座と渋谷にある。)
そのかわりとなるような店として、LaOXがMac Storeを出していた。
ザ・コン館(LaOX THE COMPUTER館)の近く、旧LaOX Mac館と同じ建物で、Apple Store風のディスプレイをしていた。
1階のiPod売り場で、イヤホンを大量に試聴できたのが特徴(ただし、ヨドバシなどもやってる)。

ここ、たまに行くと、1階と2階(Mac本体売り場)はそれなりに人がいるが、3階の周辺機器売り場、4階のソフトウェア・書籍雑誌売り場、5階の中古売り場はびっくりするくらい空いていた。(4階の客が私一人、ということもあった。)

今日知ったのだが、3/21にMac Storeを閉館して、ザ・コン館の3階に移転するという。
新規開店は3/24(土)。
4/1(日)までリニューアル・オープン・セールをやるという。

(旧Mac Storeは、3/31よりアソビット キャラシティ ASOBIT C として新規開店するという。趣味の店、と書かれているが、オタクの店ということ。)

***

続きを読む "アキバのMac Store、リニューアルの知らせ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.16

10.4.9でやっと本来の速度と安定か

Mac OS X "Tiger" のアップデートが出た。
バージョンは10.4.9。
多くのセキュリティアップデート、品質改善を含む。

10.4.6あたりから、I/O(入出力)にところどころ引っ掛かりがあるように感じていた。それが解消しないまま、10.4.8までやってきたような印象があった。
欠点があるわけじゃないが、10.4.3〜10.4.5までに詰められていったバランスが、やや傾いたような感じ。

10.4.9を数日使ってみたが、画面描画、I/O、その他いずれも以前のバランスに戻ったように感じる。引っ掛かりがなくなって、全体に動作が滑らかになった。
もう1週間ほど使ってみないと何とも言えないが、ファーストインプレッションは「やっと本来の姿に戻れたみたい」。
この本来の動作感覚は、Macと他のOSとの最大の違いだと思う。

***

ところで、DVDプレイヤーの再生画質が変わった。
光の表現がよくなった。(たとえば、日陰にカメラがあって、太陽光がかぶってきて、白っぽくなるような部分。)
映画や動画を見るなら、今回の仕様はよりCRTに近い品質になったんじゃないかと思う。
逆に、字幕は前のほうがくっきりしていたかもしれない。
いずれにせよ、表現力は上がったように感じる。

***

細かいリファインが詰め込まれたところを見ると、"Tiger"の品質を可能な限り上げてから、"Leopard" 10.5 をリリースするつもりなのだろう。
慌てず、高い品質で出してくれるといいなぁ。

[トラックバック]
・Macとえいちや in 楽天広場(アンクルホイヤーさん)の「Macのある生活、他」(2007.03.18)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.03.01

福山庸治「雑記ンとっしゅ」終了

福山庸治氏という漫画家は、決して多作ではないが、圧倒的な存在感がある。
(公式ホームページはヨジラ館。)

続きを読む "福山庸治「雑記ンとっしゅ」終了"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.25

一人で聴き、みんなで聴く

オーケストラのコンサートに行くとしよう。

夜道に人の流れが出来ていく。流れに乗って歩くと、すぅっと明るくなる。演奏会場入り口だ。
チラシをとりあえず受け取る。チケットを取り出し、もぎってもらう。曲目などを記したパンフレットを取り、まずは座席の確認。
まだ時間がある。ロビーに出てみよう。既に客が入って寛ぎ、ざわめいている。プログラムやチラシを見たり、CD販売の様子をうかがっていると、知人に会ってちょっと歓談したり。あるいは、演奏中に腹の虫が騒がないよう、ホワイエでサンドイッチにコーヒーをとったり。念のためにトイレを済ませておいたり。

開演の知らせが鳴り響く。
席に着く。思い思いの姿勢で、あるいはおしゃべりで、登場を待つ。ざわめきは、オーケストラのメンバーの登場で、低くなる。場合によってはここで拍手。
全員が揃うと、チューニング。オーボエが出すAの音。コンサートマスターと弦楽器の合わせ。やがて木管、金管が合わせ、音が満ちていくと、ティンパニ奏者も耳を近づけて、最後の確認をしている。
そうしてどこからともなく音が止む。
客席の期待が、静けさにぐっと凝縮される。

指揮者の登場。
満場の拍手。オーケストラ・メンバーの起立。
指揮台にたどり着いた指揮者は、客席に会釈をすると、振り向いてオケに向かう。
メンバーが着席。拍手も止む。
鎮まり、高まる空気。
それを身にまとうように指揮者はオケをうかがい、構える。客席の空気は一瞬で呑み込まれる。
棒の一閃。
鳴り響く音が、そこに居合わせるすべての人々を運んでいく…

***

ポピュラー音楽の歌姫が、数万人を収容するアリーナでのライヴなら、静けさよりは熱狂で始まるかもしれない。一挙一投足に皆の注目が集まり、いつも聴いているあの曲の、あの声を、同じ場で共にしていることに(マイク越しであっても)震えるだろう。
1曲、あるいは数曲歌って皆をつかむと、MC(語り)が入る。
アップテンポなら、歌姫のリードに、一緒に手拍子をするだろう。バラードになれば、自然に動きが止まり、全身が声をとらえるだろう。

コンサートに赴き、会場で聴くなら、これだけの音の起伏と皆の呼吸がある。他の何にもジャマされず、各人がひたすら思いを投げ出せる。陶酔と覚醒が同時にやってくる。
何か特別な、祝祭に等しい体験。そう表現しても過言ではないだろう。(それだけに、つまらなかったら、とっても腹立たしいわけだが。)

続きを読む "一人で聴き、みんなで聴く"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.23

iPodと音風景--エピローグ

前編および後編を先にお読みください。]

iPodを使っていると、むしろ耳につくのは都会の騒音であり、過酷な音環境、ということを書いた。
まぁ、格別に新しいことではない。多くの方が経験しているだろうし、様々な感想が出てくることだし。

たとえば、私は歩く際には使わなくなっていったが、10代前半から携帯型音楽プレイヤーに慣れた層は、むしろ積極的に使って自分の耳に入る音をコントロールするから、あまり音環境に不満を感じないのだろうか、と想像することもある。

また、私はイヤホンと環境音が打ち消しあうように感じて、不満を覚えたが。
デートの最中、彼氏あるいは彼女だけがイヤホンを着けていて、しかもそのまま普通に会話しているのを、繁華街で見かけるということは。
イヤホンをして、その音が周りの音と混じることをむしろ歓迎しており、さらに外部音を遮断している意識など毛頭ない、という人々もいるのかもしれない。

***

一方で、ノイズキャンセリング・ヘッドフォンはここ数ヶ月、いきなり製品の種類が増えてきた。
支持する人々が増えているのだろう。

ただ、これを使って周囲の音をなかったことにする、というのは選択肢の一つであって、本来の解決策ではない。
耳に過酷な状況なら、そうでなくなるようにすることに、もっと注目が集まってもいいんじゃないかと思う。

続きを読む "iPodと音風景--エピローグ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チューリング賞、最適化研究のアレン氏

コンピュータサイエンスの学会、ACMが選ぶチューリング賞。
2006年度は、Frances E. Allen氏の栄誉となった。
(チューリング賞については、かつてアラン・ケイ氏が受賞した際のエントリーで少し触れた。)

ACMのプレスリリース(2/21)

インプレスのInternet Watchの記事(2/22)

ちなみに、タイトルに「初の女性受賞者」とは入れなかった。
ハーヴァード大学の新学長ファウスト氏が「私はハーバードの女性学長ではなく、ハーバードの学長だ」と語っているし(アサヒ・コム、2/13)、ヒラリー・クリントン氏も大統領の有力候補だしね。

続きを読む "チューリング賞、最適化研究のアレン氏"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.21

iPodと音風景−−後編

[この記事は前編からお読みください。]

結局、iPodを外で使うのは、座っていられる時か、じっと立っている時が中心になってきた。
つまり、耳元の音に、ある程度気持ちを集中させても問題ない状況で、何か聴きたいなと感じた時。

続きを読む "iPodと音風景−−後編"

| | コメント (0) | トラックバック (2)

iPodと音風景−−前編

iPod、もしくはウォークマンなど、小型のデジタルオーディオプレイヤー。
いまや近所の住宅街でさえ、誰かしら使っている。つまり、10〜30代は言うに及ばず、かなりお年を召した方も、白いイヤホンを耳に当てて、散歩や買い物をしている。
それくらい普及した。1999年頃の携帯電話のようだ。

私の生活にiPodが入ってから、1年半は過ぎた。
ちなみに、それまでカセットやMDの携帯プレイヤーを愛用したことがない。そのせいか、PCを母艦とするプレイヤーも長らく買わないできた。
そんな私が購入にあたり思ったことは、まとまった分量の音楽を自由に持ち歩ける暮らしがどんなものかを体験する、くらいのつもりだった。

いざ使ってみれば、思いの外、楽しい。よく連れ歩いて、ひょいと聴き、また外す。
たくさんの楽曲を一気に持ち出して、聴きたいと思ったらいつでも聴ける。それは確かに幸せだ。
これが、曲の入ったディスク/メモリ/カセットを差し替えるタイプの製品なら、ここまで楽しいとは感じなかったはず。しかもiPodのホイールによる操作は、生理的にはまる何かがある。人によっては中毒に近い状況になるかもしれない。

実際のところ、なければないで困ることもない。が、あればやはり使う。
そう、よほどのこと(今後iPod以外では一切音楽を聴けない状況など)がない限り、なくても暮らしてはいける。家でゆっくりCDを聴く、という以前の生活も、そう悪いものではなかったのだし。
では、iPodのある暮らしは変化をもたらさなかったのかといえば、そうではない。
一番変わったことは、音環境について以前より鋭敏になったことだ。

***

続きを読む "iPodと音風景−−前編"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.31

Vistaの日にShuffle

Windows Vista(およびOffice 2007)が発売され、それなりに祭りになっているようですが。
便乗もあるはず。
と思っていたら。

量販店で「Vistaと一緒にこちらもどうぞ!」とトレンドマイクロがウィルスバスターを売り込んでいた。やはりね。

続いて、AppleがiPod Shuffle (Second Generation)のカラーバリエーションを発表(←プレスリリースへのリンク)。
従来のシルバーに加えて、ピンク、グリーン、ブルー、オレンジの5色。仕様は昨年のまま。

iPod miniを多色展開したから、いつかはやるんじゃないかと思っていたが。
Vistaの日に便乗だったか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.30

Vistaのウィンドウ3D表示の出所

Windows Vistaの発売が始まった。
久々の深夜発売だが、秋葉原、新宿、有楽町などは混雑しているのだろうか。

ところで、Vistaはウィンドウの切り替えボタンが、タスクバーについた。
これを押すと、起動中のウィンドウ群が3Dで斜め一列に表示され、マウスで選びやすくなる。
なかなか気の利いた機能だが、初搭載はVistaではない。

続きを読む "Vistaのウィンドウ3D表示の出所"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

egbridgeを安定させてみた

Windowsも仕事で使っているが、生活の中心となる操作環境はMacintosh(Mac OS X)だ。
Mac上での日本語入力は、エルゴソフトのegbridge universalを使っている。
標準添付のことえりを使うこともある。最近のことえりは、かなり頑張って開発されていると思う。
しかし、専業ソフトハウスの出す辞書は、やはり登録語が多く、内容も練られている。世間ではATOKユーザが多いようだが、動作が好みであるため、以前のバージョンであるEGBRIDGE以来、長らく付き合っている。大きな不満もない。

ただ、egbridge universalにしてから、時々マウスポインタが待ち状態(虹色になって回転する)になったまま、止まらなくなることがあった。
このまま数十分待っても回復しない。仕方なく、強制リブートをかけるが、これではハードディスクによくない。

いろいろ試した結果、以下のようにすると、上記の現象が起きなくなった。

続きを読む "egbridgeを安定させてみた"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.12

MacWorld Expo 2007 in S.F.

昨年から「iPhoneが発表される」「新しいiPodはビデオ再生のために画面が大きくなる」「新しいMacが発表される」「次期Mac OS X "Leopard"の詳細が明かされる」といた下馬評が続々と立っていた、年頭のMacWorld Expo基調講演。

  1. iTunes Storeでパラマウントの映画を配信開始(日本は未対応)
  2. Apple TV(一種のホームサーバー)
  3. AirMac Extreme(IEEE801.11nをサポートする無線ルータ)
  4. iPhone(iPodとインターネット端末と携帯電話の融合)
  5. 社名をApple Computer, Inc.から、Apple, Inc.に変更
***

続きを読む "MacWorld Expo 2007 in S.F."

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2006.11.24

Javaのオープンソース化に想う

久々に電脳関連の話題を。
といっても、Intel Core 2 Duo化したMac Book Pro、MacBookのことじゃない。

11/13(日本では11/14)、Sun Microsystems(以下Sun)はJavaをオープンソース化した、と発表した。

Sunのプレスリリースはこちら

また、ITmediaによるWall Street Journal記事の翻訳はこちら(11/13)。

CNET Japanによる記事はこちら(11/13)。

Javaを生み出したSunがこれまで拒んできたオープンソース化は、今年に入ってからトーンが変化していたので、予想はされていた。
ただ、オープンソース化のライセンスをGPLにするとは。
やるな。

***

続きを読む "Javaのオープンソース化に想う"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.20

iTunes 7、1週間使って

日本時間で9月13日、Apple ComputerからiTunes 7、映画配信、それらに対応した新iPodラインナップ、加えて来年発売予定の新製品iTVが発表された。

重量15gというiPod shuffleは本当にモデルチェンジだろうが、iPod nanoおよびiPod 6Gは正常進化のマイナーアップデートに近い印象を受けた。

もちろん、iPod nanoのようにデザインが重視される機種は、Appleからはフルモデルチェンジという位置づけだ。ただし中身をみると、前の世代でよく言われた、傷がつきやすいという欠点を克服することも含めた、デザインアップデートに見える。
驚いたのは、ホイールの真ん中のボタンが、凹状になっていたこと。なるほど、薄くしつつも触感で判別しやすい工夫をしたようだ。

***

今回のアップデートでもっとも変わったのは、iTunes 7。

続きを読む "iTunes 7、1週間使って"

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.09.07

iMac (Core 2 Duo model)発表

9/12にApple Computerがスペシャルイベントを開くという噂が、事実だったとわかった途端。
新しいiMacが発表された。
  ITmediaの速報(9/6)
相変わらず不意打ちがうまいこと。
(いや、どの企業もIntel Core 2 Duo搭載モデルを続々と発表しているから、速い方がいいんだろうけど。)

***

続きを読む "iMac (Core 2 Duo model)発表"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.04.20

J2SE 5.0 R4 (Mac OS X 10.4)で改善

やっと出ました、J2SE 5.0 Release 4。
(Mac OS X上のJavaはApple Computer自身がやっていて、Sun Microsystemsがリリース後に作業をするので、遅くなる。)

昨年11月、J2SE 5.0 Release 3において、EGBridge 15が入ってるマシンではJavaアプリケーションが起動しない、と書いた(記事はこちら)。仕方なく、J2SE 1.4に戻して使っていた。
(注:J2SE 4.0の前のバージョンは、1.4.Xと呼んでいた。1.5については、5.0と呼ぶことになった。その次のバージョンは6.0、コードネームはMustang。参考まで。)
(注:J2SE 5.0の前のバージョンは、1.4.Xと呼んでいた。1.5については、5.0と呼ぶことになった(ほんとはJava SE 5.0と呼ぶのだな、Appleは以前の呼び方を踏襲してるけれど)。その次のバージョンはJava SE 6.0、コードネームはMustang。参考まで。)

この問題、今回出たRelease 4で解決していた。
すばらしい。やっと安心して5.0で日本語を入力できる。

ちなみに、Release 4からは、J2SE 5.0がデフォルトになった。
以前より安定して動く。動作も速い。マウスのホイールによるスクロールが、まっとうになった。
FreeMindを時々使う身としては、とてもうれしい。
もちろん指定すれば、J2SE 1.4で動作させることも可能。
あー、やっとMacでも5.0時代に入れそうかな。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.04.09

TabletPCはなんで普及しないのか

本を読んでいないわけではないんだが、それ以上にバタバタしてるな。
以前からちょろちょろ考えていた電脳絡みのことをば少し。

近頃それなりに世間をにぎわせたモノに、Microsoftの発表した"Origami"プロジェクトがある。
TabletPCを小型化したようなそれは、PCとPDA/携帯電話の隙間を埋めるものだという。(実際、OSはWindows XP TabletPC versionという。)
先日、日本でも大々的に発表された。(PCWatchの4/4の記事などを参照のこと。)

ところで、米国では少しずつ動き出しているが、世界的に見て(特に日本では)TabletPCはほとんど動いていない市場だ。
日本でも量販店の店先に置かれたことがある。しかし、多くの人は文字入力を試しては首を振り、去っていった。
注意しなければならないのは、この手の商品であっても、基本的に長文はキーボードで入力するということ。だって、ペンよりキーボードのほうが入力が早いに決まっている。
そうやって書かれたドキュメントに、手書きの注釈を簡単に入れることができる。ペンで画面上のオブジェクトを直接操作できる。長くない文字の入力や修正ならペン入力でもラクにできる。などというのが長所であるハズなのだ。
つまり、紙と電子ドキュメントのよさを合わせ持たせる、というのが本来の趣旨。

んが、実際に触るとわかるけれど。

続きを読む "TabletPCはなんで普及しないのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.04.07

Boot Camp 続報

昨日の続き。

Intel Mac(Intel CPU 搭載 Macintosh)上でWindows XPを起動させるためのツール、Boot Camp Public Betaだが、早速インストールと使用感についての記事が出ている。
PCWatch(4/6)と、ITmedia(4/6)である。
これを見る限り、それほど難しい作業ではないだろう(まぁ人にもよるだろうけど)。

続きを読む "Boot Camp 続報"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.04.06

Macが公式にWindows Boot

確かに以前「Intel MacintoshでWindowsを公式にサポートはしないが、ユーザがWindowsをインストールしてブートするのを邪魔はしない」とPhilip Schiller(Apple Computer のワールドワイド・プロダクト・マーケティング担当上級副社長)はプレスに話していた。

しかし、Apple Computerから公式にWindowsをBootさせるツールが出るとは。
Boot Camp Public Betaの登場である。

続きを読む "Macが公式にWindows Boot"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.24

みんな読んでる「ウェブ進化論」

やはり春分を過ぎると暖かくなるものだ。
23日の夕方はそこそこ冷えてきたとはいえ、ジャケットだけで歩くことができた。
そんな最中、3月末まで妙に立て込んでいて、しばらく更新を休むかもしれない。
とりあえず一つ記事を上げとこう。

***

前回の更新「1995年から丸10年以上を経て」で1995年インターネット普及を経て生じた変化にちらりと触れたのは、いま爆発的に売れている梅田望夫「ウェブ進化論」(ちくま新書)を読んだことも少し関係しているかもしれない。

続きを読む "みんな読んでる「ウェブ進化論」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.19

1995年から丸10年以上を経て

1995年はインターネットのブーム、Windows 95の発売、Javaの誕生と、主流の技術やインフラが登場した年だった。あれから10年以上を経て、インターネットは世の中にかなり浸透しつつある。
インターネット普及による大きな変化は、メールでの連絡が日常生活にとけ込み、何かあればWebブラウザで検索する世の中に変わったこと。
さらに、マイナーな趣味だと思っていても、同好の士は意外に世の中にいる、とわかることかな。

続きを読む "1995年から丸10年以上を経て"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.02

iPod Hi-Fiだって?/SHURE E4cその後

Apple Computerが発表した新製品は、Mac mini Intel Coreと、iPod Hi-Fi、およびiPod用の新しい皮ケースだった。

小さな筐体で、部屋を音楽いっぱいにする。
なんだかBOSEみたい。
iPod Dockを持ち、充電も可能。オーディオ入力を備えるので、MacやPCからiTunesの音や、ゲームその他の音も鳴らせる。
この単純な機能は、サードパーティのiPod向けスピーカーに配慮した結果なのか、例によってJobsはシンプルな製品が好きなのか。

***

続きを読む "iPod Hi-Fiだって?/SHURE E4cその後"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.13

Mac on IntelとiLife '06

もう山ほどニュースやブログの記事が掲載されている、MacWorld Expo in S.F. 2006の新製品発表。

世間での最大の話題は、Intelプロセッサ搭載。
iMacは外見がまったく変わらず、中身だけをきれいに入れ替えた形。
一方、PowerBookと別の製品ラインで、MacBook Proが出た。
旧製品との比較が一番わかりやすいのは、PCWatchのこの記事(1/12)。
とはいえ、スペックの比較だけではわからないことも多いし、それは記者もそう書いている。まだ誰もきちんと比較できる状態で動かしていないのだ。

続きを読む "Mac on IntelとiLife '06"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.11.22

MacのJ2SE5.0 R3と、アプリ起動

Mac OS Xになってよくなった点に、安定性・堅牢性や、よりインターネットに即した新しい利用環境・開発環境などが挙げられる。
その一環として、Javaがほぼ標準的な環境になったことも、大きな改善点。
Sun Microsystemsのリリースより遅れが出るのは、AppleがMacintosh向けのポーティング(や動作速度改善)などを行っているからで、まぁこれは仕方ない。Mac OS 9以前の、業界標準とかけ離れた環境に比べれば、Javaのアプリケーションを普通に動かせる点だけでもまっとうになった。

続きを読む "MacのJ2SE5.0 R3と、アプリ起動"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.16

ぷらっとほーむ、年内に閉店、自社製品に特化

いやはや、電脳ネタばっかりで申し訳ないけれど、これは大事かも。

秋葉原で、サーバやパーソナルUNIXなどハイエンド市場を切り開いてきたぷらっとほーむが、年内に店舗を閉めるという。自社製品事業に経営資源を集中する、とのこと。ニュースソースは、たとえば以下のもの。

インプレスはAkiba Watchの記事(11/12号)

今年出来たダイビルに本社を移していたのは知っていたし、現店舗の入っているミツワビルにメイドリフレなどが入ってきたのも周知の事実だったし。
だいたいミツワビルから若松通商が抜けて、末広町交差点の方にいった頃には、すでに空気が変わってきていたんだよなぁ。

Happy Hacking Keyboardのような製品も、こういう店が積極的に扱っていたから広がっていったところがある。
テイストは違うけど、Amuletのような店が生き残ってはいる。しかし、末広町寄りで、パーツストリートの端のほうにあって、若松通商などと同じような位置を占めているか。
ほんとに街の分布が変わってきてるんだなぁ。
ハイエンドユーザーが寄りつかなくなってきてるんだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.15

Java、10周年 (2)[補足]

昨日「Java、10周年」でだいたいの感想をメモしたけど、いくつか補足を。
(専門用語の解説などはつけません、あしからず。)

[* Projectとあれこれ]

* Project。
読みは "Star Project"。

続きを読む "Java、10周年 (2)[補足]"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.14

Java、10周年

11/8〜10に開催されたJavaOne Tokyo 2005。
今年はサンフランシスコのJavaOneで「Java誕生10周年」を祝うので、後夜祭を東京で11月に行うという話だった(今年の春、Java Comupting 2005において)。
ところが、夏になると「JavaOne Tokyo開催!」ということに。
1ヶ月前になっても「調整中」のセッションが多かったのは、突然決まったからなのかな。

セッションなどのことを全部書く気はない(そういうのは出ればわかることだし)。
個人的な感想を中心に、メモを貼っとく。

続きを読む "Java、10周年"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.18

アップルの新iMac、新iPod

先週(10/13)、Apple ComputerがiMacとiPodを一新した。

PCWatchのiMac報道国内発表会速報開発者インタビュー

AVWatchのiPod報道ビデオコンテンツ配信報道発表会速報

***

これまで「ビデオをiPodに載せるのは間違っている」と言い続けていたS.Jobsが、舵を切り直した瞬間だった。しかしもう1年以上も前から噂に上っていただけに、新鮮味はあまりない。

続きを読む "アップルの新iMac、新iPod"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ジャストシステム勝訴で確定、不買宣言取り下げ

10/3に触れた「ジャストシステム、逆転勝訴」。

松下電器は上告をしない方針を表明していた(Internet Watchの記事、10/11)。
実際、期限である10/14までに上告されなかったため、判決はジャストシステムの勝訴で確定した(Internet Watchの記事、10/17)。

このような結末となったことをもって、「もう松下製品は買わん」という宣言を、一度取り下げることにしよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.10.03

ジャストシステム、逆転勝訴

先週のニュースですが。
今年の2月に取り上げた一審判決(こちら)への控訴審。
9/30に判決が下り、ジャストシステムが逆転勝訴となった。

簡潔な記事はPCWatchの記事(9/30)。

また、新聞も一斉に取り上げていたが、3大新聞より日経本紙が踏み込んだ記事にしていた。

今回の知的財産高等裁判所の審議は早く進んだし、また妥当な判決だった。
ソフトウェアの特許を完全になくすべきか。滅多に発明できないユーザインタフェースやアルゴリズムについて、一定の保護を必要とするケースはあるだろう。
ただし、特許をとって塩漬けにし、他社がちょっとでも似たことをするたびに「それはうちの特許です〜〜」と訴えることは、むしろ研究開発を阻害するという認識が生まれている。IBMやSun Microsystemsが特許を公開するのも、そのような認識を反映させている。(もっとも、IBMやSunも一筋縄ではいかない面は当然あるのだが、それはさておき。)
特許をとるのはいいが、開発のメインストリームにのっとって、製品を通して主張してほしい、そのほうが多くのユーザに支持される。

[追記]
以下の記事にトラックバックしました。
・イサムの孫のヒトリゴト 「ジャストシステム逆転全面勝訴 !」(2005/10/04)

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005.09.27

秋葉原というよりアキバ

連休中のとある日、秋葉原に行った。

まず、ヨドバシAkibaを見た。
電気街と反対側の改札を出て、信号の前で見上げる。街でいえば2〜3ブロックをビルにした建物だ。工事中から思っていたが、改めて思う。
でけぇ。
中に入ると、警備員が客の流れを整理し、エレベーターと1階へ列を作るように誘導している。
ここはモーターショーやコミケの会場ですか?

続きを読む "秋葉原というよりアキバ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.09

日本のACESS、米国Palm Sourceを買収

ACCESSはi-modeを含む組込み機器向けWebブラウザ、NetFrontシリーズを開発する会社として有名だ。そのACCESSが、PDAプラットフォームの一つであるPalm OS開発会社、Palm Sourceを買収した。

続きを読む "日本のACESS、米国Palm Sourceを買収"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.16

「SoulPad」という子亀が、PCという親亀の身体を使う

CNET Japanに「iPodで作業環境を携帯可能に--IBMが「SoulPad」技術を開発」という記事が掲載されていた(8/15)。
(上記記事にトラックバックを送ります。)

IBMの研究者らが、あるソフトウェアのテストを進めている。このソフトウェアは、家庭やオフィスのデスクトップ環境をiPodや類似の携帯デバイスに入れて持ち運び、どのPCでも自分のそれを実行できるようにするというものだ。(上記記事より)

続きを読む "「SoulPad」という子亀が、PCという親亀の身体を使う"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.07.28

Javaが出来てから10年

Javaは今年で誕生10周年を迎えている。
今年の6月下旬、アメリカで開催されたJavaOneでも10周年記念だったし、11月には2002年以来久々に日本でもJavaOneが開催される。

1995年当時、これが開発のメインストリームになると想像していた人々はいただろうか。Windowsの独占体制を阻む、一種の対抗勢力のように感じていた人々のほうが多かったはずだ。
当時コンピュータソフトウェアの研究開発に携わっていた私は、少し違う感じ方だった。

「これはおもしろい。いままでのコンピュータ言語や周辺技術の長所短所を考慮に入れつつ、たいへんバランスよい設計になっている。もしこれがまったく普及しないようなら、ソフトウェア開発の発展と成熟は大幅に遅れてしまうかもしれない」

続きを読む "Javaが出来てから10年"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.09

東京国際ブックフェア2005

今年も東京国際ブックフェアに行ってきた。(7/7〜10、つまり日曜日までやってます。)
一般公開日に行くとえらい騒ぎに巻き込まれそうなので、招待日のうちにササッとね。

続きを読む "東京国際ブックフェア2005"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.08

四条河原町にソフマップ!

「のだめ」で話題を戻したところで、やっと本のネタにいこうかと思ってたけど、なんか外出の用が多くて、落ち着いて書けず…
でも、忘れてたわけじゃないです、はい。この週末くらいには書きたいな。

ところで、河原町にソフマップが出来る、というニュース(PCWatch、7/7)を発見。
PC本体を扱わず、デジタルコンビニエンスストアに徹するという内容だ。

場所は記事にもある通り、四条河原町の南側にある藤井大丸の前。
ということは、寺町京極に近く、ここから寺町の電気街はすぐ南。
従来の電気街がやってるPC本体のビジネスを奪わず、そのような店では手に入りにくい商品を、アキバ価格で提供する、ということだろうか。
京都でこういう買い物というと、大阪の日本橋に出ることも多いそうなので、いいとは思うんだが。
四条河原町に「ソ〜フマ〜ップ ワ〜〜ルド」と歌が流れるのは、あんまり想像したくないかも。
うまくとけ込んでほしいなぁ。

[付記]
寺町ブログの記事からトラックバックをいただきました。アキバブログがあるように、寺町ブログもあるんだ! というわけで、こちらからもトラックバックいたします。(2005/07/12)

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2005.06.08

Macintosh、Intelプロセッサへの移行を発表!

米国ではまだ6月6日、日本では6月7日の午前。
PCWatchのWWDC速報が、Intelプロセッサへの「Switch」を報じた。

続きを読む "Macintosh、Intelプロセッサへの移行を発表!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.01

いきなり出会えば驚くさ

ちょいと思うところあって、某巨大掲示板でMacintoshのMailに関するスレッドを少し眺める。
しばらくすると、読んだことがある文章に出会った。
じゃなくて!
自分のWebページに書いた文章だぜ!
(何度もコピペされてきたらしい。)
出会うはずのない人物に、いきなり出会ったような気分さ!
まー、みなさまのお役に立っているのなら、それで結構です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.20

QuickTime 7とiTunes、IPAX 2005

QuickTimeがバージョン7になった。Mac OS X 10.4 "Tiger"だけでなく、10.3 "Panther"用も出てる(PantherまではQuickTime 6.Xだった)。

アップデートしてから、明らかにiTunesの音が変わった。
ぼーっとしてても、直接の楽音の周囲に響いている、アウラのような音が聴こえやすくなったことがわかる。曲の最後の残響も、前よりはっきりと、長く聴こえるようになった。

ただ、音がよくなった、という感じとはちょっと違う。
単に音の情報量が少し増えて、雰囲気が出てきた、でも音の良化とは少し違う感じ。
普通に考えれば、これは明らかに音がよくなったはずなのだが。周波数レンジが広がったりしていないから、そう感じるのかな。

***

iTMS(iTunes Music Store)日本版が今年4月から始まる、という某新聞のリーク記事は外れたわけだが、この記事(ITmediaライフスタイル、5/18)によれば、JASRAC(日本音楽著作権協会)がiTMSについて触れたという。
それによれば、Apple Computerは今年の4月か5月に開始しようとしていたが、しばらく延期、日本のルールでやっていくことで合意している、という。
まぁまったくの誤報というわけでもなかったのか?

むしろ気になるのは、ダウンロード音楽のビジネスにはコピーコントロールが完全に制御できるをクリアすることが重要だ、と述べている点。
日本では、1曲が150円以上、ダウンロードしてからチェックイン/チェックアウトのような操作を要求する方向になるのだろうか。
それはイヤだな。

***

ちょっと気分が暗くなるので、明るいかどうかは別にして、もうちょっと夢のある話題。

いま、東京ビッグサイトでIPA(独立行政機構 情報処理推進機構)のイベント、IPAX 2005が開かれている。ビジネスショウ 2005など複数の展示会イベントと同時開催で、20日(金)まで。
次世代を担う先端的なソフトウェアとして、IPAが支援する製品や展示が一同に会している。児童向けのWebコンテンツ、マンガ製作支援や作詞支援といった応用向けのものから、開発環境、ミドルウェア、OS、プログラミング言語やその処理系、ネットワークなど多岐に渡る分野で、技術やその原石が展示されている。
有名なSoftEtherもIPAの支援を受けつつ進んできているし、携帯電話Java上で動作するフルブラウザjigは表彰された。でも、他にも面白いものが一杯あるよ。みんな、どうやってビジネスにすればいいかを真剣に探りつつ、展示している。
まじめに考え、開発している人々に会えます。まだ当初盛り込もうと考えていた仕様のすべてが上がっていないケースもあるけど、会場で話を聞きながら今後どう進めようかという手応えを求めているようです。まだ日本も捨てたもんじゃないと思えます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.02

目から溢れ出る/Tiger

世間的にはG.W.ってやつで、私は仕事は進めつつ、集中しすぎて疲労しないように制御するくらいは可能で、かといって旅に出られるわけでもなく…その割にはなんだか外出が多い。

急に暖かく、いや暑くなった29日、某所で大祭を見学(奉納演奏も拝聴)。
早朝に起きて、東京を離脱。
なだらかな丘陵地帯で、木立は相当な高さがあるけれど、枝がきちんと払われていて、無闇に暗くない。さぁっと森から風が抜けてきて、とても気持ちいい。
欅、楓などを見上げながら、若葉と風と濃厚な酸素を味わった。

夜、寝床について灯を消す。瞑目すると、鮮やかに楓や欅の若葉が折り重なる姿が現れた。入道雲が湧くように、瞼の裏側に溢れてくる。
京都に行っても、よくある。禅寺だけを集中して廻った夜、あるいは比叡山や鞍馬山に登った夜。庭園の岩組み、木立の様子が、瞑目すると同時に立ち現れる。やはり次から次へと湧いて、溢れ出すように。旅行中、こういう夜を迎えるように準備してから庭園を見ると、類似性や関連性が見えやすくなり、様式の違いに敏感になる。
なんだか目がよくなったような気持ちにもなる。人間がもともと認識しやすい、知覚の原形とでもいうべきなにかが強化された瞬間なのかな、と考えたりするが、そんなことよりも黙って見るのに忙しくなる。
考えないで、言語化しないで、ただただ見ることができる時って、幸せだ。
音楽も同様。

***

ところで、Mac OS X 10.4 "Tiger" も入手。
全世界で、その国の現地時刻29日午後6時に販売開始。銀座(Apple Store, Ginza)では行列もできていた。
新機能Spotlightにちなんだ、ライト付きキーホルダーをもらう(つまり、抽選でいい商品には当たらなかったっつーことだ)。
早くインストールしたい気持ちもあるけど、もうちょっと準備してからにするつもり。意外に忙しいG.W.だし。
(なにしろ、Pantherは安定していたしな。)

そういえば。
外付けハードディスクや、バックアップツールの売り上げが一時的に上がってるんじゃないだろうか。Tigerと一緒に買っていく人もいるようだし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.26

AdobeがMacromediaを買収、は品質向上に貢献するか?をトレンドマイクロ問題とからめて

もう1週間も前のことだが、AdobeがMacromediaを買収する、というニュースが流れた(PCWatchの記事、4/18)。
日本ではライブドア問題の決着のほうが大問題になったみたいだけど、長期的にみればこっちのほうが大きいかもしれない。

続きを読む "AdobeがMacromediaを買収、は品質向上に貢献するか?をトレンドマイクロ問題とからめて"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.04.14

Mac OS X 10.4 "Tiger"は4/29出荷開始

25度をこえたあとで、冬並みの気温に戻るなんて、反則なのでは…といったところで、現実のこの寒さ。冬服、引っ張り出したですよ、まだクリーニングに出していなかったし(苦笑)。

寒い中、鼻水かみつつメールを見てたら、アップルから来た。
Mac OS X 10.4 "Tiger"の出荷日は4/29とのこと。いまから予約すれば、発売日に届けますよ、とも書いてある。
とりあえずの目玉は、メタデータによる検索システムのSpotlightと、電卓やiTunes制御など小物アプリを動かすDashboardのようだ。
今回の新版に関しては、クライアント向けのMac OS X 10.4じゃなくて、サーバー向けのMac OS X Server 10.4のほうが目玉なのかもしれない。大規模な計算やネットワークにおける64ビット化の恩恵、iChatサーバやWeblogサーバの追加など、サーバOSらしい顔になってきた。

しかし、アップルのプレスリリースを読むと。クライアント向けの発売は…
4/29の、午後6時発売開始
米国時間の4/29午前にあわせて、遅い時間になったのか。文字通り世界同時発売ということなのか。
その場合、通販で申し込んだ人も午後6時以降の受け取りになるのか。
ナゾだ。(どーでもいーんだけどさ。)

しかも、メディアはDVDのみになるらしい
ファミリーパックを買ってきても、インストールできないマシンがうちにあるな…どうしようかね、という感じ。

まぁそれでも。
祝!

[追記] 米国Apple ComputerのHot Newsを読むと、Tigerの発売開始はApril 29, at 6:00 p.mと書いてある。
米国時間の29日午後6時、ということらしい。日本のプレスリリースが直訳だっただけなのか? それとも、どこの国でも現地時刻29日午後6時発売なのか? うーみゅ…眠いから寝よう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.03.17

必ずホリエモンのことが話題にのぼるわけではない

あったかい!
でも、花粉は昨日の方がひどかったような。
こういう日は、その次の日がひどい症状というのが相場なんだけど(オレだけ?)、明日は雨になっていくという予報あり。
雨は、花粉症にはラク。さてどうなることやら。

ところで、IT業界に研究開発職として身をおいたことがあり、いまでも縁があるとわかると、時々聞かれることがある。
「会うたびにホリエモンのことが話題になるでしょ、どうなの、実際のところ?」

続きを読む "必ずホリエモンのことが話題にのぼるわけではない"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.02.04

もう松下製品は買わん

先日の記事に関連して。
松下がチマチマと知財特許を振りかざす会社である限り、Let's Noteシリーズを購入候補に入れることはないし、家電製品も同様(もともとうちにはほとんどないけどな)。
特許をとるのは社の自由。だが、いまの特許利用の流れを見損なっているとしか言いようがない。
これでは他社も特許虫干しを兼ねて訴えを増加させ、無駄な訴訟合戦が起きてしまう。それが不毛だったことをふまえた昨今の動きと逆流している。
(裁判の結果にも問題があると考えているが、一般ユーザはここを起点にするしかないな。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.02.02

松下がジャストを訴えたのは何が目的なのか

松下電器産業が、ジャストシステムの開発するソフトウェアを特許侵害で訴えて、松下側が勝訴したという。「一太郎」と「花子」の開発中止と廃棄を命ずるものだが、仮執行判決ではなく、ジャストシステムもただちに控訴したので、販売は継続される。
どんな内容か知りたい方は、とりあえずアサヒ・コム(2/1)をどうぞ。
また、PCWatch(2/1)、ITmedia(2/1)にも記事あり。
(ITmediaの記事には、判決文そのものへのリンクもあり。)

いやはや。
この機能、おそらくWindowsの標準的なAPIで実現できるものだろう。
これにライセンス料を求めるというのはおいとくとして、判決が松下勝訴なのは驚きだ。
判決とは別に、松下はそこまでヤバいのか、などと勘ぐったりもする。
というか、日本製のワードプロセッサは、ちゃんと生き残ってほしい。

この前のストックオプションは給与所得であるという判決といい、このまま進んでだいじょぶなのか、このクニの社会は。そんなに人のやる気を削ぎたいのか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.25

ビックカメラがソフマップに出資

とりあえず、PCWatchの記事(1/24)より。

うーむ…すげぇニュースだ…
有楽町は、ビックカメラとソフマップが近接する。新宿西口も。
両者ともApple製品に対して、ヨドバシより力を入れている(特にソフマップはかなり肩入れしている)。
どーなって、どー分担するんだ?

というより、ヨドバシのアキバ進出に対して、ソフマップにてこ入れする形で、ビックも進出ということか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.23

Mac OS Xネイティヴ化

Apple Store, Nagoya Sakaeのグランドオープンがあったそうで。ガラス階段が自慢だそうで。
PCWatchの記事(1/22)によれば、iPod Shuffleの売り場は…キャプションにあるように、ほんとにバーゲン会場みたいだ!(もちろん値引きはないわけだが。)

ところで、そんなこととは関係ない話題。
Virtual PC 7を導入して、ついに長らく使用してきたSoftWindowsを消去した。
DreamWeaverも少し前に、Mac OS 9用のDW 4から、DW MX 2004に変更。

これでAdobe Acrobat 7.0がほんとに速ければ、導入すると思う。
すると、私の環境はほぼすべてMac OS Xネイティヴになる。(特殊な用途のソフトが1本残ってはいるけど、これは仕事用ではないし。)
Pantherが普及して、もうTigerが見えてくる今頃になって、である。

早々とEGWordやらLightWayTextやらJEditやらで不便のない環境になっていた。
それに、大手ソフトハウスのアプリケーションは、どうもいまひとつバージョンアップ意欲をそそらないものが多かった。
そんなこんなでずいぶん長いこと、古いバージョンで引っ張ってきたソフトが残っていたけど、さすがにClassic環境が立ち上がるのは鬱陶しいし、各アプリケーションもこなれてきた。
同時に、エルゴソフトやアートマン21(JEditで有名)、各種シェアウェア作者達は早くからがんばって、こなれたものにしようとしてたことも、よくわかった。

ただ。
SoftWindowsが軽かったので、Vitrual PC 7 with Windows XP Professionalは相当に重いもんだと覚悟して、起動した。
起動と終了は確かに重い。
だけど、CPUなどはSoftWindowsよりも速い。計算だけなら、Virtual PCは思ったよりパフォーマンスがいい。重いのは描画関連。もっとも、ここが一番のボトルネックなんだけど。
マイクロソフトのがんばりと比べると、マクロメディアやアドビは(同じように図体がでかい会社なのに)ちょっと腰が引けてるかも。
Mac OS Xらしさを追求すれば、パフォーマンスと使い勝手、もうちょっとよくなると思うよ! がんばってくれ!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.01.15

Mac mini, iPod Shuffleの影に

もういろんなところで話題になりまくってる、アップル・コンピュータの新製品。
Mac miniと、iPod Shuffle

そうか、こうきたか、って感じ。
削って詰めて、小さくして。
どちらも割り切りの良さ、潔さが特徴。
それがデザインに表れているのも特徴。

iPod Shuffleは、曲名を表示するディスプレイさえない。曲名を見ずに、2度と味わえないランダムな聞き方でどうぞ、というメッセージ。

一方のMac mini。
Windowsユーザからスイッチさせるのでなく、極限まで切り詰めた本体だけ買ってもらい、とにかくWindowsユーザにも使ってもらう、というアップルからのメッセージ。
一貫してすべてをきれいなデザインで整えてきたアップルには珍しい。
でも、G4 Cubeの仇をとるためのマシンにも見える。

アップルは昨年、業績不調時に累積してきた借金を返して、身軽になった。
借金を返すために、それまでは高級機器・高価格路線・高収益を目指してきた。
iPodの成功によるブランド力を背景に、低価格機にシフトするを打ち出せる経済力を得て、従来よりも廉価な(しかしDELLよりはやや高価な)コンシューマーマシンをぶつけてきた。
しかも、圧倒的な存在感で。

続きを読む "Mac mini, iPod Shuffleの影に"

| | コメント (2) | トラックバック (6)

2004.12.29

電脳系の出来事2004年

本でインパクトのあった1冊は12月23日に挙げた。
電脳系はといえば、インパクトのあるニュースが多かったかもしれない。

iPodの大ヒット。HDDレコーダの普及。PCだけじゃなく、家電のためのハードディスクの需要が大幅に増えたこと。
その一方で、PC関係のニュースが減り始め、Intelが不調に陥ったこと。
サービス指向アーキテクチャを推進しているIBMが、PC事業を中国のLenovoに売却したこと。
Sun MicrosystemsとMicrosoftが和解したこと。
MicrosoftがWindows XP SP2で難産(?)になった上、リリース後もセキュリティ問題を指摘され続けていること(Longhornで根本的に解決するんだとMSが話しているのは承知だが)。
年末にNitendo DSとPSPが激突したこと(もっともターゲットは全然別だから、好きな人は両方買うだろうけど。大人買いの基本ですな。オレは買わないよ、ゲームのコアなファンじゃないもん)。
携帯電話の周波数帯域ブン捕り合戦が勃発したこと。

しかし、個人的に一番強く感じたことは。
アキバの表通りの変貌だ。
ヤマギワソフト館が火事になり、ショックが大きかったこともある。閉まっていたゲームやPC系店舗に、カフェなどが入ったこともある。また、でっかいビルが建設中で、ヨドバシカメラが将来出店するということもある。
変わってゲームソフトやアダルトDVDの店が目立つようになってきた。
ドンキホーテがいつの間にかとけ込んでいる。
秋葉原電気街の最後の聖域だったPCパーツが、前のように売れなくなってきた。
アキバならではというのは、じつはエロゲーだったり、コスプレ喫茶だったりする。
もはやコスプレでのチラシ配りは当たり前だしね。

末広町寄り、モスバーガーの真ん前のビルに、萌え系イラストの看板があって、
それは、これ(アキバBlog記事)だった。
この手のことにはたいがいびっくりしないでもあんまりおどろかないオレも、ちょっと引いた。

その昔ウケた、高橋留美子の「めぞん一刻」で、響子さんと五代君の進展のない話。
こりゃーもうー、ほんとに遠い過去なんだろな。

アキバはとっくに電気街・電脳の街ではなくなりつつあるのだが、それが目抜き通りに溢れ出した年、として歴史には刻まれるであろう。
(なんかナウシカの「腐海が溢れる」みたいな表現だな。)

それにね、開発の現場でも、基礎的な技術は誰かエライ人が作ってくれるんで、先人には敬意を払いつつも、うまいツールを利用して小金を稼ぎたい、という欲求のほうが強くなっているみたいだ。

来年は、1990年代半ばから続いた路線からの変化が、もっとはっきり見える年になるのかどうか。
ま、今年の一番の話題は、コンピュータそのものよりも、その周りの使われ方にスポットが当たりまくった年、ということで。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.12.14

IBMがPC事業を売ったのは

またまた、今頃になって少し前の記事に触れるけど。
IBMがPC事業を中国のLenovoに売却すると報じられたのは12/3。そして、正式発表されたのは12/8(CNET Japanの記事)。
当面(5年間)はThinkブランドを使えるそうだ。

IBMが売却したのは、単に低価格競争に突入しないという以上の意思を感じる。ハードディスク事業を日立との合弁会社として売却した頃には、結論が出ていたのかもしれない。

続きを読む "IBMがPC事業を売ったのは"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NISの動作って…

前項に絡むんだけど。
NAV(Norton Anti-Virus)/NIS(Norton InternetSecurity)も、ウィルスバスターも、ウィルス防御ツールとして広く使われている。
特に、NISは簡易ファイヤーウォールの機能が売りになっている。

広告ブロックはよくできているけど、びっくりもする。

続きを読む "NISの動作って…"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.06

JEdit X、使い始めた

少し前からJEdit Xを使い出した。
デフォルトがRTF形式になった(Rich Text FormatはMicrosoftが作った規格、Mac OS X付属のテキストエディットが標準形式として採用)。私はテキストエディタとして使いたいので、デフォルトをTEXT形式にする。
Cocoaアプリになったのは悪くない。画面もあっさりしていて、使いやすい。

けれど、フォントの選択に関しては、JEdit 4以前のほうが自然だったように思う。どうもCocoaのフォントパネルよりも、メニューから選べるほうが自然に感じるのだ。
ここだけが、ちょっと違和感あり。
Carbonアプリのほうが好きな人は、乗り換えない人もいるかもしれないね。
慣れるんだろうか? 全体的にはいい感じだと思っているし、もうちょっと使い込んでみることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.03

冬になると見えるもの

冬になると見えるもの。
停車中のスクーターのクッションで日向をむさぼる猫。

ぱっと冬になった後でまた暖かさが戻ったけど、猫だまりではスクーターやバイクのクッションで、目をつむっている。
スクーターのクッションと足座、それぞれに猫がいて「猫が鈴なりに成っている」(前にも書いたけど)。

ラブリー。
だけど、あの子達は夜の寒さを超えなきゃならない。昼間はあぁしてゆっくり暖をとっている。太陽のある時にこそ、ゆっくりしないと。
だから、近寄らない。いまは身体を伸ばしておきな、と通り過ぎる。

***

昨日、iPodのことを書いた。
町中でのヘッドフォンは苦手で、ほとんどやらない。けれど先週、iPod Photoに触ってみて、意外に悪くないと思った。iPodシリーズでは初めての経験。

音楽とテキストを持ち歩ける。それに写真が加わった。大量の写真をサクサクめくっていける。カラーディスプレイも、サイズを考えれば意外に見やすい。結構よく出来ているのだ。

うーん、でもやっぱり買わなかった。
自分がほしいものは、ドキュメントリーダーをベースにしているものなのかもしれない…それってどんなマシンなのか。少なくともPDAではないのだが。
もやもやが晴れないまま、店頭のiPod Photoにさよならした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.28

んー、調子、いまいち

んぁぁ。んがー。

文学フリマのだいぶ前から相当忙しかったけど、文学フリマが終わってからは机にかじりついて納期目前の仕事をしてるか、出かける時は必ず所用(もしくはヤボ用)で長引いて下書きやメモの時間さえないか。これほど長くブログを更新しなかったのは初めて。

少しずつ片付いてきたと思ったら、27日起床すると、お腹がくだってる。おまけに眠い…6時間以上眠れなかったりするのは、呼吸が浅いから。
必要なのは休むことなんだが、この腰と肩では頭痛になってしまう。

お腹が落ち着いた頃合いを見計らって、応急措置のマッサージにいってきた(指圧系)。腰なんか、鉛の板が3〜4枚入ってるみたい。お腹の筋肉をマッサージされたのは、久しぶりである。
何人も先生がいる鍼灸院だが、今日は話し好きの先生がついて、健康談義。しかし、さすがにフローリングの床に直接寝るのは、すぐにはやれそうにないなぁ。なんでも、まっすぐになった背骨に自然湾曲を取り戻してやるのに、よい方法らしい。

その後、身体をほぐすことと所用を兼ねてちょっと移動。帰り際、急にコーヒーが飲みたくなってきた。銀座にいたので、十一房珈琲へ。久々に足を運んだが、ちゃんとやっていて安心。25周年とのこと。記念のオールドブレンドを1杯千円で出しているという。
高いって? いや、ここのブレンド600円は、他の店の千円級。どんな味がするのか?!
でも、体調がいまいちなので、記念のオールドブレンドは頼まず、いつものイタリアンロースト。記念の一杯はまた今度。

飲み終えて歩き出してから、どうもお腹がヘン?結局、どこぞでトイレを借りた。
帰路で思った。いくら飲みたいからってコーヒーは無謀だったかもしれない。胃が鳴ってるし、さっきのこともあるので、乗り換えでおむすび2個と暖かいほうじ茶をとる。体温が上がってきて、一安心。
と思っていたら、帰りの電車で気持ち悪くなってきた。
帰宅して、もう一度トイレにいってから、暖かくしてじっとしていたら落ち着いてきた。

身体はほぐれてきたけど、お腹のほうは明日までかかりそうかな。

***

11月に入ってからなんとなく書きそびれていたことを列挙してみる。(まとまってないけど。)

  • 秋だというのに、湿っぽくて空気が澄んでこない。夜景が春みたいにけぶってる。暖かい日も多い…気持ち悪いけど、今日はお腹の調子がよくなかったせいか、ラクで助かった。
  • 合衆国の大統領選挙は、ブッシュ再選だった。またあの顔と4年、付き合うのか。日本もこのまま小泉政権で親ブッシュなのか。
  • 日本でも2005年3月にiTunes Music Storeが始まるという日経のリーク記事が、11/19に出た。翌日にすぐ「品揃えや詳細は未定」という続報がITmediaなどから流れた。品揃えもだけど、価格だよな、気になるのは。個別の曲を安く買えるなら、意外にウケるんじゃないかな。打撃を受けるのはレンタルCDだったりして。
  • 本当に街でiPodをよく見かける。しかも、女性ユーザが多い。1年前じゃ考えられないくらいに。
  • 着うたフルは本当にiPodキラーになるんだろうか。それぞれ、まったく違う内容のサービスに見えるんだが。
  • U2のニューアルバム "How to Dismuntle an Atomic Bomb" は、かっこいい。いいんだけど、シングルカットされ、iPodのCMに使われている1曲目 "Vertigo" は、他の曲から浮いている。つーか、他の曲はU2節たっぷり、"Vertigo"は違うテイスト。いいアルバムなんですけど、ちょっとフクザツな気持ち。
  • 三の酉には間に合った。新しい熊手を買う。昨年と同じ店で買うと、ちゃんと名前を入れてくれる。昨年、少しいいのを買ったのと、業績が上向いたのとで、今年はもうちょっといいヤツにした。がんばりますからひとつ、頼みまっせ。
  • アフタヌーン1月号(11/25発売)の岩明均「ヒストリエ」、エウメヌスが奴隷として売られていくくだりの最後。先月のエウメヌスの号泣と、今月のカロンの押し殺した涙の対照の深さ! 2年かけてゆっくり熟成した物語が一気に広がった凄みを感じてきた先月から、今月はさらに高く深い振幅に至っている。一連の衝撃は名作「寄生獣」の連載中の盛り上がりを思い起こさせてくれた。こんなの、久々である。
  • ついでに漆原友紀「蟲師」について。この作品、おそらくマンガ好きは「最近マンネリ」と感じる人が多いかもしれない。だけど「ブラック・ジャック」以降のパターンを踏襲せざるを得ない作品群の中では、ピノコにあたる人物も現れず、意欲的に成功したり失敗したりしてる。「蟲師」だけについて言えば、偉大なるマンネリを目指してほしいくらいだな。
  • 11月7日発売の群像は、阿部和重「グランド・フィナーレ」、岡崎祥久「ナラズモノの唄」の2本が載っていて、お買い得。文藝の新人賞も話題になってますね、でも未読状態。
  • 朝日新聞11月18日朝刊で、雑誌の印刷部数が発表された(出版社のいう発行部数とは異なるデータである)。文學界と新潮が12,000強だったのはまぁいいとして、群像が8,000台だったのは驚いた。そんなに減っていたのか。
  • ここから文芸誌が役割を果たしているのか、という話題になるのかもしれない。笙野頼子 vs. 大塚英志の議論、そこから生まれた文学フリマを思い出したりするけど、こんな話も聞いたことがある。「文芸誌は、文芸書が売れていた頃からほとんど赤字だった、もともと黒字じゃなかったんだ」と。
  • その一方で、新宿の駅ビルMy Cityに入っている山下書店がなくなったという。あそこはビジネス書やコンピュータ書はちょっととんちんかんな感じがあったけど、コミックと文芸はまずまずだった。とても駅前書店じゃないレベル。こういう店がなくなっていく状況をこそ、考えるべきなんだろうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.22

日本でもiPodの新CM(Vertigo by U2)、出た!

先日触れた、iPodの新CM。
日本でも開始!

http://www.apple.com/jp/itunes/u2/

トップページからも、"Watch the new ad"って出てます。
何度見てもかっこいいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.17

米国のiPodのCMは、U2だ!

iPodのCM(正確にはCF、コマーシャルフィルムかな)、見たことある方は多いと思う。
リズミックな音楽と、強烈な色をバックに、シルエットが踊りまくる。インパクトがあって、サザエさんバージョンのパロディがインターネット上で流れたくらい。
何度も作られているけど、今日本のアップルのサイトで見られるのは、Sterio RockのCF

ところで、米国の新しいCF。
U2の新曲 "Vertigo"。
いや、単に曲が使われているだけじゃないぞ、U2がプレイしている!
ここだ!!
30秒のCF(要QuickTime)もいいけど、ロングバージョン(要iTunes)が抜群にかっこいい!!!
(iTunes Music Storeで見るんだけど、日本ではまだ曲は買えない…)

いや、いままでのiPodのCFも、製品の性格をよく表現したもんだと思ってはいた。軽くて、自分の音楽ライブラリを丸ごと持って歩けて、どこでも自分の音世界が広がるよ、という明確なメッセージがあったしね。
U2が新曲で出演するこのCFは、まるでイメージが違う。いや、今までの印象は引き継いでいる。派手な色の中でシルエットが現れる。プレイするU2のメンバーは、うっすら顔がわかるように処理されていて、凝った仕掛け。時々iPod持って踊る人に切り替わり、プレイするメンバーとすごくいいリズムで交錯する。
U2だから音楽の骨が太くて豪快、あの姿でドドーンと迫ってくる。
こりゃちょっと、圧巻です。

今度のCF、Apple Computerの気合いが、U2の新曲とともにズシリと伝わる。
U2に興奮するのはもう十分におっさんの証拠なんだろうけどさ、逆に言えば、そのおっさん達にも訴求しているということだ。
それ以上に、今ままでの軽いリズムと違う、腰が座った重厚な音の中で、映像パターンの品格まで上げてしまった。だって、音と映像のシンクロのさせ方が、ずっとかっこいいんだもん。それまでのCFを見ている人にも、見ていない人にも、訴えかけるものがある。
それはきっと、ブランドってこういうもの、という強さだ。
他のメーカーもがんばって製品を出してくるから、今までのように一人勝ちするのは徐々に難しくなってくるだろうけど、このCFの持つブランド力は、絶大なんじゃないかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.06

とりあえずCEATECのことなど

定期的にのぞいてくださる方々が、そろそろ更新と思って見てくださっているようだ。打ち合わせや移動が多くて、更新が手薄になってます、すまんです。

今日はCEATEC Japan 2004を見てきた。今年は積極的な展示が多い。どのメーカーのどれが、というより、次世代の記録メディア(HD DVDとBD)、今年から始まるモバイル放送、1セグデジタル放送のためにH.264対応BMLブラウザを搭載する機器(携帯電話を含む)、テレビ録画から情報処理までこなす一体型PC、車載機と通信機器との連携、増えつつあるBluetooth機器、RFID機器とアプリケーション、SD型非接触ICカード、H.323とSIP及びVoIP、暗号化や電子透かし、可視光線通信、といった技術があちこちで展開されている。
デジタル技術による通信と放送の融合、というテーマに対して、お題目だけでない製品が、一般にも見えるところまでやってきた、というのが事前の触れ込み。でもそれだけじゃなくて、コンピュータをデータだけでなく現実世界にいかにとけ込ませるか、という発想の製品や研究もある。こっちのほうが将来を考える上では重要かもしれない。監視・管理・行動トレースばかりに向かうのは願い下げだが、かといって、技術を止めればいいわけじゃない。こういう場に多くの人が出向いて、考えたり感じたりしたりすることが、まず必要なのかもしれない。
毎年のことだけど、家電の映像・音響から通信、自動車機器(車載機という)、機器を構成する部品まで、すごく展示数が多いので、全部見るととてつもなく時間がかかります。それなりに時間をとって行くか、狙いを絞るのが吉。とはいえ、意外なところで見つけるもののほうが面白いのが、こういう時の妙。

今回、個人的に面白かったのは、NTTマイクロシステムインテグレーション研究所 ユビキタスインタフェース研究部の細谷英一氏がブースを設けていた「ミラーインタフェース」
Mirror Metaphor Interfaceといい、ディスプレイには相手からの画像と、相手に送っている自分の画像が重なって表示されている。自分の動きも画面に表示され、鏡に向かって操作するようなので、ミラーインタフェース。
面白いのは、画面にタッチしなくても操作可能な、タッチ操作を代替するポインティングツールが用意されていること。空中で画面上のボタンを押すと、反応する。これが操作の基本。
同じPCの画面を共有し、操作用のボタンも別途相互に表示されている。そして、PowerPointのスライドを送る/戻す/止めるといった操作を行うと、必ずお互いの画面に反映される。相手の表情を見ながら、PC上のスライドを操作し合って電子会議が出来る。
まぁ、このへんまでは普通に思いつく。確かゼロックスのPARCだったと思うけど、電子黒板のような研究もあったし。これは、その先がある。部屋の物体にIRセンサをつけておく(別に赤外線じゃなくても、RFIDでもいいわけだが)。相手の部屋には、センサがついた物体が見えていて、それをポインティグツールで「つまんで動かす」ことが出来る。また、「その物体の情報や属性を表示させる」ことも出来る。これで、電話やメールじゃラチがあかんことを、一発で指し示したりできる。また、遠隔地の家電を操作したり、ブツの動きをトレースできる。知らないうちにこういうシステムで監視されるのはちょっとどうかと思うが、二人で場を共有するシステムとしては、面白いんじゃないかな。
残念だったのは、2地点の画像を重ね合わせているため、表示がちょっとゴチャゴチャしてくる点。夜の電車で、車窓の景色と、車内の明るい映像が窓に映り込む映像が重なるけど、あの感じを活かして、フォアグラウンドとバックグラウンドを自在に切り替えることができれば、見やすくなるかもしれない。
こういうものを見られるのは展示会の楽しみの一つなので、これからCEATECに行かれるなら、ちょっと頭の片隅に。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.27

iTunesで見るもの

iTunesで、時々見たくなるものがある。
「え? 見るもの? 聴くんじゃなくて?」
そう、見るもの。Visual Effect。メニューに「ヴィジュアライザ」とある、あれ。Appleのデフォルトのままでね。

***

曲が常に定まっているわけじゃない。見たくなる周期が定まっているわけでもないようだ。ただ、ぼんやりと眺めたくなることがある。

クラシック、ジャズ、ポップス、ノンジャンル…曲調によって、様々な表情がある。
リズムセクションがないクラシックや、アカペラのポピュラー、教会音楽など、実に不思議よ? 色が落ちて、暗くなる。そこに不思議な形の乱舞が始まる。音楽にあっているわけじゃないんだが、かといって大はずれというわけでもない。ただ、その形を眺めながらたゆたう。
リズムがあっても、ジャズ、フュージョン、ロック、ポップスなど、ジャンルによってまた全然違う。
あまりに曲調にあった画像の流れに驚いたとしても、二度と再現されることはない。いや、再現されないからいいのかもしれない。

もしかして、おいらは、この抽象図形のストリーム(流れ)に、洗脳でもされてるんだろうか、この形には禁断症状でもあるのか、などと不気味な考えが浮かばないでもない。
もちろん、見なくてイライラするようなことはないし、見なけりゃ見ないで済む。
ほんのたまにぽっかりと5分くらい、つまり1曲だけ、眺めてみる。眺めればそれでおしまい。
音楽って、ある情緒や気分を引き起こすことが多いけど、ヴィジュアライザとともにあると、それとはまた別の経験になるように思う。音楽からもう一つ離れて客体化するというか。それは、iTunesの、決してほめられるほどではない音質も関係してるのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.02

iMac G5、ようやく

8月29日、Apple Store, Shinsaibashiのオープンには2,500名が並んだそうだ。

ま、それはそれとして。
iMac G5、ようやく発表(プレスリリースはこちら)。
ちなみに、こちらのフォト・レポート(PCWatch、9/1)も便利です。

7/1「WWDCと新製品」で触れたように、2ヶ月もiMacの製品ラインに穴があいた状態になっていたから、やっと埋まったというところ。

まだ現物を見ていないけど、フォト・レポートやApple Computerの写真等を見る限り、eMac真正面像と似ている気がする…
私は前の、iMac G4 (Flat Panel)のデザインはよかったと思うんだ。大地に身体をしっかりのせて、そこからディスプレイが伸びている。新しいカタチだと思ったけど、そういうと、周囲のマックユーザーのほとんどに「え? あれがいいの?!」と驚かれる始末。
今回はどうだろうね。これ以上削ぎ落とすのが難しいくらいシンプルに見えること、机を広く使えることから、評判はよいかもね。無難な性能の、適当な値段の製品がほしい人にぴったりだし。

こういう、フラットな形にコンピュータを納める発想は、特に新しいわけじゃない。IBMなどが既に試みている。
今回のiMac G5は、そういった過去の製品達よりもさらにシンプル。机を広く取って、ゆっくりDVDを観ることもできるし、その気になれば壁にかけられる。
ただ、PowerMac G5でやったような、徹底的に細部にこだわる造形になってないように見えて、それが不満。現物を見てからじゃないとわかんないけどね。

それでも、次に買い替えるとすれば、これかもしれない。いや、手元のMacはまだまだ元気だから、そう簡単には買い替えないけどさ。
ここまでシンプルなら逆にまぁいいかと思えるんだ。退屈という人もいるだろうけど、あえていうなら、そういう製品になったほうが道具としてはまっとうなんだよ、コンシューマーマシンというのは。iBookやiPodが売れていることを思えば、この形しかなかったのかもしれない。
(メモリ・スロットが少ないんで、2GBにするとえらく高くなるのが難点だけどな。)

んで。ここまで削ぎ落としちまったあと、どんなマシンがあるのだろう。
わたしゃむしろ、すごく小さな筐体に納めた、ディスプレイ分離型のデスクトップマシンを見たいんだが。教育市場だって、そういうほうがいいと思うんだが。
なぜそこまで一体型にこだわるのか?>ヂョブズさん

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.08.23

HHK…キーボードのことです

とある日。キーボードを買いに行った。音楽のキーボードじゃない、パソコンでテキスト入力するヤツ。
私はノートPC主義者だが、ちゃんとした机の上ではやっぱりまっとうなキーボードを使いたいと思うことが増えてきた。今年の猛暑のせいか?
かといって、いま家にあるアップルのキーボードは、やや心許ない。ここはひとつ、まっとうなキーボードを!

そう思うと秋葉原に出向く。別に新宿でも池袋でも有楽町でもいいのに、アキバ。古い人間である。

祝・ヤマギワのソフト館、再開。Mr.ドーナツも早く復活するといいね。

開店したドンキホーテものぞいてみた。混雑にびっくり。アキバのドンキじゃないと買えないものがあるとは思えない。けど、他のドンキより通路は広いし、1階のファストフード系も盛況。よく考えてみりゃ、アキバデパートがデパートじゃなくなっちゃった今、実はここが本当の意味でのアキバのデパートなんだな。実は深く考えて開店したのかも。
電気街を見下ろす、建築中のでっかいオフィスビルやマンション…神保町の変わり様もすごかったが、ここはもっとすごいなぁ。このまま進めば、旧青果市場あたり一帯に漂う「東京下町らしさ」は壊滅しそう。もっとも再開発の予定でもあるのかもう生活や仕事が見えない建物もあるのだが。

***

あ、いや、キーボードだった。これが迷う迷う。まず、マック用のキーボードは種類が以前より減ったのだろうか、選択肢が少なくなったように思う。
Appleの新しいキーボードは打鍵音が静かだが、タッチはいまひとつ。Microsoftは不細工で論外、Logitechは打鍵の反発弱すぎ。Flicoの新品はなぜか見かけず。
サンワサプライから出ている薄型タイプは、iBookやPowerBookのキーが上質になったような感じで、ちょっと心動かされた。ただ、パチャパチャいう音が気に入らないし、内蔵のUSBハブがでかい。
となると結局、Happy Hacking Keyboard(HHK)系以外に選択肢がない。Professionalのあまりのキータッチのよさに驚愕するが、24,000円を超える価格にもびっくり。Professionalよりややスカスカした感じだが、他と比べればだいぶよいHHK Lite2のUSモデルを購入する。Macintosh対応させるためのキット(ドライバ込み)も購入。合計で7千円代後半。まぁ通常のWindows向けキーボードに比べれば高いわな。

まずやるのは、キートップの変更。Macキットには、Winなどと一部異なるキーがあるため、キーを変更しておく(いやならやらなくてよい)。
続いてドライバをインストールして接続し、システム環境設定で設定アプリケーションを立ち上げて変更すれば、すぐに使える。ちなみに、同梱されたドライバはMac OS X 10.2までのものなので、10.3以降はPFUのWebページよりダウンロードする(インストール時にCD-ROMを要求されます)。
細かい設定はしないけど、私はDeleteキーをBackspaceに割り当てて使っている。

適度に指をおろせば打鍵、そして適度な反発。興奮気味にバチャバチャ打ってみても、剛性が高くて安心感あり。なんというか、打つことが気持ちいいのだな。テンキーがなくてコンパクト。打鍵音はやや大きいが、実にまっとうな製品であることを実感。値段を考えればお買い得。
ASCII配列(記号の位置が少し違う)、ControlキーがAの真横にある配列を見ていると、ついX-Windowを起動したり、emacsを起動したりする。特にemacs、viにはグッド。なのだが、どちらかといえば文字入力が一番大きい作業なのであって、そうそう遊ぶ暇もない。
まぁでも、打つテキストの量と、手への負担を考えれば、まっとうな対策を打ったわけで、満足度は高し。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.08.19

AppleがiPodで読書提唱?

もう秋か?」なんて書いたら、途端に関東だけ晴れて、酷暑である。四国はたいへんなようである、もう被害が広がらないといいんだけど。それより、朝日新聞の夕刊。東京の打ち水作戦より、四国の状況のほうが、記事の優先順位が上じゃないのか?

それはさておき。アップルコンピューターは、メールおよびWebで「Apple eNews」を刊行している。まぁ販促用ではあるが、OSや標準アプリのアップデート、セキュリティ・アップデートの情報なども入っているので、知っておいて損はない。
Apple eNews August 17, 2004では、ご存知ですか?New iPodならではの便利な機能に、おやと思った。

電話がかかってきた時、停止ボタンを探して押すより、イヤフォンをジャックから抜けば再生が止まる方が直感的だし、新しいiPodはそうなってるよ、というくだりじゃない。
その先の、テキスト表示機能があるから、青空文庫から落とした小説を読みながら、音楽も聴けますよ、というところ。

これが出てきたのは、CNET Japanのブログで有名な梅田氏の記事や、有名無名の様々なブログや日記で「いいテキストビューアがあればなぁ」なんて話があるからだろうか。テキストファイル表示機能は以前のiPodからあったものだし、いま注目するのは世間であれこれいわれているからではないかと思ってしまう。
でもね、iPodの小さな画面じゃぁなぁ、縦書き表示もできないし(8/7の記事参照のこと)。

そうはいっても、携帯電話で読書をする層がいるということを考えれば、iPodの画面で読書をするのもありかもしれん。青空文庫は著作権が切れた、あるいは著者が掲載を許可したテキストが集められている(つまり古典は結構手に入る)。逆に、現在の人気作はない。断っておきますが、青空文庫のテキスト群を読むだけでも相当におもしろいです。ただ、読み手を限定しそうだな、と。
あ、電車男などを読むにはいいのかもしれんな。
話がそれた。AppleがiTunes Book Storeとか開いて、著作権管理機能付きテキストなんてものを販売し出したら、どうなるだろうか。そもそもApple自身が読書データの販売に興味を示さなければ、実現もしないわけなんだがね、やったら意外に興味を持つ会社もあるかもしれんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.08.15

珍しく印刷で戸惑う

うちのプリンタは、沖データ通信のMicrolineシリーズ、いまとなってはかなり古いタイプだけど、まだ現役で使えるレーザープリンタだ。Macでの利用が圧倒的に多いが、たまにWindowsを使うことがある。
とあるMS-Word文書、A4横(Landscape)で、縦書き。これをWindowsから、1枚に2ページで印刷したいと思った。こんな具合の仕上がりになるはず。

Print040815.jpg

用紙設定は、A4横(Landscape)で、縦書き。オッケー。
プリントダイアログを表示すると、1ページに何枚印刷するかを、ドロップダウンメニューで指定できるようになっている。「1ページに2枚印刷する」と指定して、印刷。
全然違う結果が出る。
こっから試行錯誤が始まって…どうもマニュアルも釈然とせず…何枚か紙を無駄にして…

やっとわかった。
用紙設定はもちろん、そのままでよい。
プリントダイアログから、プリンタのプロパティを呼び出す。そして、ここでは印刷方向を縦(Portrait)にしてから、マルチページで「1ページ内に2枚」のアイコンをクリック。プリンタのプロパティダイアログでOKボタンを押して、閉じる。
それで、プリントダイアログでは、1枚に1ページと指定したまま、印刷開始。

つまり、A4横に設定された紙を、縦方向に2枚並べなさいと、プリンタのプロパティ(すなわちOkiのドライバレベル)で指定してやる。プリントダイアログの設定は直接いじらなくていい。
プリンタダイアログでの設定と、ドライバのプロパティでの設定で、似たような項目が重複して存在していて、すぐに見抜けなかったんだけど。それにしても、うーん、決してわかりやすいとはいえないなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.08.07

iPodとiTunes Book Storeと、電子書籍と

iPod miniの発売が、三大紙と日経と産経の夕刊の記事になる…そして、その後もiPod mini人気は衰えず、しかも供給は潤沢でなく、第4世代iPod(白い新しいヤツね)が売れていることが、ごく普通の人々の口にのぼる…
ほんとうに一般的になりつつあるようで、驚いた。

私個人は、移動中に音楽を聴くことはまずない。その時間に何かするとなれば、読書だ。つまり、iPodが発展して電子書籍も読める形がほしいと思っていた。audible bookだけじゃなくて、ちゃんと読めるデータを、著作権管理した上で販売できるシステムがあるのだし。
そのことを7月中旬に書こうと思ってたが、同様のことを思う方は多いようで、CNET Japanの人気コラム「梅田望夫・英語で読むITトレンド」に先を越された。7月26日「iPodをめぐるあれこれ」の最後には、以下のような言葉が出てくる。

さて最後に、音楽人間というよりも活字人間の僕が欲しいなと個人的に思う「Pod」(取り外し可能な格納機)は、活字ビューアーだ。その対象は、インターネット上に溢れているコンテンツで、かなりまとまったボリューム感のあるもの。短いものをざっと眺めるのではなく、がっちりしたものをじっくり読むには、やはり本のフォーマットが優れている。気軽にコンテンツをダウンロードすると、日本語の場合ならきちんと読みやすい縦書きの本(あるいはいろいろなフォーマットに)に自動的に組んでくれるいいソフトが内蔵されているポータブル・ビューアー。ハード的にはソニーのLIBRIe(リブリエ)や、その競合や、その延長線上で用意されてくるものでいいが、電池が長持ちして、ユーザ・インタフェースとデザインをiPodのように素敵なものにしてほしい。

梅田氏がそのようなデバイスを持ったなら、青空文庫プロジェクト杉田玄白などのデータを活用して、自分専用ライブラリを構築して持ち歩きたいという。

現在でも青空文庫リーダーとして、azurがある。ただし、azurはPC上に特化しており、いまひとつ持ち歩きの利用には遠い感じがある。PDA上でT-Timeを使う手もあるけど、もっと簡単にデータ管理をしたい。
またiPod自体がすでにテキストリーダー機能を持つのだが、あの小さな画面で、縦書きなど思いもよらぬリーダーで、長文を読みたいとは思えない。(ちょっとしたテキストを眺めるのはまぁ可能だけど。)
でも、iPodは機器として大変優れているから、あんな風に軽やかな使い心地で楽しめる電子書籍ビューアがあればいいと感じる人は多いはず。

しかし、それより、もっと重大だと感じていることがある。
アメリカやヨーロッパでiPodが成功しているのは、iTunesと、iTunes Music Store(iTMS)と、iPodがスムーズに繋がって、自分の音楽に囲まれる喜びをいとも簡単に満たしてくれることだ。持っているCDを取り込める。ないアルバムや曲を、iTMSで気軽に試聴して、バラでもアルバム単位でも好きに購入できる。iTMSは、ビルボード・ヒットチャート・トップ100を年度別に見ながら購入したり、有名人のプレイリスト(Celebrity Playlist)を見て、自分が持っていない曲を、必要なら試聴した上で購入したりと、至れり尽くせりである。購入した曲を、CD-Rにも焼ける(回数制限はある)。
iTMSは日本ではまだ始まっていない。だから、いまの日本ではiPodの人気だけに目がいく。
でも、たぶんiPodの成功の背後にある、全体のサービスこそが重要であり、それはそのまま日本のレーベル(多くは電機メーカーが資本に噛んでいる)には脅威になってしまう。だから日本のレーベルはなかなかiTMSと契約したがらないようだ。
でも、気軽に試聴できて、購入も簡単で、その後の活用の幅が大きいというのはきわめて重要。

これが電子書籍にきたらどうなるだろう。Webブラウザ経由じゃなくて、ビューアとショップが緊密に結びついて、しかも著作権管理もある。試し読みもちゃんと出来る。フリーのテキストデータもちゃんとダウンロードできて、容易に持ち運び用書棚が出来上がっていく、それも古典から今のものまで好きに選べる…こんな電子書籍サービスが始まり、そのビューアとデータを持ち運ぶデバイスがある…その時こそ、真の成功になるんじゃなかろうか。
ソニーが立ち上げた貸本システムと、端末のLIBRIe。端末自体は初号機としてはよく出来ている。ただ、購入手続きやユーザインタフェースなどにまだ工夫の余地がありそうだ。PC上でのユーザインタフェースのヒントが、azurにちょっとだけあるような気もしている。
ただ、ソニーは貸本システムにこだわっていて、もしも購入したいならばちゃんと出版社の本を買ってほしい、既存の本のよさを補いつつ、ちょっと読みたい人向けのサービスなんだと言っている(以前の記事の他、各種雑誌インタビューでも同様の答えがなされている)。この基本思想は、出版社と喧嘩したいと思っていないこともあるだろうが、現在の電子書籍システムがまだ取り回しのいいものではないことを、認めているからではないだろうか。
データを所有したい人向けなら、ビューアでの立ち読みと購入がスムーズに操作できるようになってほしい。出版社も簡単に絶版にしないでほしい。そういう体系が整ってくれば、ちゃんとした市場に育ち始めるように思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.08

朝日の夕刊第1面に二日続けて文学ネタ

どうしたんだ、朝日新聞。7/7と7/8の夕刊、第1面に以下の記事が。

電子図書館「青空文庫」、収録4千点に 開館7年目(7/7、アサヒ・コム、夕刊では1面)

覆面芥川賞作家に?候補の舞城さん、写真・経歴公表せず(7/8、アサヒ・コム、夕刊では1面)

青空文庫のことは、結構多くの人に知られていると思っていたが、そうでもないのだろうか。今年に入って、私も「国際ブックフェア(2)電子篇」でちょっと触れたけど、だいぶ昔からあるし、あえて細かい紹介はしなかった。いまこれを読んでいるくらいなら、直接青空文庫を見に行ったほうが、話が早いしね。
そういえば、azurについて、レポートしていないな。実は、いまだにT-Timeを愛用していて、そちらに慣れちゃってるので、ほとんど使っていないのだった…
もっとも、青空文庫しか見ない人には、かえってazurのほうが便利だと思う。電子読書環境に接するのが生まれて初めてで、青空文庫が当面の興味という場合は、いきなりT-Timeを使うよりもラクじゃないかな。

芥川賞候補。今度は「覆面作家」と舞城王太郎のことを記事にしているけど、彼を覆面作家と呼ぶのだろうか。授賞式にさえ出席しなかったことが話題になったけど、作品を着実に提示していればいいと思うんだが。またもや話題性? そうすると、松井雪子がとれば「マンガとブンガクの両立」とかいうわけ?(笑)
候補作一覧は、アサヒ・コムの記事にまとまっている。栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)は未読(この号を買っていなかった)。記事で話題にしている舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)は、途中で読まなくなったまま放り出してある…すんません(こういうこともあります)。他の3作は、みんなおもしろかった。
それより、受賞作や作者だけに注目するんじゃなくて、候補作を書いた人の、同じ時期の他の作品、また候補作が載った雑誌の他の作品なども、記事で話題にすればいいのに。そういうことは、記者や評者の個人的な目でいいと思うし。
今回の候補作が2作載った文學界5月号(そういえば短編「勤労感謝の日」で触れていた)。同じ月の新潮は5月号に「注目の気鋭による力作」。たとえば中村文則「悪意の手記」は、読む機会さえあれば好きになる人、けっこういるんじゃないかな。舞城王太郎とともに触れられることも多い佐藤友哉も「大洪水の小さな家」を書いている。友哉タンは、私は積極的に好きになれなかったんだけど、それはそれとして、小説を単なる伝統芸能にしないような営為は伝わってはくる。こういうものも含めてザザッと概観してみせる記事があっても、いいはず。(文芸時評とは別に、である。)
受賞作というのはまぁいわば、お祭りをやった上での1等賞。読み手にとってはむしろ、受賞作をテコにして他にどんなものが書かれているかがわかる機会が、とても重要に思うんだが。候補作以外にも目を広げた上で、いまどんな収穫があるかを示すような記事であればいい。そうやって広がりのある視線を示せば、本屋で「へぇ〜」と手にする人がいるかもしれないのに。なんだかもったいない、新聞がそういうことをしないで、どうする?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.07.02

iTunes Music Store、もうすぐ1億曲だそうだ

しかし、WWDCの話題もいいけど、「iTunes Music Store、1億曲に向けてカウントダウン開始」(アップルのプレスリリースより、7/2)のほうが、話題としてはでっかくないかな。

これ、カウントダウン中のきりのいい番号を踏んだ人は、iPodをもらえる。
しかも、1億曲目の人には、PowerBookとiPodと、1万曲分のダウンロードクーポンと、それを使って作ったプレイリストを公開する権利とがもらえるというもの。
ただし、対象となるユーザは、米国、英国、フランス、ドイツ。iTunes Music Storeがオープンしている国々である。

Macintoshをデジタルライフの中核に、という目標にはなかなか近づいていないように思えていたが、昨年あたりからかなり状況が変わり始めた。今後どうなるかはまだわからない。けど、今回のプレゼントを得た人は、音楽のデジタルライフで、まさにそういう環境一式をもらえるわけで、宣伝としてはけっこうでかい。単にマシンをもらえるだけじゃなくて、クーポンとCelebrity Playlistの公開権利がついているのがミソ。
プレミアムって、こういうことなんじゃないかな、という商売のうまさ。ほしいって人はけっこういるはず。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

WWDCと新製品

Apple Computerが現在開催中のWorld Wide Developers Conference (WWDC)では、新しいiMacは発表されなかった。Mac OS X 10.4 "Tiger"のプレビューと、プロ向けの新しい液晶ディスプレイ・ラインナップが中心だった。
私がビックピーカンで見た「iMac 15 & 17 inchが販売終了」はガセかと思っていたら、7/2現在のApple Store、iMacコーナーにメッセージが掲載されている。引用してみる。

アップルでは本年9月に発表と発売が予定されている新しいiMacへの移行準備のため、現行のiMacの受注を停止いたしました。 本来であれば、現在発売されているiMacの在庫がなくなるまでに、新しいiMacの準備が整う予定でございました。 お客様にはご迷惑をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げますと共に、何とぞご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

やっぱり、WWDCで発表の予定だったんだね。で、本年9月に発表と発売ということは、Apple Expo(ヨーロッパで行われる)にはアナウンスがあるということだね。

***

ところで、"Tiger"のデモのほとんどを、トップであるSteve Jobsが行ったのは、すごい。Jobsが使っていて、ほしい機能を中心に突っ込んでるとしか考えられないな、あぁいうデモを行うのは。

ただ、Microsoftをあそこまで意識するのは、妙な感じ。だって、検索機能の強化や、イメージングのデモなどは、早々とMicrosoftが次期Windows "Longhorn"で採用するとして、表明かつデモを行ってきたことなのだから。
現在のAppleは、ロードマップさえあまり公にせず、突然発表してユーザを喜ばせることを狙う。だから、すでに"Panther"(現在発売中のMac OS X 10.3)の開発段階で、Apple内部ではかなり決まっていたことなんだろう、今回のデモの内容は。そうして、それと似たようなことをちらほらと、さもWindowsのほうが進んでいるようなイメージでデモしてたからこそ、挑発したんだろう。
今回の様子では、AppleはAPIレベルまで策定が進みつつあるようだ(APIとはApplication Programming Interfaceの略、アプリケーション開発者に対して、OS側が用意するサービスの呼び出し方法を規定している)。SDK(Software Development Kit、アプリケーションやユーティリティにOSが提供する機能を組み込むために提供される、開発者向けのツール類)があるので、ソフトウェアベンダーはぜひ使ってくれと話している。開発が進んでおり、遅れに遅れている"Longhorn"よりもうちは先に出しちゃうよ、プログラマーの皆さん、使ってね、というところか。

しかし逆に、あのような話し振りでは、Macの優位性はどんどん差を縮められているような印象を与えかねないんじゃないかな。
むしろ、Pantherを開発している最中に、着々と内部で研究を進めていたんだ、我々は先を見据えつつ、ユーザの利益も考えて時を選んで発表している、とでも言うほうがいいような。

個人的には、64bit化の進み具合と、核になるUNIX層での多言語対応の進展が気になっている。UNIXのライブラリ群が64bit化されるようなので、期待している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.27

iMac 15 & 17 inchが販売終了

ビックピーカンにて、iMacの15インチ・モデルと17インチ・モデルが販売終了だそうである。20インチ・モデルはまだ売っているようだ。(15インチ、17インチ、20インチは、液晶ディスプレイの大きさのこと。)

15、17インチの両モデルは発売されてからしばらく経っているし、液晶の品質が良くなってきた最近では、少し見劣りするものだった。
おまけに、6/28からAppleは、WWDC (World Wide Developers Conference、開発者向け会議)を開催する。初日の基調講演で、新しいOS 10.4 Tigerの紹介が行われると発表されているが、それ以外に新製品が出るのか。
(注:日本時間では6/29の深夜〜早朝になる。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.23

VAIO type Aを一言で表現するなら

家電量販店をちょっと巡回してみた。価格を見たり、何を前面に押し出して売ろうとしているかを眺めたり。
5月に「SONY、動いた」で触れた、VAIO type Uなどはかなり前に見ていて、よくできるけど、手に持つと熱いんで買わないな、という判断まではしていた。
一方、VAIO type Aとまじまじ対面したのは、なぜか初めてだった。(見た事ない方は、リンクをクリックして、製品写真を見てください。)
展示台にのる勇姿。でかい液晶ディスプレイの両脇に、のっぽのスピーカーが控えている。

でかい……ほんっとーに、でっかい。
この机全部を占めちゃうような、でかくて黒っぽいのが、鎮座ましまして。
一言で表現すれば。

仏壇PC!

いや、マジで。
ステレオ・スピーカーから声明なんかが流れてきて、スクリーンセイバーに蓮の花や、金箔仏像の絵でもあれば、なお。

そんなこと、思うのは、私だけですか。そーですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.22

ルビは意外に面倒

ルビをふる必要が生じた。滅多にない、というより、いままで必要だったことがまずない。
通常テキストエディタで文を書くが、こういう場合はワードプロセッサか、TeXのような文書システムにお願いすることになるな。

あれこれ試していたが、よく考えれば私の使ってるエディタのひとつであるLightWay Textは、ルビがふれる。ちょっと使ってみたのだが、頻出する単語すべてにルビをふりたい場合も、一々指定してやる必要があって、意外に面倒。
ワープロソフトのEGWordも全然気が利かない。
こういうことは結局、MS-Wordが無難に効率がよいらしいことがわかる。うーむ…あんまり好きじゃないんだが、しかたないか…

そのMS-Word、ルビをいったんふると、今度は通常のテキスト検索でひっかからないことが判明。
通常のテキストではなく、拡張書式を持ったオブジェクトにしてしまうから、ルビを二重三重にふってしまったり、間違えて上書き処理する可能性が著しく減る、ということらしい。
ただ、あとであれこれ軽く手を加えるには、かえって面倒な状態。

どのソフトで処理するにせよ、一度それで走り出したら、なかなか他のソフトに切り替えられない特殊データになっちまう。RTFなどで相互に引き渡す、とかはうまくやれないし。(HTMLにするという手もありますけど、ちょっと役不足のようだ。)
まぁWordでやっちゃうけど、いずれをとっても帯に短し襷に長し。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.10

Mac OS Xのセキュリティアップデート2004-06-07

ここに書くのが遅くなっちまったけど、Mac OS Xのセキュリティアップデート 2004-06-07が出ている。
ソフトウェアアップデートで更新をかけられる。
また、アップルダウンロードページにも、Ver10.3.4用Ver10.2.8用が出ている。
これは、以前「Mac OS Xのセキュリティ問題、続いてる?」触れた件の、解となるもの。

アップルは、セキュリティアップデートの説明を開始したようだ。これまでの各セキュリティアップデートの内容について、簡潔にまとめている。
こういうものを出すのはいいことだけど、もっとわかりやすい場所にはっておいてほしいなぁ。
ただ、ページの最初にこうある。

===引用開始

この記事では、アップル製品に対するセキュリティアップデートについて概要を説明します。ユーザを保護するために、アップルはセキュリティの問題に関して、完全に調査を完了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまでは、問題についての公開、説明、確認を行いません。

===引用終了

うーん…万が一、アップルがパッチやアップデートを出すのに手間取った場合に、一時的な回避策だけでも情報が提供されないのかな。うーん…一歩前進したけど、もう一歩前進してほしいなぁ。

P.S.
新製品については、またあらためて。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.05

ビル・アトキンソン氏の語るMac誕生

Apple Computerが開発し、GUI普及の起爆剤となった、LisaとMacintosh。Lisaの誕生は1983年、Macintoshは1984年。(ちなみにTRONプロジェクトは1980年に提起され、1984年に立ち上がっていたことも、念のために並記しておく。つまり、Mac同様、TRONも20周年。)
そのGUIに関わる開発のほとんどを受け持った、Bill Atkinson氏の講演があったそうだが、日程があわずに私は行き損ねた。
以下にレポートがあがっている。

・「ビル・アトキンソンが語る『Mac誕生ストーリー』」(CNET Japan、5/13)

・「ビル・アトキンソン氏講演 in mACademia」(マサトレ、5/17)

個人の報告。だからこそというべきだろうか、貴重な写真がいくつも掲載されている。深謝。

・「ビル・アトキンソンが明かす Mac 誕生秘話」(Mactopiaのスペシャルコラム、林信行氏、5/28)

(上記リンクは最新コラムへのリンク、違う内容が表示された場合は「過去の記事一覧」の第166回第116回をクリック)

・「特別企画 AltoとMacのミッシングリンクがいま明らかに ビル・アトキンソン マッキントッシュを語る」(MacPeople 2004年7月号、柴田文彦氏、5/29発売)

最後の一つは雑誌を直接読まなければならないが、他は直接Web上の記事を参照できる。読めることに感謝。
上記の記事は、いずれもそれぞれの執筆者のアンテナにひっかかった部分を、写真なり記事なりでかいつまんで取り上げている。できればすべて目を通すことをお勧めしたい。

***

これらを読むと、かなりおもしろいことがわかる。特に、Smalltalkを一度でも起動して、簡単なプログラムでよいから、何か組んでみたことがある人には。
Alto上で動作するSmalltalkのデモを見たアトキンソン氏は最初、Smalltalkに非常によく似たウィンドウとスクロールバーを作っていた。ウィンドウは黒線の枠、タイトルはウィンドウ上部左端にあって、スクロールバーは左側。いくつかのSmalltalkシステムをいじったので記憶が混同しているかもしれないが、確かSmalltalk-80準拠の場合、スクロールバーはマウスのフォーカスが当たった場合に、ウィンドウの左側に現れる仕組みになっていたように思う。しかも、Smalltalk-80ではウィンドウを複数のペインに区切ることもよく行われていた。各ペインごとにスクロールバーが現れたり引っ込んだりしていたようにも記憶している。
これに比べれば、確かにLisa/Macintoshの示した、ウィンドウ右側に固定したスクロールバーが現れることは、視点の複雑な移動をなくし、現在作っているコンテンツに集中しやすい環境を形成していったことがわかる。矢印カーソルがテキスト選択しやすいようにI-Beam型に変わることも同じで、カーソルの形の変化がむしろテキスト作業をしやすくしている。また、最初は各ウィンドウ上部についていたプルダウンメニュー。ウィンドウの大きさが変化するたびに、メニューの見え方が変化するために好ましくないとして、画面上端に固定したメニューバーを発明することで解消している。
MacPeopleのみに入っている写真に、初期のLisaの画面のWindowがある(p.18の4番目の写真)。ウィンドウが画面上に散乱することがわかりにくくなるとして、ウィンドウを縮小してデスクトップに並べる写真。これなど、見る人が見れば「UNIXのX-Windowで、1990年代前半のウィンドウマネージャとして人気があった、twmによく似てるなぁ」と思うかも。
後続の人々が考えそうなおおよそのことを、試行錯誤をしながらか